[1] 神器使いチーム強化合宿所で作戦ミーティングをしている中、よもぎはひとり思いつめていた。それは妖介の残り1ヶ月に迫った寿命についてだった。
[2] よもぎは蝦夷に詰め寄った。妖介の残り少ない寿命を知ってしまったよもぎは、なかなか冷静でいられなくなっていた。
[3] そこに現れた潤子。何も分かっていないと、よもぎを責める潤子。
[4] そんな時現れた第9の眷族『神護一族』。そしてかつてない殺戮が始まった。5人もいる最強最悪の眷族を相手に、妖介たちはどう立ち向かうのか?
[1] 海原地区の惨劇を聞きやってきた神器使い。そこで出会った眷族は…。
[2] なんと五人で一組の眷族だった。その名も神護(かご)一族。
[3] 神護一族に攻撃をしかける神器使い。その前に立ちふさがったのは、最も長身の男、神護冬爾ひとりだった。
[4] 神器使いは冬爾たった一人に叩きのめされてしまう。その体術とパワーに皆が驚愕した。
[5] 室町時代から復活した神護一族に対して、いったいどう戦っていくのか。今まさに5対4のチームバトルの火蓋が切っておとされた。
[1] 獏のような生き物に乗って宮古野市に直進する神護一族に対して、国道をバイクで追う神器使い。
眷族の宮古野市への侵入を阻止せんが為、蝦夷をひとり残して眷族の後を追う妖介たちだったが…。
[2] 神護一族を狙った朱雀の矢は、一族の長兄「秋雀」の術によって封じられる。
[3] 怪力の夏牛。しかし戦闘能力はケンジの方が上だった。勝負あったかにみえたが、神護一族の謎の能力に翻弄される。
[4] 一族に集中攻撃を喰らうケンジ。神護一族の狙いとは…。
[5] 動きを封じられたケンジを助け出そうとするいろり。しかしその行く手に鳥刺しの春燕が立ちはだかる。神器の特性上手も足も出せないいろりはどうなる…?
[1] いろりは身を犠牲にしてケンジを助け出した。復讐に燃えたケンジは体中に虎の模様を浮かび上がらせて突進する。
[2] 格闘に最も適した神器である白虎の爪は、神護一族に圧倒的な力の差を見せつける。
[3] 鋼のように硬い肉体を持つ夏牛さえもものともせず、連続攻撃で体を打ち砕くケンジ。
[4] しかし夏牛は一瞬の隙を突き、ケンジを振り回し投げ飛ばした。その先には線路が…。そしてその時線路の振動が列車の接近を伝える。
[5] しつこい夏牛との格闘で逃げ遅れたケンジ。そこに猛スピードで突進してくる列車。もはや大事故は必至。どうなるケンジ!?そして列車の乗客の運命は…?
[1] 時は戻り、平穏な列車内。潤子と静香は買い物を済ませ、雑談を交わしていた。
[2] 突然列車が何かに衝突。激しく横転する列車。
[3] 傾いた車内から外を見る潤子。するとそこには傷ついた眷族の姿が…。この近くで戦いが行われた?
[4] 横転した先頭車両が今にも橋から落ちそうになっていた。潤子たちは勇気を振り絞ってケガ人を助け出そうとする。
[5] その中でも潤子は率先して動いていた。何が彼女をそうさせるのか?この時まだ外では眷族の戦いが続いていた…。
[6] 最後の乗客を抱え出口へ向う潤子。眷族の妨害は続いている。果たして潤子の運命は…?
[1] 潤子の身に起こった事など知る由も無く眷族を追う妖介。国道56号線でのチェイスバトルが繰り広げられる。
[2] 妖介によって馬を失った神護一族…。
[3] その前に立ちはだかるのは、鬼の異名で恐れられる亀谷隊長が率いる特殊急襲部隊SATだった。いくつもの銃口が神護一族の二人を狙う。
[4] 神護一族に容赦なく撃ち込まれる銃弾の嵐。しかし秋雀の護符の前には効果が無かった。
[5] 破壊と殺戮を繰り広げる神護秋雀。その前に妖介が最後の戦いを挑む。
[6] しかし朱雀の矢は残りたったの1本のみ。果たして一族最強の男、神護秋雀に勝つ術はあるのか…?
[1] 妖介と秋雀の戦いが始まった。のこり一本の朱雀の矢で妖介はどう立ち向かうのか…。
[2] 朱雀の矢が一本のみという足元を見た秋雀は、大量の護符で妖介を狙う。だが妖介は護符の動きを見切っていた。
[3] 戦っているのは妖介だけじゃない。轟たち警察も一丸となって秋雀に立ち向かう。
[4] 秋雀の怒涛の攻撃をかいくぐる妖介は、落ちていたSATの銃を拾って攻撃に出る。最後の矢で秋雀は倒せるのか?
[5] 妖介と秋雀が堤防で戦っている間に、神護の頭領は川を渡って六条神社にやってきていた。とうとう神護一族との戦いは佳境に入っていく。
[1] 最後の防衛線六条神社。神護一族の頭領に対し、神器を持たないよもぎたちの命を賭けた攻防が始まる。
[2] よもぎの術とキツネさんやムーちゃん、それに桃の力で対抗するも、頭領の怪しげな能力に苦戦を極める。
[3] 頭領との戦いに、生身の人間の力でが検討するも、ついによもぎまで囚われてしまう。
[4] 最終防衛線は突破されてしまった…。どうなる宮古野市?
[1] 潤子は生きていた。列車と共に橋から転落した彼女は奇跡的に軽傷だったのだ。しかし…。
[2] 潤子のメールが暗い病室に響く。それは妖介の誕生日を祝うグリーティングカードだった。
[3] 潤子の気持ちを知った妖介。しかしその潤子は今はもう…。
[4] 潤子になにもしてやれない自分に腐ってしまう妖介。しかし最後の眷族は待ってはくれない…。