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全国秘湯巡り・山梨市 2015

山梨県湯巡り旅 2015

第1日目 大船→新宿→甲府→塩崎→甲府→石和温泉
第2日目 石和温泉→山梨市→新宿→大船

第1日目

● 甲斐市の百楽泉

(石和温泉公衆浴場)
石和温泉公衆浴場 山梨県は火山が無いものの、点在する共同浴場は結構な名湯が多く、また地方自治体の経営する日帰り温泉はかなりの数にのぼる。
甲府市を中心に熱源を温泉にした銭湯も数多くあり、首都圏から近いこともあって訪れる人が多い。

一方、甲府市に近い石和温泉郷は昭和期の半ばに開発された温泉郷で高度成長期と時期が一致したため急速に発展したが、団体旅行から個人旅行に主体が移り、現在時代に即応した温泉郷に衣替えを急いでいる。
その石和に公衆浴場があることはマニアの間で知られている。午後3時からの営業開始なので立ち寄る機会がなかったが、石和温泉郷に泊まればが石和の公衆浴場にも入ることが出来る、と計画したのがこの旅・・・。

で、朝のあずさに乗って甲府を越えて塩崎駅まで行き、甲斐市の運営する「百楽泉」に入り、甲府に戻って一湯「大滝温泉」に入り、午後、石和温泉郷に泊まることにした。時間の余裕があるから石和の銭湯の探訪が可能になる。

鎌倉から新宿までは、湘南新宿ラインで大層便利になった。
だが、新宿駅はいつも工事中で、年に一二回の利用ではその変貌になかなかついて行けないが、何とか中央線のホームにたどり着いた。

(新宿駅の特急「あずさ号」)
 
(甲府駅のJR東日本の普通列車)
「あずさ号」
 
JR東日本の普通列車

あずさ号は八王子を過ぎるとスピードを出す。
笹子トンネルを過ぎると甲府盆地で車窓からの果樹園やブドウ畑が生き生きとしてくる。
甲府駅で普通列車に乗り二駅目が塩崎駅。

事前に百楽泉から電話で仕入れた、「駅前にタクシーがいますよ。」という情報は間違いで、工事中で諸車進入禁止みたいだった。駅前の駐輪場に居た人も自転車から降りた人もタクシーのことは知らないという。
で、20メートル先の街道に出てみるとタクシー会社があり、直ぐにでも車を出せるという。

百楽泉

   
(百楽泉)
 
(脱衣場)
百楽泉は甲斐市の市営温泉三湯の内の一つで、中央線塩崎駅から北約3キロほどの場所にある。
いかにも公共の施設らしい建物で、10年程度の年月が経っているようだ。
入浴料金は市街在住者にはやや割高。
脱衣場には大型ロッカーが並び旅行者に親切である。
  百楽泉   脱衣場


浴室は大型で窓の部分が多く明るい。入って右側にメインの浴槽と気泡湯・気泡の寝湯の浴槽などがあり、左側に洗い場がある。突き当たりにサウナと水風呂がある。

(メインの浴槽)
 
(奥の浴槽の寝湯)
 
(洗い場)
メインの浴槽   奥の浴槽   洗い場

お湯はアルカリ性単純泉。肌がつるつるになるお湯を期待していたがやや期待外れで、循環使用なので鮮度にも乏しく、また、奥の気泡湯槽から立ち上るカルキ臭も結構強かった。
入っている人に話を伺うと、68歳以上は150円なので毎日来るとのこと。自宅のお風呂よりも体調維持に良く効くようで、腰の痛みなどは大いに和らぐとのことだった。

温泉施設の他にくつろげるロビーと畳敷きの結構大きな休憩室などがあった。

タクシーを呼んでもらって塩崎駅に戻る。
塩崎駅は工事中で、上下線は線路下の通路でつながるような構造らしい。 朝下りたときはタクシーを探す混乱で、下り線の駅前風景の写真は撮りそこなった。

(塩崎駅)
 
(塩崎駅のホーム)
塩崎駅
 
塩崎駅のホーム

普通列車で甲府に出て、駅前からバスに乗った。

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● 甲府市の大滝温泉

山梨交通のバスは甲府市街を通り抜け、身延線を越え、荒川を渡って甲府郊外の大里町に来た。

(山梨大医学部付属病院行き山交バス)
 
(大里南団地のバス停)
山梨交通のバス
 
大里南団地のバス停

大里南団地のバス停でバスを下りて、少々戻ったところに大滝温泉の看板が見えた。 大きな駐車場の奥に大滝温泉の建物があった。

マピオン
「大滝温泉」周辺地図


(大滝温泉の看板)
 
(大滝温泉)
 
(脱衣場)
大滝温泉の看板   大滝温泉   脱衣場

建物は大きく、ロビーや脱衣場も広かった。
脱衣場にはコインロッカーがあり、これはありがたかった。

(メインの浴槽)
 
(大滝温泉)
 
(脱衣場)
メインの浴槽   大滝温泉   脱衣場

浴室に入ると、右側の窓際にメインの浴槽がある。
お湯は透明なのだが、析出した温泉成分のため、タイルが茶褐色に変化しており、お湯が着色されているように見えた。例えば、国母温泉とか住吉温泉ランドと同系統のお湯らしい。

入ると、ほぼ適温(41〜2度)のお湯で、ヌルすべ感には乏しいがやさしい肌触りのお湯で、出た後はさっぱりしたとても良いお湯である。

メインの浴槽から外の露天風呂が良く見える。
露天風呂は、ジャグジー露天風呂、つぼ湯、屋根付露天風呂、打たせ湯などがメインの浴槽を取り巻くように配置されていた。
ジャグジー露天風呂では先客から話しかけられた。甲州の露天風呂巡りをしていると云うと、泡つきの良いお湯のことや、増富のラジウム鉱泉などの話が出て是非行って見ると良いと勧められた。
大滝温泉の泉質はナトリウム−炭酸水素・塩化物泉(低張性弱アルカリ姓高温泉)だそうで、内湯のメインの浴槽脇に掲示があった。

(泉質の掲示)
泉質の掲示



昼食は大滝温泉二階の食堂

お休み処は二階にあった。大広間と厨房がセットになっており、湯浴みを終えて横になっている人も居た。醤油ラーメンと味噌ラーメンを頼んだ。
ともかく価格が安い。

(お休み処)
 
(醤油ラーメン \480)
 
(味噌ラーメン \480)
お休み処   ラーメン   味噌ラーメン


大里南団地を通る山梨交通のバスはかなり間隔が空いており、適当なバス便がないのでフロントでタクシーを呼んでもらい、JR身延線の国母駅に向かった。

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● 国母駅から甲府経由石和駅に向かう

(国母駅)
国母駅

国母駅はJR東海の身延線の駅で、来た列車は当然JR東海の車両だ。
甲府駅周辺では、JR東海とJR東日本の両社の車両を味わうことが出来る。 車内は空いていた。家人は戦時中疎開していた住吉駅周辺を熱心に見入っていた。

(甲府行きワンマン電車)
 
(ワンマン電車の車内)
甲府行き
 
ワンマン電車の車内

甲府で乗り換え、JR東日本の普通車で石和駅に着く。

改札を出て観光案内所に寄って「石和温泉公衆浴場」の情報を仕入れた。
公衆浴場は3時から開業とのことなので、荷物を預けるため、かんぽの宿石和に行くとチェックイン可能とのことなのでチェックインした。

(石和駅)
 
(かんぽの宿石和)
石和駅
 
かんぽの宿石和

お風呂セットのみ持って勇躍公衆浴場を探しに出かけた。

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● 石和温泉公衆浴場

かんぽの宿石和を出て、駅前の道を南方向に向かうと国道411号線に出る。信号を左折(東京方面)して、100メートルほどにドラッグストア「ウエルシア」があるので、この路地を入る。

マピオン
「石和温泉公衆浴場」周辺地図

何と路地の奥に、「入浴とお食事 石和温泉」という看板が見えるではないか!!!。

(石和公衆浴場)
石和公衆浴場


   
(石和温泉公衆浴場)
 
(脱衣場)
石和温泉公衆浴場は、昭和30年代の初めに湯脈が見つかった時から始まる。
畑の中で温泉を掘り当て、仮設の露天風呂が出来たことを報道される数年前とのことである。
戸を開けて中に入り、右側の食堂のご主人に声を掛けて入浴料金を支払う。
のれんは男湯と女湯に分かれ、のれんのたもとに下足箱がある。
入ると古い形の脱衣場があった。
  石和公衆浴場   脱衣場
脱衣場にはコインロッカーもある。

(メインの浴槽)
 
(富士山のペンキ画)
 
(下足箱)
メインの浴槽   富士山のペンキ画   下足箱

浴室に入ると、昔の銭湯そのもの浴室が残っており、正面の富士山のペンキ絵を背景に三槽の浴槽が並んでいた。
タイル張りの洗い場には、やはり昭和風のカランが残っていた。
数人の先客がいたので、どの浴槽が熱いのかと聞くと左端が熱い湯で中の浴槽がぬるめ、右は水風呂とのこと。
湯をかぶって中の浴槽に入る。浴槽はいずれも4〜5人のサイズで、中の浴槽は奥が電気風呂で、電気風呂は二人分。独占しないで欲しい旨の張り紙があった。
左の熱めと云われた浴槽は42度ぐらいの適温のお湯で、中の浴槽共々若干のヌルすべ感があり、気持ちがよい。

観察していると、右の浴槽から中の浴槽に移りさらに左の浴槽に移るなど、移動しながらゆっくりと湯浴みを楽しんでいる様子の常連客が多く、とても参考になった。

湯上がりに料理店のテーブルに座っていると老婦人が話しかけてきた。東京・新宿の老人で80歳とのこと。近所に泊まってここのお風呂に入り、素敵な夕食を摂るのを日課としており、湯治はここの公衆浴場を拠点にするのだという。うらやましい!!!。
なお、浴場入り口の松竹錠の下足箱は新しいものとのこと。

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● かんぽの宿石和のお風呂

徒歩でかんぽの宿石和にもどってしばし休憩。

陽のあるうちにと浴場に向かう。日帰り温泉で浴場を公開しているが、価格は高く、時間の制限も宿泊優先なので、共同浴場巡りのページとしては紹介しにくいが、お金を掛けたお風呂場の写真を掲げてみる。
浴場は宿泊棟とは別棟で、食堂のある棟に近い。

(脱衣場)
 
(内湯)
脱衣場
 
内湯

脱衣場は広く、コインロッカーがあり、また、脱衣用の籠やそれを載せる棚もお金を掛けている。
内湯の床は石を張った床で、浴槽には巨石を配しており、また、奥には泡風呂がある。
ただし、内湯は温泉は循環して使っていること、また、泡風呂は温泉ではなく水道水を使用していることは表示されていた。

(露天風呂)
 
(洗い場)
露天風呂
 
洗い場

お湯はアルカリ姓の単純泉で、循環使用だがヌルすべ感が残っており、ややぬるめで長湯が可能だった。
露天風呂は石を敷き詰めた丁寧な造りである。
内湯に沿って造られ、目隠しもあって景観はさほど良くないのだが、外気の中で温泉に入るのは心が和む。

● かんぽの宿石和の夕食

今回の宿泊プランは1万円を一寸だけ切った「夏の信玄プラン」というコースだったが、下記のように年寄りには十分なメニューだった。

(先付 おくら胡麻和え)
 
(造り 三種盛り)
 
(蓋物 豚肉と茄子)
おくら胡麻和え   お造り   豚肉と茄子

(油物 蓮根挟み揚げ)
 
(台の物 三種肉焼)
 
(酢の物 水雲)
油物 蓮根挟み揚げ   台の物 三種肉焼   酢の物 水雲

(お椀 蓮根真丈)
 
(水菓子 季の物)
 
お椀 蓮根真丈   水菓子 季の物  

高級な食材は無かったが、素材を生かした調理が生きていて楽しく食事が出来た。

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第2日目

● かんぽの宿石和の朝食

朝食はバイキングだった。
日頃からパン食なので、その習慣に従ったが、朝がゆなどでも良かったかも知れない。
取ってきたものは残さないで食べるという習慣から、取ってきた物はごく少なかったが満足だった。

(食事処)
 
(朝食)
食事処
 
朝食

● 山梨市老人健康福祉センターの山梨ちどり温泉

JR石和駅から電車に乗って山梨市駅に行き、タクシーで老人健康福祉センターの山梨ちどり温泉に入る。

   
(山梨ちどり温泉)
 
(脱衣場)
山梨ちどり温泉は山梨市老人健康福祉センターの中心的施設だが、他に集会場があり、マッサージ機コーナー、カラオケ設備や囲碁等で、1日楽しく過ごすことができる。
温泉は、1200メートルと半端でない地下で掘り当てた単純硫黄泉で、60歳以上の高齢者は100円で入ることが出来る。
  石和公衆浴場   脱衣場

脱衣場は結構広く、清潔である。また、仕様も高級である。
浴場に入ると、上がり湯槽があり、太い丸柱に遮られるが、半円形の泡風呂と、変形四角形のメインの浴槽がある。
奥の壁に松をモチーフにしたタイル絵がある。

お湯はぬるめの適温で、肌にやさしいお湯。泉質は単純硫黄泉とのことで、残念ながら循環使用という。 カランのお湯は源泉だということで試して見ると、ヌルすべ感がすばらしい。

(浴槽)
 
(タイル画)
 
(利用券案内)
浴槽   タイル画   利用券案内

市内の60歳以上の利用者はたったの100円という抜群の優遇で、お年寄りの社交場になっている。うらやましいなァ!!!。

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● 花かげの湯

タクシーで山梨市駅に戻り、山梨市市営バスで「花かげの湯」に向かった。
花かげの湯は山梨市市営の日帰り温泉施設で、山梨市牧丘町窪平にある花かげホールに併設されている。同じ場所に食事処の「はくさい」もある。

(山梨市駅)
 
(山梨市市営バス)
山梨市駅
 
山梨市市営バス

場所は、雁坂みち(国道140号線)が秩父往還に分岐したすぐ先で、駐車場も完備している。
山梨市市営バスは西沢渓谷まで運行しているので、この日は多くの山ガールが乗り込んできた。

花かげホールでバスを下りると花かげの湯は直ぐだった。
立派な建物の日帰り温泉施設で、脱衣場が広く、コインロッカーも数多く設置されていた。

(花かげの湯)
 
(脱衣場)
 
(脱衣場から脱衣場を見る)
花かげの湯   脱衣場   浴槽

ただ、入浴者の数も多く、浴場・浴槽・露天風呂の撮影は叶わなかった。

口で説明すると、浴場の右側(窓側)に浴槽があり、左側は洗い場になっており、奥にも同じように右側が浴槽、左側に洗い場がある露天風呂が連なっている。
内湯は真ん中あたりの窓際に湯口があり、やはり窓際から5本のジェットバブルが腰の高さに噴出している。

お湯はアルカリ性単純温泉で、PH値が高いのでヌルヌルのお湯であるが、循環使用のためやや鮮度に欠ける。

他に浴室内にサウナ室があり、また浴場の外に大広間もあるので、1日フリーパスとか3時間券などでのんびりする人もいた。

● 山梨市駅から帰路へ

花かげの湯バス停から山梨市市営バスでJR中央線の山梨市駅に戻った。

西沢渓谷を訪れている山ガールの戻る時間には間があったので山梨市の市営バス空いていた。

(花かげの湯バス停)
 
(山梨市市営バス)
花かげの湯バス停
 
山梨市市営バス


山梨市駅には売店が無くお弁当は駅前のコンビニに頼る以外昼食は摂れない。短い時間でコンビニまで往復し昼食を調達した。

特急かいじ号は時間通りに来た。

(山梨市駅に入る特急かいじ)
山梨市駅に入る特急かいじ

最近の帰りの特急では、どうしてもこんな形の遅めの昼食となってしまう。

(山梨市駅に入る特急かいじ)
山梨市駅に入る特急かいじ


今回の旅は、共同浴場巡りの数が少ない割に結構湯疲れが出て、帰宅後も体調が回復せず、ぐずぐずする日が続いた。用心用心!!!。



(若干の情報)
場所電話
甲斐市民温泉
0551-28-6000
大滝温泉
055-243-1126
かんぽの宿石和
055-262-3755
山梨市老人健康福祉センター
0553-22-8755


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