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No.1611 PICA Fujiyama
2022年4月4日(月)〜5日(火)
大樹と瑛太は春休み中。
しかも大樹の塾がない日となるとこの日くらいしかない。
ということでなんとか仕事を休んでキャンプに行ってきた。
今日の1枚は焚き火を囲んでいるところ。
寒かったけど焚き火は暖かかった。
・
実は今回のキャンプの一番の目玉はキャンプ場に向かう道だったと思っているのだが
余裕がなくて写真がほとんど残っていない。
とにかく前日からの降雪で道路がことごとく雪道に。
そこに雪の備えのない車が押し寄せ
前にも進めず後ろにも戻れず
危うく立ち往生になってしまうところだった。
近くのドライバーさん達総出で動けなくなった車を押し
たまたまスコップを持っていた軽トラの運ちゃんが雪をかき分け
1台、また1台と少しずつ車を脱出させていく。
もちろん僕も雪まみれになりながら手伝った。
こうしてどうにか立ち往生の状態から脱出することができた。
(ちなみに僕はチェーンを持参していたのでウチの車は押してもらわずに済んだ)
東名御殿場インターで下り須走ICより東富士五湖道路を通ってキャンプ場に向かう予定だったのだが
その東富士五湖道路が雪のため通行止め。
山中湖へ向かう国道138号線も通行止め。
仕方がないので唯一通れそうな明神峠を通る県道147号線に向かったのだが
考えることは皆一緒。
そこで立ち往生にハマってしまった。
結局山中湖側から登ってくる道で大型トラックが道を塞ぐ形で立ち往生してしまい
どうにも先には進めなさそうだということが分かり
引き返す羽目になってしまった。
一時キャンプは本気で諦めた。
ところが戻ってみると東富士五湖道路の通行止めが解消していた。
ただし滑り止め必須とのことだったので
一度外したチェーンをまた着けて
ノロノロとキャンプ場に向かった。
・
こうしてどうにこうにかキャンプ場に到着することができた。
今回のキャンプ場は
PICA Fujiyama。
比較的新しいキャンプ場でコテージもきれいだった。
・
コテージは2階建て。
リビングは吹き抜けになっている。
実に素敵な作り。
・
焚き火をするため薪を買ってきた。
これまでだったら普通にこのまま使っていたが
ヒロシのぼっちキャンプを観たりソロキャンプの本を読んだりして
いろいろお勉強してきた。
事前に購入しておいたエビ鉈でまずは薪割り。
もっとスパンスパンと割れるのをイメージしていたが
思いの外割れてくれない。
かなり悪戦苦闘しながらなんとか1本の薪を細く分割した。
・
こちらは薪に火を点けやすくするフェザースティック。
こっちも思ったようにうまく出来なかった。
なんかニョロニョロのようになってしまった。
・
備え付けの焚き火台に薪を並べていよいよ着火。
焚き火台が雪で濡れていてなんか苦労しそう。
麻縄をほぐしたものにファイヤースターターで着火しようとしたが
火花は飛ぶものの点きそうもない。
仕方が無いのでライターで火を点けたが麻はあっという間に燃え尽きてしまった。
仕方が無いので着火剤を1個だけ使って点火。
まずフェザースティックもどきに火が点き
やがて薪割りした細い木に火が点き
そのうちに太い薪にも…。
これだけ湿った焚き火台で着火剤1個で火が点けられたのは
やっぱり薪割りとフェザースティックのお陰。
苦労した甲斐があった。
・
焚き火は焚き火として
食事はいつもの七輪で焼肉。
こちらは特に目新しいものもないので
なぜか写真も1枚も撮っていない。
やっぱり焚き火が楽しくて
結局薪をもう2束買ってしまった。
雪で外は寒かったけど
焚き火の周りは暖かかった。
・
朝食はロールパンにハムやらキュウリを挟んで食べた。
大樹と瑛太にいろいろ手伝ってもらった。
・
11時チェックアウト。
なかなか快適なコテージだった。
また来たい。
今日は快晴。
・
センターハウスの所からきれいな富士山が見えた。
昨日は全く見えなかったので今回これが初めて見えた富士山。
・
チェックアウト後
富士山パノラマロープウェイに向かったが
ちょうどお昼の時間でしばらく来なさそうだったので
目の前の河口湖でスワンボートに乗った。
大樹と瑛太だけではダメで僕も乗ることに。
これは乗らなかったユキちゃんが岸から撮った写真。
右上のピンク色のが僕達のスワンボート。
左下には本物のスワンが。
・
その後ロープウェイで山頂へ。
展望台からの眺め。
富士山はもう見えなくなっていた。
本当は昨日来ようと思っていた
ふじやま温泉に入ってのんびり。
いろいろあったけど
楽しいキャンプだった。
(PICA Fujiyama、その他で撮影)
No.1612 大樹 14歳の誕生日
2022年4月21日(木)
この日は大樹の14歳の誕生日。
瑛太はお兄ちゃんへのプレゼントとして
185系という電車の絵を描いた。
その絵を進呈したところ。
とても上手く描けている。
大樹はここ最近急速に身体が大人に変化している。
声変わりも進んでいるようだ。
ただ残念ながら中身の方は…。
別の日にビュッフェのお店でお祝いしたり
ケーキを食べたりして
大樹の誕生日を祝った。
(自宅にて撮影)
No.1613 富山旅行1日目
2022年5月3日(火)
ゴールデンウィークの3連休に富山に旅行に行ってきた。
本当は昨年8月に行こうとしていたのだが
コロナのため泣く泣く
直前に中止。
今回リベンジの富山である。
富山には
出張で何回か行っていて
結構気に入っていつか家族と一緒に来たいと思っていた。
今回家族と旅行に来て
それまで知らなかった富山の魅力に触れることができた。
本日トップの写真は
あいの風とやま鉄道の車両。
今回の旅行で大樹と瑛太が楽しみにしていたものの1つ。
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富山で僕が気に入ったのは
街中をひっきりなしに路面電車が走っていること。
しかも昔ながらの車両から最新の流線型のものまで。
これを見ているだけでも結構飽きない。
大樹と瑛太も興味津々。
・
ホテルに荷物を置き
富山駅からあいの風とやま鉄道で滑川まで移動し
ほたるいかミュージアム行った。
ホタルイカが富山名物なのは知っていたが
こんなミュージアムまであったとは。
しかもこの時期はまさに一年で唯一ホタルイカが捕れる時期ということもあって
中にはホタルイカの生体の展示もあった。
※ホタルイカは1年で死んでしまうため通年での飼育はできない。
この日館内にいたホタルイカはまさにこの日の朝地元の漁師さんから分けてもらったものらしい。
タッチプールもあって生きているホタルイカに触ることもできた。
ただしこの水は海の深いところから採取した深層水で
水温が驚くほど低い。
初め子供たちが水が冷たくてろくに手を入れられないようだったので
僕も試してみたら
本当に数秒手を浸けているだけで心臓が止まるほど冷たかった。
残念ながらホタルイカに手で触っているところの写真は撮れなかった。
・
この時期しかやっていないホタルイカの発光ショーも見ることができた。
真っ暗な室内でホタルイカがいる水槽の中の網を係の人が一気に引っ張ると
その網の上にいるホタルイカが驚いて発光する。
もっと明るいのかと思っていたが
本当に真っ暗にしなければ分からないほどの淡い光だった。
とても貴重なものが見れた。
・
ほたるいかミュージアムの上にある展望レストランで軽食をいただいた。
目の前に広がる富山湾が一望できてなかなか素晴らしいレストラン。
蛍烏賊の天ぷらとフライをいただいた。
・
滑川からあいの風とやま鉄道で富山に戻る。
遠くから近づいてくる車両を撮影する大樹と瑛太。
・
富山駅から今度は環状線の路面電車に乗る。
実は何度も出張で来ていながら路面電車に乗るのはこれが初めて。
切符などはなく社内にICカードをタッチする機械がある。
完全にバス感覚。
・
向かったのは
TOYAMAキラリという建物。
この中には富山市立図書館と
富山市ガラス美術館が入っている。
ここは新国立競技場や高輪ゲートウェイ駅をデザインした隈研吾という人がデザインした建物。
木が多用されたとても美しい構造となっている。
すでに5時を過ぎ閉館時間も近かったので建物の中をぐるっと見て出てきた。
・
夕食は居酒屋さん。
ぱっと目についた良さげな居酒屋さんに入ろうとしたらなんと予約で一杯。
仕方がないのでその隣の日本海庄やに入った。
ここですら少し待たされたがなんとか入れた。
やはりゴールデンウィーク
富山にも思いの外旅行客が来ているらしい。
チェーン店ではあるものの
富山の地のものも結構あって白エビの唐揚げなどを美味しくいただいた。
(富山にて撮影)
No.1614 富山旅行2日目
2022年5月4日(水)
富山旅行2日目はレンタカーで移動。
(ホテルの目の前のレンタカー屋さんだった)
この日まず向かったのは
海王丸パーク。
海王丸は横浜にある日本丸の姉妹船らしい。
(日本丸がお姉さん、海王丸が妹)
確かに日本丸そっくり。
・
海王丸パークにはなぜかクラシックカーが沢山停まっていた。
クラシックカーファンタジーin海王丸2022というイベントだったらしい。
ダイハツミゼットやハコスカなどの国産クラシックカーもあったが
とても珍しい車もいくつも停まっていた。
それらの紹介ばかりしているとキリがないので2台だけ。
上の写真は
メッサーシュミットKR200。
フロントガラスを含めた屋根全体がパカッと横に開いて乗り降りする。
中も見せてもらったがとても狭い。
下の写真は
アルピーヌA110。
(アルパインかと思ったらアルピーヌと呼ぶらしい)
かっけー!
・
この日はたまたま海王丸の総帆展帆の日だった。
人がぞろぞろと帆柱に上り帆を開いていく。
この日は天気が良くて気温も高く
これを眺めている間に随分日焼けしてしまった。
・
海王丸パークから出航するクルーズ船「
万葉丸」に乗る。
この近くには内川という運河があり
そこにかかる12本の橋をめぐるクルーズ(
内川 12橋めぐり)。
早めに並んだので船の後ろの方のオープンデッキを確保することができた。
・
まず1本目はこの
新湊大橋。
海王丸パークに来るときに通った橋。
でかくて高い。
・
新湊大橋の下を通ったところで1枚。
・
船は初めのうちはガントリークレーンもあるような港を進むが
やがて細い運河に入っていく。
・
運河にかかる小さい橋をくぐる。
なんだか妙に低い。
船の屋根ギリギリではないか。
頭を出していると非常に危険。
にも関わらず船はほとんど減速しない。
また頭を下げろといったような注意もされない。
大丈夫なんだろうか?
ユキちゃん曰く、後ろに立ってる船員さんが注意深くお客さんのことを見ていたとのこと。
本当に危ないときはその人から注意されるのかもしれない。
とにかく身の危険を感じるようなスリル満点の橋くぐり。
当然手を伸ばせば橋に手が届くので
みんなくぐるときに橋の裏側にタッチしていた。
・
そしてどの橋も個性豊か。
12本の橋全てが何かしらの特徴を持っていた。
とても楽しい。
・
運河沿いには味わい深い古い町並みがたたずむ。
家に出入りする人も手を振ってくれる。
なんだかとっても雰囲気のいいところ。
こんな天気のいい昼間もいいけど
夕暮れ時なんかもっといい感じになりそう。
運河沿いをブラブラ歩いても楽しそう。
・
船はやがて運河エリアを抜け前方に富山湾の海が見えてきた。
楽しかった12橋めぐりももう終わり。
なんだかちょっと残念。
・
この日は天気も良く
海の上のクルーズもなかなか気持ちいい。
前方に海王丸パークと新湊大橋が見えてきた。
そしてその遙か向こうには立山連峰の雄大な姿が。
この景色も富山が好きな理由の1つ。
出張の時に現地の人に聞いた話だと
富山は曇りが多く立山連峰が見えない日も多いんだとか。
今回はこんなにきれいな立山連峰が家族に見せることができて本当に良かった。
・
海王丸は帆を張り終わり美しい姿になっていた。
上の方の帆が張られていないのは
最近高所作業の安全規定が変わりまだそれに対応できていないためらしい。
・
クルーズが終了し次に向かったのは歩いて15分くらいの所にある
新湊きっときと市場。
「きときと」は富山弁で「新鮮な」という意味。
本格的な「市場」を期待していたのだが
どちらかというとドライブインもしくは道の駅のような施設だった。
富山県産に限らず全国各地のものが売られていた。
・
レストランなどもあったが
どこも混んでいておまけに少しお高め。
なんとかテーブルが確保できたので
出店などで軽食を買ってきて食べた。
トルネードウィンナー(長めのウィンナーが渦巻き状になって串に刺さったもの)と
油揚げ(分厚い筆箱のような油揚げを網で焼いて鰹節と醤油をかけただけのもの)。
僕は旭川以来好きになってしまったホタテのバター焼き。
美味しかった。
・
新湊大橋の下には
あいの風プロムナードという歩道があることが分かったので行ってみた。
ベイブリッジのような展望を楽しむための施設ではなく
ちゃんと富山新港を渡るための歩道。
自転車も通ることができる。
とても高いので眺めもいい。
途中まで歩いて引き返してきた。
・
今回のレンタカー、
トヨタ・アクア。
本当は
ヤリスに乗ってみたかった。
・
レンタカーで移動して向かった先は
富山港展望台。
エレベーターは無く階段で上る。
一見それほど高くなさそうだが
眺めはなかなか良かった。
・
レンタカーを返却し路面電車に乗って移動。
(レンタカーは1泊2日よりも1日ずつ借りる方が安かった)
(大樹はゲームをしているのではなくデジカメで撮った写真を見ている)
ドーミーインというホテルの
日帰り温泉に行った。
ドーミーインは僕が最近出張で好んで利用するホテル。
このドーミーインは今回の富山旅行でも泊まろうとしていたのだが
ゴールデンウィーク期間は結構お高かったので止めた。
日帰りで入ることができる入浴施設だけ利用してきた。
入浴後の休憩所ではアイス無料サービスもあった。
・
この日の夕食は前日に予約で一杯だった
癒し家というお店。
昨日の夜に予約しておいた。
僕達が家族連れだと分かると
奥の個室を使わせてくれた。
美味しくてなかなかいいお店だった。
・
今回僕達が利用しているのは
JAL CITYというホテル。
2部屋をつなげるコネクティングルームというタイプ。
上の写真は鏡に映っている訳ではなく
2部屋がつながる部分を通してそれぞれのベッドルームを撮影したもの。
ちなみにこのホテルがあった場所は
前回出張に来たときは古めかしいアパートのような建物が建っていた。
2年でこんな立派なホテルが建ってしまった。
駅前の駐車場だった場所にも立派な
商業施設ができあがっていた。
この2年で駅前がかなり変わった。
・
こんなニュースも見つけた。
富山LRT「南北接続」、地方交通の新潮流を生むか [東洋経済 2020/03/29]
(富山にて撮影)
No.1615 富山旅行3日目
2022年5月5日(木)
富山3日目はまず
富山環水公園に行った。
ここには
世界一美しいスタバと称される
スターバックス富山環水公園店がある。
さぞ混んでいるものと思って行ってみたら
意外と店内は空いている。
しかもテラス席も取れてしまった。
ということでテラス席でしばしお茶タイム。
上の写真、COFFEEのOとFの下辺りにユキちゃんが座っている。
・
昨日に引き続きこの公園から
富岩水上ラインという船に乗る。
この船は水のエレベーターと呼ばれる
中島閘門を通る。
実際に水のエレベーターを観光として楽しめる施設は国内でここだけらしい。
・
乗船した。
船尾のオープンデッキの席を確保できた。
・
出発して20分ほどで中島閘門に到着。
これは船の後ろ側を撮影したもの。
画面奥の方からやってきた。
1つ目の門を通り今それが閉まろうとしているところ。
門を通り過ぎると意外とすぐに閉まり始める。
・
門が閉まってもうだいぶ水位が下がったところ。
横の壁が黒っぽくなっているところまで水があった。
・
水位が下がりきって前方の門が開き運河の海側へ出た。
公園側の運河とはだいぶ雰囲気が違って普通の河川のよう。
僕達のコースはここですぐにUターン。
再び中島閘門を通り今度は水位が上がっていくところを楽しむ。
・
水位が上がりきり公園側の運河に戻ったところの桟橋に船を着け
中島閘門と操作室(左上の小屋)の見学。
船から見るだけでなく
陸地から見る水門もなかなか味がある。
かなり古めかしいのにちゃんと動くところが凄い。
・
再び乗船し富山環水公園まで戻った。
昨日乗った橋めぐりの船も楽しかったが
今日の水のエレベーターを通るクルーズも面白かった。
富山なかなかやる。
・
富山環水公園のすぐ前にある
富山県美術館。
その屋上にある
オノマトペの屋上にちょっとだけ寄った。
「ぐるぐる」とか「ふわふわ」とかさまざまなオノマトペにちなんだ遊具があってなかなか楽しげ。
見晴も良く富山環水公園を一望でき立山連峰もよく見える。
・
時間が無い。
急いで駐車場に戻りレンタカーに乗って次なる目的地へ。
この後
ますのすし本舗 源の工場見学の予定。
13時開始なのにすでに12時半。
ちょっと遅れそう。
一応電話で少し遅れると連絡を入れたがなんとかギリギリ1〜2分遅れで到着。
無事工場見学に参加出来た。
・
初めは
ますのすしミュージアムを案内してくれる。
ここは勝手に見て回ることもできるが
ちゃんと説明してくれるのがいい。
工場エリアは写真撮影禁止。
オートメーションされている工程もあるが
基本的には人の手による手作り。
なかなか手間がかかっている。
・
この後は大樹と瑛太がますのすし手作り体験に参加。
準備もバッチリ。
・
手作り体験中。
2人協力しあって頑張っていた。
こちらはガラス越しで見学。
・
1時間くらいかけてようやく完成。
通常売っているものより一回り小さいが
ほぼ同じものができあがった。
・
来たときは時間が無くて写真を撮ってる暇がなかった。
改めてますのすしミュージアムの前で記念撮影。
・
この日のレンタカーは念願の
ヤリスだった。
運転していると分からないが
後部座席が狭くて見通しも悪く
思いの外悪評だった。
・
いよいよ富山ともお別れ。
帰りの新幹線の中で今日作ったますのすしをいただいた。
・
三日間とも良く晴れ気温も熱いくらいで天気には恵まれた。
立山連峰もよく見えた。
みんな大満足の富山旅行だった。
(富山にて撮影)
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