(みずのえ)の章 ─第4章─
第13話(玄武 対 朱雀)

[1] 熟練の達人というにはあまりにも若すぎるいろりに、妖介は不安をあらわに。するといろりは神器による模擬戦を挑んできた。

[2] 妖介が勝てば全員にたこ焼きがおごられる事になった。
妖介の気持ちとはうらはらに、外野は盛り上がりだす。



[3] 桃の木の陽の力によって守られた宮古野小学校の中庭の結界で、戦いの火蓋は切られた。

[4] 小学生だからといって容赦のない攻撃を仕掛ける妖介。しかしいろりの方はどことなく余裕げにその攻撃をかわしていく。

[5] 桃園の結界で繰り広げられる、玄武対朱雀の戦い。決着はいかに!?


第14話(夜叉鰐)

[1] 壬の眷族が現れ山奥の民家を襲った。そして犠牲者は偶然持ち出したカメラでメッセージを残すのだった。

[2] 犠牲者のカメラには眷族の姿が写し出されていた。警察は半信半疑ながらも、再発した惨殺事件を追う。



[3] 猫蜘蛛に襲われた男が参考人として取調べを受けていた。しかしこの眷族はまったく別のモノだと証言する。

[4] そのころ妖介はいろり先生にビシビシとしごかれていた。朱雀の弓のコントロールは相変わらず悪かった・・・。



[5] 蝦夷は帰りの山道で事故を起こした車に出会う。でもどうやらただの事故ではないようだ。

[6] 助けを請う運転手。そこに迫り来る怪しい影・・・。蝦夷はたった一人でどう立ち向かう!?


第15話(平和の崩れた日)

[1] 眷族の襲来から生き延びた蝦夷は皆に説明をする。今度の眷族は恐ろしく硬く凶暴だと…。

[2] そんな時突如眷族が現れた。多くの人々に目撃され眷族の存在が、広く認められる事になる…。



[3] 蝦夷は勝算の無いまま、再び夜叉鰐と対峙する。果たして蝦夷の運命は…?

[4] 第4の眷族『夜叉鰐』…。この眷族の登場は、宮古野市の運命を大きく変えることになるのだった。


第16話(誰も信じぬ危機)

[1] 外には眷族がいるので危険だと訴える太一たち。しかし誰もその言葉を信じようとはしなかった。

[2] 蝦夷は放送で全校に真実を告げるも、大爆笑される始末…。こんな事で生徒を救えるのか。



[3] 案の定、放送を無視して外に出る生徒も…。背後には眷族が…。

[4] この場には妖介も蝦夷もいない。よもぎは自ら飛び出した。



[5] よもぎの勇気は、空しくも厳しい現実となってふりかかる。

[6] 追い詰められたよもぎと妖介。朱雀の矢も全弾撃ち尽くしてしまった。身動きがとれない妖介。どうなる!?


第17話(活路)

[1] 閉じ込められた校舎の屋上で様子を伺う妖介たち。対策も浮かばぬまま日が暮れていく。

[2] 校庭に通報を受けた轟たち警察がやってきた。しかしまだ妖怪の存在を半信半疑でいた…。



[3] 夜叉鰐に車ごと襲われる轟。
悪夢のような一日はまだ終わらない。

[4] 縦横無尽に地底を泳ぐ夜叉鰐。
果たして奴を倒す策はあるのか?


第18話(夜叉鰐の最期)

[1] 夜叉鰐を結界前まで誘い込んだいろり。
どうやって夜叉鰐を結界に放り込むのか?

[2] 万能の盾が夜叉鰐の牙を跳ね返す。しかし…。



[3] ギリギリの土俵際で戦いは続く…。

[4] 大急ぎでいろりを助けに向かった妖介たち。果たして間に合うのか?そして朱雀の矢の狙う先は…?



壬の章、最終話。
夜叉鰐との戦いもいよいよ決着!