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全国秘湯巡り・青森

ねぷたを楽しむ青森3泊4日

第1日目 東京→盛岡→大鰐温泉→ 大鰐の共同浴場 弘前のねぷた
第2日目  大鰐のねぷた 五所川原 五所川原の立佞武多
第3日目 五所川原→ 弘前で温泉銭湯巡り 百沢温泉のいわき荘
第4日目 百沢温泉→弘前→八戸→東京

第1日目

大鰐温泉

(立佞武多・杙(平成16年製作))
立佞武多・杙 夏の旅行はどうしても東北に足が向いてしまう。
特に青森は慣れているせいか計画が立てやすい。

2005年も弘前と大鰐のねぷたを見て、五所川原の立佞武多を見て、久しぶりのいわき荘に泊まり、またそれぞれの場所で共同浴場を探訪するという欲張りな計画になった。

青森県内から出ないので、青森の旅の中で紹介すべきだが、青森のページは場所単位にまとめてあるので足跡が判らない。

で、全国秘湯巡りで紹介することにした。
内容の重複はないようにしたい。

まず大鰐温泉へ行く。

ルートは、盛岡からヨーデルバスで東北大鰐が最短で経済的と判明。

盛岡からの高速バスは盛岡駅の裏駅から出発する。
途中、高速を快適に飛ばし、花輪SAでトイレ休憩のあと、東北大鰐のバス停で下りた。

(盛岡駅のヨーデル号)
 
(花輪SA)
ヨーデル号
 
花輪SA


大鰐温泉の共同浴場巡り

東北大鰐のバス停は高速道に面しているので階段を下って大鰐温泉の裏口に出る。
ここから大鰐の温泉街まで徒歩で約15分。観光案内所(無人)があってタクシーを呼ぶことも出来る。

とりあえず、宿泊する後藤旅館に荷物を置かせてもらって共同浴場巡りを始めた。
大鰐温泉の共同浴場は下記の8ヶ所。
短期間に全部回るには作戦が要る。つまり、午後3時以降に開くお湯はなるべく早めに入り、午前午後とも開いているお湯は空いた時間に入ればよいという作戦。
午後1時頃から次の順序で回った。後藤旅館から近い
1.青柳会館、 2.若松会館、 3.萩乃湯、 4.大湯会館、 5.寿の湯
ここで、タイムリミットの午後5時になったので、弘前に「ねぷた祭り」を見に行く。
翌朝は7時から
6.山吹湯 7.羽黒湯 8.茶臼湯
という次第。

以下の写真は、入浴順序を無視して、町役場の作成している表の順序で各共同浴場を並べた。

(若松会館玄関)
 
(若松会館浴槽)
 
(青柳会館玄関)
 
(青柳会館浴槽)
若松会館  
若松会館浴槽
 
青柳会館
 
青柳会館浴槽

(山吹湯)
 
(山吹湯浴槽)
 
(羽黒湯)
 
(羽黒湯浴槽)
山吹湯  
山吹湯浴槽
 
羽黒湯
 
羽黒湯浴槽

(茶臼湯)
 
(茶臼浴槽)
 
(大湯会館)
 
(大湯会館浴槽)
茶臼湯  
茶臼湯浴槽
 
大湯会館
 
大湯会館浴槽

(萩乃湯)
 
(萩乃湯浴槽)
 
(寿の湯)
 
(本日定休日)
萩乃湯
萩乃湯浴槽
寿の湯
寿の湯・本日定休日


弘前ねぷた

大鰐温泉から弘前ねぷたを見に行くには、弘南鉄道と弘南バスがある。
この日は降りた後の行動を考え弘南バスを利用した。

バスターミナルに近い居酒屋で夕食を摂り、ねぷたの出陣を待った。

弘前ねぷたの魅力はいくつもあるが、
  • 太鼓の旋律がもの悲しい
  • 子供達が熱心に参加する
  • ねぷたの絵がきれい
等ではなかろうか?

(弘前ねぷた1)
 
(弘前ねぷた2)
弘前ねぷた1
 
弘前ねぷた2

(弘前ねぷた3)
 
(弘前ねぷた4)
弘前ねぷた3
 
弘前ねぷた4

(弘前ねぷた5)
 
(弘前ねぷた6)
弘前ねぷた5
 
弘前ねぷた6

(弘前ねぷた7)
 
(弘前ねぷた8)
弘前ねぷた7
 
弘前ねぷた8

ねぷたの行列が終わって帰る頃にはバスはなく、弘南鉄道で大鰐温泉に戻った。

第2日目

後藤旅館の入浴は翌朝になった。
お湯は各共同浴場と同じお湯で、共同浴場より加水の度合いが多いせいかぬるめの設定だった。

(後藤旅館)
 
(後藤旅館浴室)
後藤旅館   後藤旅館浴室

後藤旅館のお風呂の後、大鰐のメインストリート沿いの3つの共同浴場を訪ねた。
湯あたりしないようにカラスの行水だった。

大鰐温泉のねぷた

山吹湯で大鰐のねぷたの解散のための運行が三々五々行われると聞いて、バスを待つにいくつかを取材した。

(大鰐のねぷた1)
 
(大鰐のねぷた2)
 
(大鰐のねぷた3)
大鰐のねぷた1
 
大鰐のねぷた2
 
大鰐のねぷた3

(大鰐のねぷた4)
 
(大鰐のねぷた5)
 
(大鰐のねぷた6)
大鰐のねぷた4
 
大鰐のねぷた5
 
大鰐のねぷた6

(大鰐のねぷた7)
 
(大鰐のねぷた8)
 
(大鰐のねぷた9)
大鰐のねぷた7
 
大鰐のねぷた8
 
大鰐のねぷた9


バスの通行も同じ道だったので、弘前行きのバスが若干遅れた。

弘前では、ねぷたの「なぬか日運行」(今年の納めの運行で、昼前に行われる)を見た。
相変わらず子供達の姿が多く、暑い中を、熱心に綱を引いていた。

五所川原

(五所川原駅のすいか)
西瓜のあんどんづくり 五能線で五所川原に向かう。
この日は立佞武多の運行の最終日。

五所川原駅では、西瓜のあんどん造りの鉢が20鉢ほど並べられ、観光客に歓迎の意を表していた。

駅の近くのビジネスホテルの食堂で昼食。安い上に空いていてまた見晴らしも良かった。

夜の運行までの間は共同浴場巡りをした。
宿泊した「五所川原温泉ホテル」を含めて、4ヶ所の共同浴場を巡った。

(西北温泉)
 
(西北温泉浴槽)
 
(一ツ谷温泉)
 
(一ツ谷温泉浴槽)
西北温泉
西北温泉浴槽
一ツ谷温泉
一ツ谷温泉浴槽

(温泉ホテル)
 
(温泉ホテル浴槽)
 
(音次郎温泉)
 
(音次郎浴槽)
温泉ホテル
温泉ホテル浴槽
音次郎温泉
音次郎温泉浴槽


宿泊はこのうちの「五所川原温泉ホテル」。

郊外に出た温泉を利用して、昼食で訪れたビジネスホテルのオーナーが開いたホテルで、その温泉は公衆浴場(共同浴場)としても公開している。

早めの夕食は大広間で摂る。
くつろぐ間もなく、町の中心部に向かって「立佞武多」見物のバスが出る。

五所川原の立佞武多

立佞武多は平成8年に復活したという。
幕末から明治にかけて、大地主や豪商たちが力の象徴として造ったのだが、街の電気の発達によって電線が張り巡らされた中では小型化せざるを得ず、次第に衰退したとも言われる。

平成5年に豪商出入りの大工の家から発見された写真と台座の設計図によって、平成8年に復活した立佞武多は数日のうちに燃やされ昇天したが、市民に与えたショックは大きく、平成10年に五所川原市の支援が決定し、電線の地中線化などインフラが整備され、高さ22メートル、重さ16トンの立佞武多が復活し100年ぶりの運行となったという。

(平成17年製作の立佞武多・炎(ほむら))
立佞武多・炎(ほむら)


現在、立佞武多は3年間「立佞武多の館」で保管され、次の年の分が制作されると古い順に昇天する。

立佞武多の運行は約1時間半で、巨大立佞武多は3基だが、地元有志や高校の有志が中型立佞武多を制作し運行する。
この立佞武多の前後に「跳人(はねと)」、「囃子方」、「踊り手」、「曳き手」などが数多く参加し、青森のねぶた、弘前のねぷたとは違った活気が伝わってくる。

(立佞武多の囃子方)
 
(立佞武多の囃子方2)
 
(立佞武多の踊り手)
立佞武多の囃子方
 
立佞武多の囃子方
 
立佞武多の踊り手

(立佞武多の踊り手2)
 
(立佞武多の曳き手)
 
(立佞武多の太鼓)
立佞武多の踊り手
 
立佞武多の曳き手
 
立佞武多の太鼓


立佞武多の見学は運行の沿道ならどこでも良いが、五所川原商工会議所の設置する有料観覧席は仮設とはいえ立派な設備で、甲子園のスタンド並みの見やすさだった。

送迎バスで、五所川原市郊外のホテルに戻り、温泉に入って就寝した。

第3日目・弘前で温泉銭湯巡り

ねぷた祭りが終わって静けさを取り戻した弘前での次のお楽しみは共同浴場巡り。
弘前には数多くの温泉銭湯が点在する。

地元の人のホームページを注意深く見るとその詳細が記されている。
今回は津軽長寿温泉とか白菊温泉、桔梗野温泉などを訪問しようと思った。

弘前駅からタクシーで津軽長寿温泉に行き、歩いて白菊温泉に行く。
途中武家屋敷跡の区画を観光し、白菊温泉に着くと廃業してしまっていた。
近所で昼食を摂り、再びタクシーで桔梗野温泉に行く。
戻りはバスで弘前バスターミナルへ。
以上の顛末を写真で綴る。

(津軽長寿温泉)
 
(津軽長寿温泉浴槽)
 
(弘前市仲町)
 
(弘前市仲町2)
津軽長寿温泉
津軽長寿温泉浴槽
弘前市仲町
弘前市仲町2

(白菊温泉→廃業)
 
(桔梗野温泉)
 
(桔梗野温泉浴槽)
 
(桔梗野温泉寝風呂)
白菊温泉→廃業
桔梗野温泉
桔梗野温泉浴槽
桔梗野温泉寝風呂

国民宿舎・いわき荘

(国民宿舎・いわき荘)
国民宿舎・いわき荘 今夜の宿は百沢温泉にある、公営国民宿舎の「いわき荘」

ここはひろさんの定宿だがしばらく来ていなかった。
いわき荘では、最近、弘前からの送迎バスの運行を始めたのでこれに乗った。

百沢温泉には岩木山神社があり、またスキー場や岩木山の登山口としても名を馳せている。
また、(株)百沢温泉という旅館は共同浴場としてもつとに名高く、ここの名物の温泉に浸かってからいわき荘に戻り、いわき荘の露天風呂を堪能した。

(いわき荘青森ひばの風呂)
 
(いわき荘の露天風呂)
 
(いわき荘のおかみ・今さん)
いわき荘のひばの風呂
 
いわき荘の露天風呂
 
いわき荘のおかみ・今さん

(いわき荘の食堂)
 
(いわき荘の夕食)
 
(いわき荘の朝食)
いわき荘の食堂
 
いわき荘の夕食
 
いわき荘の朝食


いわき荘は改築して5年経って料金を室料表示と料理の選択制に切り替えた他
  • 弘前からの送迎の開始
  • 白神山地の入口・西目屋への送迎の開始
  • 津軽三味線のライブ演奏
    など、色々のサービス強化を打ち出している。

    価格がリーズナブルで、従業員が親切なので、最近は予約をとるのも大変になった。

    津軽三味線のライブは岩木町出身の花田一蔵さん。
    軽妙な語り口としっとりした唄い方と激しい三味線がとても良かった。

    (津軽三味線のライブ1)
     
    (津軽三味線のライブ2)
    津軽三味線のライブ1
     
    津軽三味線のライブ2

    第4日目

    (ヒキガエル)
    ヒキガエル 早朝露天風呂を楽しんだ。

    朝散歩をした。孫のためにカブトムシを探したが、いそうな場所にヒキガエルがいた。

    孫の保育園への出迎えのため、午後4時頃には鎌倉に着きたい。

    いわき荘の送迎バスはとても便利で、前日に申し込むとOKで、われわれの他にもう2組が送迎のマイクロバスに乗り込んだ。

    弘前から八戸へ行く特急は座席が後ろ向きだったが、青森で前向きになった。

    八戸で新幹線に乗り換えるのに、約1時間半のゆとりを取ったので、八戸駅近くで買い物をし、駅ビルのホテルで八戸の新鮮な魚介類で昼食を摂った。



    (若干の情報)
    場所電話
    後藤旅館
    0172-48-3241
    五所川原温泉ホテル
    0173-34-2121
    五所川原商工会議所
    0173-35-2121
    アソベの森・いわき荘
    0172-83-2215



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