No.037 セリーヌに惚れた!
1999年2月1日(月)
今日は「MOTOWN 40th ANNIVERSARY」に続く東京ドーム・コンサート第2弾。
セリーヌ・ディオンのコンサートなのだ。
前回はアリーナ席だったが
今回はチケット予約が遅れて一塁側2階席。
豆粒のようなセリーヌしか見ることは出来ないだろうし
それほど大きな期待はしていなかった。
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実際に席に座ってみると驚くほど高い位置にある。
ステージがはるか下の方に見える。
なんとなく相撲の土俵のようだ。
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7時から開演ということだったが
最初の30分は名前の分からない男4人組のグループのコンサート。
いわゆる前座のようなものだ。
ちょっとBoyz II Men風(といってもこっちは白人)でまあまあよかった。
そしていよいよセリーヌの出番だ。
会場も一気に盛り上がる。
負け惜しみではないが上の方から見た方が照明がきれいなようだ。
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事前にユキちゃんからCDを数枚借りて予習しておいた甲斐があって
結構知っている曲が多かった。
セリーヌというとおとなしい感じのイメージがあるが
実際にはパワフルに良く動く。
結構男勝りの感じだ。
席は遠かったが自慢ののぞき道具...
もとい双眼鏡(10x25と書いてあるってことは250倍!?)を持っていったお陰で
結構よくセリーヌを見ることが出来た。
(でも長いことのぞいていると手ぶれで気持ち悪くなる)
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初めのうちはCDに入っている曲を唄っていた。
まあこれはこれでいいのだが、所詮CDとそんなに変わらない。
逆に音が反響してよく聞こえないくらいだ。
しかし途中でちょっと趣向が変わった。
セリーヌが舞台の真ん中に小さい椅子を置いて座り
その周りをギターやコーラスの人たちが囲み
持ち歌ではなく自分の好きな歌を歌い始めたのだ。
伴奏はギターやコーラスのみ。
アカペラのときもあった。
エリック・クラプトンなど数曲を唄った。
これは良かった。
セリーヌの美しい歌声が響き
演奏もアコースティックで実にいい感じだった。
こういうのがあってこそコンサートに来た甲斐があるってもんだ。
また途中一曲だけ日本語の歌を歌った。
(でも初めて聴く歌で題名も分からない。短めの曲で楽しい感じ)
よほど練習したのか日本語がとてもうまい。
日本人が声だけセリーヌになって唄っているようで不思議な感じだった。
次に衣装を替えて登場したセリーヌは今度は上下白のスーツ。
右手を挙げ天井を指さしジョン・トラボルタの有名なポーズを取ると
サタディ・ナイト・フィーバーを歌い出した。
本当に観客を存分に楽しませてくれる。
大物になったからと言って変にカッコ付けたりせずにすごく好感が持てた。
コンサートの締めくくりはもちろんタイタニックのテーマソング。
最後まで聴かせてくれるね〜。
セリーヌ、気に入ったぜ!
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途中サタディ・ナイト・フィーバーのあたりはみんな立ち始め
ちょっとやばいかなと思ったが
それ以外は落ち着いて席に座って見ることが出来た。
こういうコンサートはいい。
こんなにくつろいで楽しめたコンサートは初めてだったかも知れない。
(再び厳しいカメラ・チェックをかいくぐり東京ドームにて撮影)
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