No.411 カナダの旅その8〜モン・トランブランをハイキング
2005年9月21日(水)
ゴンドラリフトに乗ってモン・トランブランの山頂へ向かう。
ゴンドラリフトは日本でもよく見かける8人乗りのもの。
僕たちが乗った時は結構空いていたので2人だけで乗ることができた。
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ゴンドラリフトからモン・トランブラン周囲がよく見える。
天気は決して悪くはないのだが雲が多く時々太陽が隠れてしまう。
この時ちょうど地元の中学生くらいの生徒が修学旅行か何かで来ていたようで
反対側の下りのゴンドラリフトでどんどん下山していた。
かなり離れたところからでも僕たちのことが日本人だと分かるらしく
ゴンドラリフトがすれ違う度に
「コニチワ!」
と小さな窓越しに大声で声をかけてきた。
こっちが手を振ると向こうも喜んで手を振り返してくる。
日本人ってそんなに人気があるのか?
それとも単にからかわれてるだけ?
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山頂に到着。
結構広い。
山小屋のようなレストランが2軒とアンテナの塔が建っていた。
上の写真に見えるのはリフトとレストランの混み具合を示す電光掲示板。
スキーシーズンはかなりにぎわうんだろうか。
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山頂の周囲をぐるりと一周できるトレイルがあるみたいだったので
せっかくなので一周してみることにした。
歩き出し早々前から真っ赤な顔して汗だくの女性が歩いてきた。
このトレイルってそんなにハードなの...!?
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草原のような所と木が生い茂った所を交互に歩いていく感じ。
草原の所は冬ゲレンデになる所だろう。
木で生い茂ったところは完全に登山状態。
結構歩き堪えがある。
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視界が開けたところから遠くにわずかだが紅葉しているのが見えた。
そことうまく一緒に写るように記念撮影(本日トップの写真)。
もう2〜3週間時期が遅かったら
この辺りは一面真っ赤な紅葉に包まれていたはず。
(実はそれが見所の場所だったりする)
休みの都合でそこまで待てなかったのが残念。
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かなり歩いた。
だいぶ疲れてきた。
途中写真を撮りながらというのもあるが
もう歩き始めてから軽く1時間を超えている。
そろそろ一周してもいい頃だろう。
そう思い始めた頃に遠くに見晴台のようなものが見え始めた。
きっとゴールが近いに違いない。
がんばれ!
あと少しだ!
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木でできた見晴台。
上ってみる。
この時は風が強く見晴台の上に上ると風で会話ができないほど。
でもさすがに景色は良かった。
遠くの方までよく見えた。
見渡す限りの大自然。
カナダっていいな〜。
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見晴台からモン・トランブランの山頂が見えた。
ゴールは目の前。
がんばって行こー!
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なんとか無事に到着。
結構いい運動になった。
この後山頂のレストランで昼食。
カフェテリア方式のレストランだったのだが
この時はすでにお昼の時間を大幅に過ぎていて
残り物のハンバーガーとかポテトフライのようなものしか残っていなかった。
僕はもちろんビール。
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ゴンドラリフトに乗って下山。
天気も良くなっていて眺めも良好。
所々に見える貴重な紅葉。
これが見れただけでも結構満足。
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最後におまけ。
ゴンドラリフトを降りたところにあった巨大なチェアーに座って記念撮影。
(モン・トランブランにて撮影)
No.412 カナダの旅その9〜サン・ソヴェール・デ・モンを散歩、そして旅の終わり
2005年9月21日(水)〜22(木)
モン・トランブランのハイキングから帰ってきて時間はもう夕方の4時。
ユキちゃんが最後に1カ所だけ行きたいところがあると言う。
「地球の歩き方」に載っていた
サン・ソヴェール・デ・モン(St-Sauveur-des-Monts)という町がちょっと良さそうなのだ。
そこはモントリオールからここへ来る途中にあった町。
カナダの旅ももうわずか。
こうなったらどこへでも行ってやる。
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車でモントリオールへの道を戻る。
ほとんどずっと山の中のハイウェイなので走っていて気持ちが良い。
近いと思っていたが時速100km以上で飛ばしてたっぷり1時間以上かかった。
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やっと到着したサン・ソヴェール・デ・モン。
うまいこと公共のパーキングがあったので車を停めてちょっとお散歩。
確かに道路の両側にかわいいお店がたくさん並んでいる。
休日の昼間だったらもっとにぎわっていたのかもしれないが
平日のしかもすでに5時半過ぎでは人もまばら。
しかしここにも日本人観光客のバスが乗り付け日本人がたくさん歩き回っていた。
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一通りブラブラしたところで小さなカフェで一休み。
ちょうどお店の中は1ヶ月先のハロウィンに向けて飾り付けをしている真っ最中。
基本はアメリカと同じカボチャのお化けなのだがちょっとだけ人形の感じが違う。
やはり地方により「色」というものがあるようだ。
ユキちゃん曰く「あんまり可愛くない」とのこと。
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最後に見つけたこの町の教会。
結構立派。
時間も時間なので中には入らなかった。
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再び車を飛ばしてモン・トランブランのホテルへ。
着いた頃はもう8時近くて辺りは真っ暗だった。
夕食を食べに再び外へ。
どの辺りにレストランがあるか分かっているのでもう余裕。
夜の散歩を楽しみながらレストランへ向かった。
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夕べとは違うレストランに入る。
食べたのはサラダとチキンの料理。
これがカナダ最後のディナー。
食べながらそれまでのカナダの記憶が蘇る。
長いようであっと言う間だった。
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翌朝10時の飛行機で日本へ帰る。
ここからモントリオールまでは普通なら3時間もあれば着く距離だが
朝は絶対渋滞があるだろうと見込んで朝5時にチェックアウトしてホテルを出発。
辺りはまだ真っ暗。
初めのうちは順調だったがやはり山を降り街に近づくにつれどんどん車の数が多くなってくる。
モントリオール市内に入って思った通り渋滞にはまった。
結構すごい渋滞。
ほとんど進まない。
時間にはかなり余裕を持っていたがそれでも時間がどんどん過ぎてちょっと焦る。
でもそのうちなんとか渋滞も抜け空港まで到着することが出来た。
困ったのは空港近くにガソリンスタンドが無かったこと。
レンタカーを返す前に満タンにしておきたかった。
仕方がないので空港の周りをガソリンスタンドを探してウロウロ。
どうにか小さなガソリンスタンドを見つけて無事満タンにして空港へ向かう。
そしたら空港に入ってレンタカーのパーキングへ向かう途中にちゃんと一軒ガソリンスタンドがあった。
もしかしたらそうじゃないかなーとは思っていたのだが...。
レンタカーを返し空港でチェックインも済ませ無事帰路へつくことができた。
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一週間だったがほぼ毎日違うところを観光できたのでたっぷり楽しむことができた。
特にケベック・シティは本当に意外な発見。
カナダのこんな地方にこんな面白い町があるなんて思ってもみなかった。
まだまだ世界にはいろんな所がある。
今回はいわゆるパック・ツアーには参加せずに基本的に全て自分たちで手配して行った初めての完全なプライベート・ツアー。
飛行機やレンタカーは日本にも支社があるのでそこで手配しできるし
ホテルは今時インターネットで全て予約ができる。
便利な世の中になったもんだ。
昨年Austin滞在中にユキちゃんと行った
ラスベガス&グランドキャニオン・ツアーの時のように
またいろいろなトラブルが起こるのかなとちょっと覚悟はしていたのだが
恐ろしいほど何事も無く全てが順調だった。
カナダの人とも触れ合うことが出来ていい旅だった。
カナダの人はみんな気が良くて親切。
僕のたどたどしい英語でも嫌な顔一つせず親身に応対してくれた。
カナダ、気に入りました。
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最後に今回買ってきたお土産一覧。
もらえなかった人はこれ見てもらった気になってください。
※「フランス語」と書かれた本だけは成田空港で買っていったもの。
もしフランス語しか通じなかったらどうしようかと心配になって急遽買ったのだが
英語だけで全く問題無かった。
(サン・ソヴェール・デ・モン、モン・トランブランにて撮影)
No.413 ぶどうの丘
2005年10月9日(日)
長らく引きずっていた「カナダの旅・編」もやっと無事最後まで書き終えた。
しかしその間に気が付けば世の中はすでに12月。
9月にカナダに行ったあとにもいろいろここに書きたいイベントはあった。
ということでこれからしばらくはたまったネタを写真1枚で簡単に紹介していきたいと思う。
(夏休み最後の一週間に一気に書く夏休みの日記のノリ)
〜T. O 2005.12.12〜
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ここは山梨、勝沼の
ぶどうの丘。
ここにはワインカーヴという地下のワイン貯蔵庫がある。
勝沼町推薦の170余りの地元ワイン銘柄が揃う。
1,100円払ってタートヴァン(ソムリエが使う試飲用のカップ)を買うと
好きな銘柄を好きなだけ試飲することが出来る。
こういうのが楽しめるのもユキちゃんが運転免許を取ってくれたお陰。
日本酒と同じくワインの試飲も基本的には酔ってしまわないように味だけ見たら吐き出してしまうべきもの。
でもせっかく1,100円も払ってゲットした試飲権。
誰一人として吐き出す人はいなかった。
ここぞとばかりに高そうなワインを試飲して楽しむ。
いくらカップが小さくてもいくつも試飲していれば結構酔っぱらう。
ああ、つまみが欲しい。
チーズが恋しい。
こうして数あるワインの中から比較的リーズナブルな値段でおいしい赤ワインをいくつか選んだ。
リーズナブルと言っても1本3,000円くらい。
※普段僕たちが飲んでいるワインは1,000円前後。
でもやっぱり試飲して選べるのはいいね〜。
ここにはなぜか日帰り温泉もある。
さんざん試飲した後温泉に入ってすっかりゆでだこになって帰った気持ちの良い1日だった。
(ぶどうの丘、ワインカーヴにて撮影)
No.414 日帰り伊香保温泉
2005年11月5日(土)
2年前に大学の友人の一人、ゴリさんが前橋に引っ越してしまった。
それ以降ゴリさんは僕たちが東京の方で飲み会をやるたびにはるばる前橋からやってきてくれていた。
前回飲んだ時にゴリさんが住んでる所の近くの伊香保温泉に
秋になったらみんなで行こうと話した。
しかし結局みんなの都合が合わずに残念ながら取りやめになってしまった。
でも僕は特に予定が無かったのでユキちゃんと2人で行ってきた。
まずは前橋にあるゴリさんのお宅に立ち寄る。
ゴリさんが乗っている車もうちと同じフィット。
上の写真はゴリさんちの駐車場で2台のフィットを並べて撮影したもの。
この後ゴリさんの赤いフィットに乗り換え伊香保温泉へ向かう。
途中ゴリさんの奥様ご推薦のうどん屋さんでとってもおいしいうどんをいただき
伊香保温泉の日帰り温泉をのんびり楽しんだ。
最後はゴリさんちの近くの飲み屋さんで飲んで食べて
ユキちゃんの運転で家路についた。
久々にゴリさんと積もる話をすることができてとっても楽しかった。
今度はまたみんなで集まりたいものである。
(ゴリさんちの駐車場で撮影)
No.415 我が家に液晶ワイドテレビがやって来た
2005年11月6日(日)
ついに我が家にも液晶ワイドテレビがやって来た。
シャープの45V型
液晶AQUOSである。
はっきり言ってこいつはすごい。
画質もいいがやっぱりなんと言っても画面がでかいのがいい。
プレステでエースコンバット(フライトシミュレータ)やリッジレーサー(上の写真で画面に映っているもの)なんかをやると
大迫力で酔いそうなくらい。
夜に部屋の電気を消してDVDの映画を観ればまるで映画館にでもいるような気分になる。
地上波デジタル放送もバリバリ入る。
地デジの画質の良さを知ってしまうともうアナログ放送には戻れない。
このテレビが来てから我が家のテレビライフは大きく変化した。
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少し前から薄型ワイドテレビに興味を持つようになった。
最初は32V型くらいのものかなーと考えていたが
お店で見比べるとやっぱり大きい方がいい。
液晶がいいのかプラズマがいいのかも迷った。
初めはワイドテレビならやっぱりシャープのAQUOSでしょと決めていたのだが
プラズマも色が鮮やかで結構いい。
しかしいろいろ調べていくうちにフルHDというキーワードがあることが分かった。
水平1,920x垂直1,080という解像度がフルHDと呼ばれるもので
現在世に出ている多くのワイドテレビ(40V型前後未満のもの)が実はこれに満たないことが分かった。
こういうテレビはテレビ内部で画像サイズを調整しているらしい。
来年くらいからフルHD対応のワイドテレビが続々出てくるようだ。
だったら慌てて今買うことはない。
今年はまだワイドテレビ購入は待ちということになった。
そう思っていた矢先うちの会社の社員専用のネットショッピング(社販のようなもの)で
液晶AQUOSの45V型が台数限定で破格の値段で売りに出された。
ヨドバシカメラのポイント還元などを加味しても十分安い。
しかもこのAQUOSはフルHDにも対応している。
今発売している最新の液晶ではないのが少々気になるが
お店でさんざん見比べたがほとんど違いは分からなかった。
いろいろ考えたあげく思い切って購入に踏み切った。
買って後悔は全く無し。
むしろもっと前からあっても良かったくらいだ。
・
下の写真はそれまでの使っていた25インチのソニーのトリニトロン・テレビ。
初めてこのテレビが来た時もその大きさに感動した。
もうきっとブラウン管のテレビを見ることも無いだろう...。
(我が家のリビングで撮影)
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