No.103 む、虚しい...
2000年4月16日(日)
本当はこんな写真、使いたくなかったのだが
これを見たユキちゃんが大ウケして「絶対これ使いなよ」ということで
今回はこんな写真。
実はこの日、毎年参加しているまほろば国際マラソンがあった。
いつものようにハーフ・マラソンにエントリー。
無事完走した、その後の写真。
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毎年出場しているまほろばマラソンだが今年は出ようかどうしようか迷っていた。
近頃走ることに対する情熱が薄れ始めていたし
前に走ったハーフ(横浜マラソン)はかなり辛いものがあった。
そんな矢先、ユキちゃんの友達が5kmの部に出るという話になり
友達の付き合いでユキちゃんも同じく5kmにエントリーすることとなった。
そんなら僕ももう一丁がんばるかと、ハーフにエントリーすることにしたのだ。
しかしユキちゃんの友達は練習として出場した湘南マラソン(毎月ある練習会みたいなもの)で
5km走の辛さを実感。
急きょまほろばマラソン出場を取り止めてしまった。
それならばとユキちゃんも取り止め。
こいつら人をさんざんやる気にさせといて、どーゆーこっちゃ!
しかし一度はやる気になってしまった僕は意地でも出場してやると
たった一人でのエントリーとなったのだ。
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多少は責任を感じてもちろんユキちゃんは応援に来てくれるものと思いきや
「行かない」と一言。
確かに走りもしないのに1時間50分近く一人で待っているのは退屈だろう。
しかし、誰のせいでこんなことになったと思っとんじゃ!?
ま、でも、しょーがないか。
結局一人寂しく大会会場である厚木基地に向かった。
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無事完走したものの誰もゴールで待っていない。
ホームページ用に写真撮らなくちゃと、一人セルフタイマーをセットして完走Tシャツ持ってポーズ。
虚しい...
まほろばマラソンは厚木基地の中で行われる。
毎年レースの後基地の外人さん達が焼いたおいしいハンバーガーやホットドッグを食べるのが楽しみ。
今年も買って食べる。
だけど一人。
虚しい...
上の2枚の写真、左手にはデジカメを構えて一人撮影しているのだ。
思い出すだけで涙があふれてくる。
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マラソンそのものは結構調子良かった。
過去のマラソンで辛かったのを自分なりに反省するならば
ハーフに対する緊張感が無くなりすぎて
スタート直後からペースを上げ気味でいったのが敗因だったと思う。
今回は初心に戻って
スタート後最低30分(約6km)は意識してスローペースでいこうと心に決めて走った。
それが良かったのか10kmを越えたあたりから急に体が軽く感じ
よし! 今だ!
とペースを上げた。
結局ゴールまでそのペースは続き
アッと言う間に今回のハーフ・マラソンは終わったのだ。
公式記録は1時間45分39秒。
去年より落ちているが最近の練習不足を考えればいい方だろう。
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会場の雰囲気を伝えたくて
デジカメならではのパノラマ撮影に挑戦。
専用の合成ソフトが無かったのでいまいちスムースじゃないけど
結構うまくできたでしょ。
会場は基地内のアメフト場で、その観客席から撮影したもの。
ちっちゃくてよく分からないね。
(第9回まほろば国際マラソン会場にて撮影)
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