No.188 日本科学未来館
2002年3月10日(日)
晴れて陽気が良くて気持ちがいいので出かけることにした。
前から行きたいと思っていたお台場の日本科学未来館。
最近オープンしたあの毛利さんが館長を勤めるところだ。
最近ホンダのASIMOが案内役として辞令交付されたことをインターネットのニュースで知り
気になっていた。
ゆりかもめのテレコムセンター駅から歩いて5分くらいの所にある。
入館料は500円。
建物は外から見ても中から見てもとても近代的。
上の写真は館内に展示されていたH2ロケットのエンジン試験に実際に使用したという
本物のロケットエンジンの前で撮影した物。
館内の案内図を見てゲノムや脳の展示があるところが面白そうだったので行ってみるとまだ準備中。
ちょっと来るのが早過ぎたか。
仕方がないので別のフロアーに行くとそこはちゃんとやっていた。
ここは「情報科学技術と社会」というテーマのフロアー。
マイクロマシンが実際に動いているのを顕微鏡で見ることができたり
超伝導のデモンストレーションをやっていたり結構面白い。
吹き抜けのホールには数時間前の地球の様子が衛星を通じてリアルタイムに表示されるという
でっかい地球儀もある。
表面には一面のLCDパネルだかLEDだかでびっしり埋めつくされていてなかなかきれいですごい。
また六本足の昆虫型のロボットに付いたカメラの映像と振動を体感し
あたかもそれに乗り込んで操縦してるかのような感覚を味わうことができるライド・カムというのもあったが
残念ながら時間が無くて乗れなかった。
他にもE−TRONのICカードを使ってバーチャル空間を歩き回れるブースがあったり
座っていると時間差で面白い画像がスクリーンに映るゆっくり回転しているイスがあったり
面白いものが多かった。
(分かりにくいが回るイス左右に首を振りながら座って撮れた画像が下)
そして目玉がASIMOのショー。
毎日やっているのかどうか分からないが
その日はたまたまASIMOのデモンストレーションがあり
生ASIMOを見ることができた。
パシフィコ横浜でやったROBODEXではあまりの人の多さに全く見れなかったが
今回はじっくりとよく見れた。
すごい。
目の前を歩いてるのがただの機械だとはとても信じられない。
じつになめらかな動きで、歩いているのを見ても危なっかしさが全く感じられない。
服を着せたら人と区別が付かないんじゃないか?
これが見れただけでもここに来た甲斐があるってもの。
いいもの見せてもらいました。
すぐ上の写真はASIMOが手を振りながら後ろ歩きで帰って行くところ。
妙にかわいかった。
最後はプラネタリウムのようなドームのスクリーンいっぱいに映し出されるオーロラの映像を見て終わり。
ドーム全面に映し出されるオーロラは迫力満点で臨場感たっぷり。
すっかり本物のオーロラを見た気分になった。
もうアラスカに行かなくてもいいや。
500円でたっぷり楽しむことができた1日でした。
またしばらくして全館フルオープンしたらまた来たい。
(日本未来科学館にて撮影)
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