[1] ある山里で墓に手を合わせる少女、大和林檎。乙の章はこの15歳の少女の視点から始まっていく。
[2] ある日林檎は山で変わった狸と出会う。人懐っこいこの狸はどうやら豆狸という物の怪らしい。
[3] 林檎が豆狸と出合った日、新たな眷族も蘇っていた。昼間林檎の後をつけていたこの眷族は夜中林檎の家にまで侵入してきた。
[4] もうだめだ!林檎とお婆さんの絶体絶命の危機に眷族の前に立ちはだかる豆狸。一体どうなる?
[1] 初めて4人揃っての任務になる神器使いたち。これから始まる壮絶な戦いなど、この時点では知る由も無い。
[2] 問題の山里には特殊急襲部隊SATのチームも作戦に加わっていた。警察もいよいよ本腰を入れてきた。
[3] 日が暮れて山に影が降りてきた頃、妖介達は山道で眷族に出くわした。その姿は見るにおぞましきものだった。
[4] 揺れる車内から反撃に出る妖介。この状況では妖介以外が反撃に加われない!いつの間にかピンチに陥っていた。
[1] 車を無くし山を彷徨って辿り着いたのは古い屋敷だった。親切な老婆から妖介達は夕食を振舞われる。
[2] この屋敷は林檎の家だった。老婆は自然をないがしろにする業者が御山の神を怒らせたのだと語る。
[3] そんな時、またしても眷族が屋敷内に侵入してきた。
[4] 屋敷内で戦闘が始まった。攻撃を受けた斑大将は屋敷を破壊して大暴れした。
[1] 眷族を倒しホッとするもつかの間、斑大将の首は全部で4本もある事実が判明。ふもとの製材所では轟たちが自分達の武器のみで眷族に戦いを挑む。
[2] 自動小銃MP5で武装したSATも、強靭で素早い斑大将に苦戦する。蝦夷たちも二手に分かれて轟たちの元へ急いだがとても間に合わない…。
[3] 人類の意地を見せてみろと言わんばかりに斑大将の攻撃に耐える警察官達。
[4] 悲鳴と怒号が響き渡る製材所はもはや戦場と化していた。男達の戦いは続く。
[5] 警察対眷族の戦い…。果たして人間の力で眷族は倒せるのか?
[1] 一難さってまた一難。次から次へと現れる斑大将の首はどんどん人々を追い詰める。
[2] 部下を見捨てて逃げる製材所の社長。数々の悪行が清算されようとしていた。
[3] 山の上に続く眷族の炎。あの炎の先が本体のいる場所のようだが…。
[4] 傷ついたお婆さんを守るために残った妖介といろり。ただならぬ気配を感じて身構える。
[1] ついに現れた斑大将の本体。無傷の1本の首と蘇生されつつある3本の首が妖介達を探している。
[2] 良く見ると斑大将の背中には尼のような姿をしたものが…。どうやらあれが本体なのか?残り2本の矢で慎重に確かめる。
[3] 作戦のため妖介達が去ってしまったところを襲われてしまう林檎。周囲を囲まれ助かる術はあるのか?
[4] 妖介といろりは2人がかりで本体に戦いを挑む。果たして林檎の運命は?