9. ハイデルベルク (Heidelberg)
Aug. 26, 2002
9.1 ハイデルベルク城 (Schloss Heidelberg)
ホーエンツォレルン城を後にして再びバスに揺られること数時間。
長い。
なんだかバスに乗ってばかりだ。
夕方頃になってやっとハイデルベルクに到着した。
ここでまたこの日限りのガイドさんを拾ってまずはハイデルベルク城へ。
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ハイデルベルク城は今まで見てきたお城と違って半分廃墟のようだった。
まさに「ICO(イコ)」の世界であるがいい加減この頃になると目も慣れていて
それほど狂喜乱舞して写真を撮りまくるといったことは無くなった。
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簡単にこのハイデルベルク城の紹介をすると...
代々のプファルツ選帝侯によって14〜16世紀にかけて建造された。
そして三十年戦争、プファルツ継承戦争、さらに落雷や火災などによって破壊されてしまったのを
その後存続を望む人々によってその一部が再建されたものだとのこと。
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これはこのお城の王様が当時好きだったお姫様の誕生日のプレゼントのために
たった一夜で完成させたという「一夜門」。
一夜で作ったということだけあって
こちら側はきれいにできあがっているが
裏側はまるでセットの裏側のようにボロボロ。
ちなみに手前に写っている女性がこの日のガイドさん。
ヨッシーの話だとやはり以前はツアーの添乗員をしていたらしいが
ここハイデルベルクが気に入って住み着いてしまい今はこうしてガイドをやっているらしい。
毎日のようにガイドをしているせいかとても慣れていて所々で笑いも取ったりするのだが
なんとなく機械的なガイドだった。
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門をくぐりお城の中へ。
やはり廃墟に囲まれた感じでちょっと独特な雰囲気。
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そしてその先にはハイデルベルクが一望できる展望台があった。
赤い屋根が一面に広がるドイツの街並みは相変わらず素晴らしい。
何度見ても飽きない。
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そしてここには世界最大というワイン樽がある。
地下の狭い空間にあるためカメラでその全貌を捉えるのは難しいが
確かに馬鹿でかい。
上の写真の下半分に見えている丸い部分が樽の一部。
何でも22万2000リットル入るんだとか。
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その後しばらくの間自由行動となったので城の裏側へ行ってみた。
やはりそこも廃墟。
廃墟のお城もなかなか趣があっていい感じだった。
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