地震予知

地震による名古屋市内の「震度分布」、「液状化危険度」、「被害予測」については
名古屋市消防局のホームページ参照(防災→地域危険度情報)
□ 地震予知
東海地震は、その発生のメカニズムや予想震源域・歴史的資料から、現在日本で唯一余地が可能とされている地震です。東海地震の予知は、気象庁などの国の機関が中心となり、歪計などの観測機器を使って24時間監視を行い、観測データの変化をとらえ、それが直ちに東海地震の発生に結びつくかどうかを判定しようとするものです。
 東海地震に関する情報と対応(7月28日改訂)
 
情報名 主な防災対応 情報名 主な防災対応

東海地震
予知情報


● 警戒宣言
● 地震防災警戒本部設置
● 地震防災応急対策の実施
 

東海地震
予知情報


● 警戒宣言
● 地震防災警戒本部設置
● 地震防災応急対策の実施
 

東海地震
注意情報


● 準備行動開始の意志決定
● 救助、救急部隊、医療関係者などの派遣決定
● 住民への広報
 
判定会招
集連絡報
● 職員緊急参集
観測情報
● 情報収集連絡体制
 

東海地震
観測情報


● 情報収集連絡体制
 
解説情報
● 特になし
 

 東海地震予知情報

「予知情報」は、地震発生のおそれがあり、本格的な警戒態勢をとるように呼びかける場合に出される。首相はこれを受けて、警戒宣言を発令、地震防災警戒本部が設置される。

■ 東海地震注意情報

「注意情報」は、地震の前兆現象が高く、国や自治体、住民が防災対応の準備を開始すべき段階に出される。
関係機関は救助、消火部隊、医療関係者の派遣準備や物資の点検、必要に応じた児童生徒の帰宅などの準備を始める。また住民の旅行の自粛なども呼びかけられる。

■ 東海地震観測情報

「観測情報」は、東海地域の観測データに異常が現れたものの、地震の前兆の可能性が直ちに判断できない場合などに出される。
その後地震発生のおそれがなくなったと認められたり、東海地震の前兆現象とは直接関係ないと判断されたりすれば「安心情報」であることが明記され、追って発表される。