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No.651 たいちゃん不調のこどもの日
2010年5月5日(水)
たいちゃん不調のこどもの日
江ノ島に行った翌日にたいちゃんは熱を出した。
初めは37度台だったのだがじわじわと上がり続け気が付けば39度に。
普通大人だったら39度もあれば動けなくなるのだが
なぜかたいちゃんは普段とあまり変わらず元気。
寒気とかしないのかな?
連休中だったためかかりつけのお医者さんにも診てもらえず。
急患でどこかの病院に診てもらうことも考えたが
インターネットで調べたところ
突発性発疹である疑いが強い。
熱は3〜4日で勝手に下がるようなのでしばらく様子を見ることにした。
昼間は元気なたいちゃんも夜はそれなりに辛そう。
ここでも別に寒気がする訳ではなくむしろ暑がっているみたい。
以前お医者さんに勧められて買った脇の下を冷やすことができる保冷パックを使って寝かせているのだが
それもすぐに暖まってしまう。
何度も夜中に暑くてたいちゃんが起きるたびに
保冷パックを交換したり
水分補給や汗をかいた服を着替えさせたりした。
翌日も翌々日も熱は一向に下がらない。
ずっと39度を行ったり来たり。
夜には40度に達しそうなことも。
本当に大丈夫なんだろうか。
たいちゃんは熱だけでなく咳も結構出るので
今度はマイコプラズマ肺炎を疑った。
いずれにしても救急車を呼ぶほどの病気では無いみたい。
連休が明けるのをじっと待った。
上の写真はそんな5月5日のこどもの日に
昨年おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらった五月人形の前で撮ったもの。
具合が悪いのに無理矢理立たせて撮った訳ではなく
基本的に元気なため家の中は結構普通に動き回っているのだ。
それでもいざ写真を撮るとどれも見るからに調子悪そうな写真ばかり。
なんとか一番調子良さそうなものを選んだのがこの写真。
人形ケースの左にぶら下がっているのは
保育園でたいちゃんが作った鯉のぼり。
胸びれがたいちゃんの手形になっているのです。

ちなみにその後のたいちゃんであるが
翌6日にかかりつけのお医者さんに診てもらったところ
突発性発疹でもマイコプラズマでもなく
今流行りの風邪らしい。
「もう2〜3日は熱が続きます」
とのこと。
その言葉を信じ看病を続ける。
処方してもらった漢方系の薬もヨーグルトに混ぜて食べさせたがほとんど変化無し。
元気だったたいちゃんもあまり食欲が無いため徐々に体力も落ち始めた。
しかし9日朝になって突然体温が平熱に下がった。
なんとか乗り切ったらしい。
やっぱり健康が一番。
しかし今度は僕にその風邪が伝染ったみたい。
ひどい咳とあと熱も少々。
まあ仕事を休むほどではなかったけど...。

せっかく天気が良かった今年のゴールデン・ウィークは
そんな感じで終わっていきました。
(自宅にて撮影)
No.652 並んで歯磨き
2010年5月22日(土)
並んで歯磨き
僕がよくソファーに腰掛けて歯を磨いているせいか
最近たいちゃんに歯ブラシを渡すと
わざわざソファーによじ登って
座って歯を磨くようになった。
(実際には単にくわえてるだけだが)
僕もその隣に座って仲良く並んで歯磨き。
この後僕が口をゆすいだ後
ちゃんとたいちゃんの歯磨きもしてあげるのだ。

※ちょっと行儀が悪いようだが
歯磨きを付けずにテレビなどを見ながら長い時間磨く
いわゆる「ながら磨き」は
会社の産業医の先生にも推奨されているのだよん。

〜おまけ(とはいえちょっと長い)〜
ゴールデン・ウィーク前から僕もちょっと風邪を引いていたのだが
たいちゃんの高熱が治まった辺りから症状が少し変わった。
極度の鼻づまりで
鼻の周りというか奥の方全体がじんじんと痛む。
鼻をかむと黄色い鼻水が出る。
単なる鼻風邪で放っておけば治るだろうと思っていたのだが
それから一週間経っても全く症状が変わらない。
ちょっと思い当たる節があり「ちくのう症」をWebで調べてみると
僕の症状とぴったり当てはまった。
早期治療がいいらしいので
その日の夕方に会社の近くの耳鼻咽喉科に行ってみた。
頭のレントゲンを撮ったところ
鼻の周囲に白い陰が写っていた。
どうやら膿が溜まっているらしい。
診断結果は急性副鼻腔炎(=ちくのう症)。
「膿、抜いといた方が楽だから抜いちゃいましょう」
初めて診てもらう色の黒い元気の良さそうな先生はそう言った。
いったい何が始まるんだろう。
2〜3cm角くらいの大きさのガーゼに何か液体を染みこませ
特殊な棒を使っていきなり鼻の穴に突っ込まれた。
そんなもの入るわけ無い!
と思ったらスルスルと鼻の奥に入っていった。
これは結構衝撃的な出来事だった。
鏡で自分の鼻の穴をのぞくと
少し奥に小さい穴があってそれより手前の部分しか見えない。
しかしその穴の奥に実は広大な空間が広がっていることをこのとき実感した。
結局左右の鼻の穴にそれぞれ2枚ずつのガーゼを入れられた。
次はなぜか点滴。
多分抗生物質のようなものを入れられたのだと思う。
実は記憶に残っている限り点滴をするのはこれが初めて。
次から次へと新しいことが起こっていく。
10分くらい横になって点滴をした後
少し待合室で待たされた。
その間2〜3人の診察が行われた後
再び僕の名前が呼ばれた。
診察台に座ると
「さあ、やるぞ!」
と先生が気合いを入れた。
緊張が高まる。
診察台の椅子は少し斜め上を向いている。
看護婦さんから銀色のトレイを渡されて
自分でそれをあごの下に支える。
初めに入れられたガーゼを取り出して麻酔注射。
多分ガーゼも麻酔だったのだろう。
針の長い注射器をスルスルと鼻の奥に突っ込み
奥の壁に突き刺した。
ガーゼの麻酔のせいかあまり痛くはなかったが
それでも少し痛くて嫌な感じがした。
それからがすごかった。
いろんな形の棒の機材を使って処置が始まった。
「少し音がしますよ」
先生はそういうと棒を鼻の奥に突っ込んで
力を込めて奥の壁に対して何かし出した。
力一杯奥の壁に穴でも開けんばかりの勢い。
頭の内側からミシミシミシと音がする。
頭蓋骨がきしんでいるのか!?
麻酔のお陰か
処置が施されている鼻の奥は
痛いような痛くないような変な感覚。
でも決して気持ちのいいものではない。
それよりも鼻の入り口や上唇の辺りが
鼻に突っ込んでいる機材が当たって結構痛い。
左右の鼻の穴から代わる代わる棒を突っ込み
力一杯の激しい処置が続く。
もう何がなにやら。
やがて鼻から何か液体が流れる感覚。
多分血だ。
正味5分くらいだったんだろうと思うが
10分とも20分とも思われるような凄まじい治療は終わった。
全身から力が抜けてどっと疲れた。
それから看護婦さんにより水で鼻を洗浄させられ
特殊なチューブで何かの気体を吸引させられた。
その間も鼻から血が出続け
ティッシュで抑え続けた。
処置中にトレイの支え方が悪かったのか
シャツに血が付いてしまっていた。
看護婦さんが水で拭いてくれたが完全には落ちなかった。
しかし処置の凄まじさで頭が呆然としていて
もうそんなことどうでも良くなっていた。
再度先生に呼ばれた。
「外科的処置をしましたから少し血が出ます。明日また来てください」
外科的処置ってことはある種の手術のようなことをしたのかな。
両方の鼻の穴に綿を詰められた。
まさか初診でこんなすごい治療を受けることになるとは思ってもみなかった。
受付でお金を払った後、鏡で顔を見ると
綿が鼻の穴からはっきりと見えていてものすごく格好悪い。
さらに鼻の下と唇には血の跡も残っている。
薬局で処方された薬をもらう間に
とりあえずトイレで顔に付いたの血を落とした。
鼻に綿を詰めているにもかかわらず
その隙間から鼻水のようなものがどんどん出てくる。
ティッシュをもらい鼻を押さえながら会社まで戻った。
時はちょうど帰宅時間。
大勢の会社の人とすれ違った。
あまりじろじろ見られることはなかったが
まともに見れば鼻をぶん殴られた人のように見えただろう。
なんとか会社にたどり着いたが
たいした仕事も残ってなかったので
すぐに帰ることにした(この日は車通勤の日だった)。
家に着いてからも血の混じった鼻水がだらだれ出続け
ゴミ箱は赤いティッシュで一杯になった。
ちょっと心配だった麻酔が切れた後の痛みは全くと言っていいほど無かった。
こうしてちくのう症の壮絶な治療の一日は終わった。
その後も医者にはほぼ毎日通い
処置したところの洗浄をしてもらっているが
お陰で症状は急速に改善している。
血はもうほとんど出なくなったし
鼻の周りのじんじんした痛みも無くなった。
この歳になってものすごい経験をさせてもらった。
(自宅で撮影)
No.653 たいちゃんと歩く
2010年5月22日(土)
たいちゃんと歩く
横浜山下公園に車を駐めて
山下公園から赤レンガ倉庫の辺りをブラブラ。
たいちゃんは外にお出かけするときは僕の抱っこをせがむ。
無理に歩かせようとすると泣いて抵抗する。
これが最近のちょっとした悩み。
せっかくのお散歩なのになかなか歩いてくれないのだ。
でも初め抱っこしていても
そのうち本人の気が乗ってくると
自ら歩いたりする。
上の写真もそうやって本人ノリノリで歩いてるところ。
たいちゃんが歩けるようになって間もない頃は
すぐに転んでしまったりして(たいちゃんは手をつかずに頭から転ぶ)
なかなか気が気じゃなかったのだが
最近はずいぶんと安定して歩けるようになった(転ぶときも手を突けるようになった)。
こうやって手をつないで普通に歩いていると
たいちゃんの成長を実感し
ちょっとうれしかったりする。
たいちゃんと僕

旗
この日は山下公園の前の海で
ドラゴンボートのレースをしていた。
ボートの上で叩く太鼓の音がなかなか威勢がいい。
見てるとこっちまで参加したくなってしまう。
たいちゃんは柵に括り付けてあるドラゴンボートの旗が気に入ってしまったみたい。
じゃれて楽しそうにしていた。
(横浜赤レンガ倉庫と山下公園で撮影)
No.654 5月なのにオクトーバーフェスト
2010年5月25日(火)
オクトーバーフェスト
昨年も来た日比谷公園で開催の5月なのにオクトーバーフェスト
前回は日曜日に来てものすごい混雑と雨で結構悲惨だった。
その反省を活かし今年は天気の良い平日に休暇を取って来た。
たいちゃんも保育園でいない(許せ、たいちゃん)。

オクトーバーフェスト
平日の午後なのに結構人が多い。
みんな何してる人たちなんだ?(人のこと言えない)
ちょうど空いた噴水池沿いのテーブルを確保することができた。
さっそく適当なお店でおいしそうなビールを買ってきた。
うーん、うまい!
ドイツを思い出す。
天気も良くて最高ー!
それぞれのビールは一杯1,500円。
なんとなくお祭り気分なのであまり気にしてなかったが
冷静に考えると結構高い。
それでもソーセージなんかを食べながら
ユキちゃんと2人で5〜6杯飲んだ。
久々にたいちゃん抜きで2人きりで楽しんだ午後のひとときだった。
オクトーバーフェスト
(日比谷公園で撮影)
No.655 鹿沼公園
2010年5月29日(土)
SLとGT-R
鹿沼公園という公園に
子どもが楽しめる交通公園があるというので行ってきた。
JR横浜線淵野辺駅から徒歩5分。
30分交代で自転車や足で漕ぐ自動車などの乗り物を借りて
信号機や踏切などがある園内の道路を走れるようになっている。
たいちゃんくらいの小さい子は
紐が付いていて親が引っ張るクルマ(スカイラインGT-R)。
しかも道路コースは走れず専用のエリアのみ。
それでも思いの外たいちゃんは喜んでいた。
連れてきた甲斐があった。
上の写真はすぐ隣に展示されている蒸気機関車D52の前を
たいちゃんが乗るクルマを引っ張っているところ。
GT-Rに乗り喜ぶたいちゃん

しかしさすがに同じ場所をぐるぐる回っているだけでは
たいちゃんも飽きてくる。
30分ともたず20分くらいでクルマを降りてしまった。
そのままクルマは返却。
同じ時間帯には他にもたいちゃんくらいの子が何人もいたのだが
みんな同じくらいにクルマを返していた。
やっぱり道路のコースを走りたいねー。
その後はD52を見て公園内をブラブラして帰った。
(鹿沼公園にて撮影)
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