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全国秘湯巡り・岩手
第1日目 東京→平泉→中尊寺→
毛越寺→
須川温泉(須川高原温泉)(泊) |
栗駒山登山は須川温泉からは2つのルートがある。
昭和湖経由が一般的だが、自然観察路経由で登り、昭和湖
側に降りることにした。
登山道は良く整備されており、危険も少ない。
天候が次第に悪化し稜線にでるころは頂上は完全にガスって
しまった。
付近の紅葉は7〜8分。
稜線から頂上までは、急登で20分ほどだった。
人声が聞こえ、20人ほどがたむろしていた。
聞くと、宮城県側からの登山者で、前夜は駒の湯泊。
横浜からのバスツアーとのこと。リーダーは登山に詳しく、
毎年何回かのツアーがあって、メンバーは固定している
とのこと。
これから須川温泉に下り、バスは先回りして
待っているはずだとのこと。
他の数組は須川温泉から昭和湖経由の登山者。
頂上は風が強く、快適ではないので、下山にかかる。
他の登山者も、相前後して下り始める。
昭和湖ルートも道はしっかりしており、北側斜面にくると
風も弱まり、時折頂上も姿を見せ始めた。
昭和湖で昼食。
天候は回復気味で、後の下りは、快適なハイキング。
時間が早く、これから頂上を目指す人もいる。
名残が原から浄土平経由で下山。
20年前は3時間半の登山だったが、今回は5時間以上掛かって
ゆっくりとした登山となった。
(須川温泉の温泉プール)
温泉本館裏の温水プールで、幼児たちが水泳している。
聞くと宮城県迫町(はざまちょう)の錦保育園の園児とのこと。
子供たちが何とも屈託がなく楽しげだった。
須川温泉の良さは何と言っても豊富な湯量。
また大きな浴槽も魅力で、日帰り温泉で多めの人が入っても
混雑度は全くない。
須川温泉のホームページ(割引があるよ)
須川高原温泉
一関10時半で、そのまま帰郷するのはもったいない。
ひろさんのお奨めは、水沢市郊外の「奥の正法寺」の参拝。
曹洞宗の古刹で、茅葺き屋根では日本一と言われる。
庫裡の茅葺き屋根の改修が数年がかりで終わりに近づき、平成12年
から、いよいよ本堂の屋根の改修に入るという。
これも数年がかりで行い、全部で10年もかかる大改修とのこと。
平成の大改修との呼び声が高い。
タクシーで新幹線水沢江刺駅に戻れば、3時間足らずで 東京駅に着く。
須川温泉へのアクセス。
JR一関駅から須川温泉行きバス(1日2本)→冬季運休。 |
正法寺へのアクセス。
JR水沢駅からバス(1日数本)。 (タクシーは約 3,500 円) |