No.177 台湾、再び...
2001年10月10日(水)〜20日(土)
8月の頭に引き続き2回目の台湾出張。
前回は月曜日に行って土曜日帰りだったので
観光らしいものはほとんど出来なかった。
今回は間に土日を挟んでいるので初めて観光地を見て回ることが出来た。
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まずは中正紀念堂(写真上)。
とにかくだだっ広い敷地にこれまた馬鹿でかい門と馬鹿でかい建物が3つある。
まあ言ってしまえばそれしか無いのだが
そのスケールのでかさが結構気に入った。
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次の日に行ったのが故宮博物院(写真下)。
世界4大博物館の1つにあげられている(らしい)。
中国4000年の歴史上の貴重な秘宝や美術品がそれはたくさん展示してあった。
...が、すぐに目が麻痺してしまって飽きてしまう。
(好きな人が見ればとても面白いところだと思う)
それよりも駅から故宮博物院までの約30分の道のりの途中にいくつもあった
公園の方が面白かった。
いわゆる中国式の庭園というか
池があって中国式の建物があって結構凝った造りをしている。
特にお金を払わなくても入れて、ブラブラ散歩するだけでもかなり楽しめた。
たくさんの家族連れが日曜の午後のひとときを楽しんでいた。
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...と、ここまでだけなら実に楽しい台湾出張となるのだが
実は今回の出張は僕にとって非常に厳しいものとなった。
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前回の台湾出張はいわゆる研修のようなもので
すでに同じ部門の人が1人来ていて仕事はその人がほとんどやってくれた。
しかし今回は研修ではなく本番。
僕1人が台湾の協力会社に常駐し
日本との窓口となったり、仕事の進捗状況をチェックしたりしなければならない。
台湾人とのコミュニケーションは英語。
僕は自分の英語力の無さに打ちひしがれることになった。
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まず自分の言いたいことが言えない。
仕事上の打ち合わせなので、技術上の問題点、相手にやって欲しいことなどを
順序立てて理論的に説明しなければならないのだが、言葉が出てこない。
はがゆい。
次に相手の言っていることが理解できない。
別に相手が英語を話せないのではなく、僕の英語力が無いせい。
今回の協力会社の人たちは皆かなり達者な英語を話す(多少台湾なまりはあるが)。
にも関わらず僕は話の半分くらいしか理解できないのだ。
聞き返せばいいのだが、あまり聞き返してばかりでも打ち合わせにならない。
僕が自分のやることだけでも一杯一杯なのに
日本からは毎日あーせい、こーせいといくつもの指示が来る。
まったく胃の痛い毎日だった。
辛い。
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僕は心に堅く決心した。
絶対英語が喋れるようになってやる!
(人間極限状態に置かれなければ本気でやらないものです)
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その他の写真はこちら。
台湾出張写真集その1
台湾出張写真集その2
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(台湾、中正紀念堂、故宮博物院にて撮影)
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