黒石の造り酒屋 鳴海醸造店

青荷温泉の送迎バスを待つ間に市内をぶらついた。
「がんぎ」の残っているこみせ通りの街角 に「鳴海醸造店」（菊乃井）があって、酒蔵を若奥さんが案内してくれた。

（菊乃井の入り口・こみせ通り側）
２００年以上続いた造り酒屋で、建物の奥に 酒造の工程に従って、蒸し釜や醸造槽、タンクなどが連なっている。

酒を絞るフィルターの役目をする布が工場内に干してある。

布のたれ具合や、 木造の建物の梁が見事で、写真撮影を試みたが、ひろさんの腕では とても無理。

（鳴海醸造の庭）
母屋の裏（こみせ通り側）には、初代が植えたという見事な 植木の緑が目に涼しい。

案内を終えて、帳場で奥さんの写真を撮らせてもらう。

時代劇に出てきそうな帳場。
津軽らしさが、凧で表現されている。

（菊乃井の若奥さん）
酒の味のわからないひろさんでも、最近の日本酒の 種類の多様さにはおどろかされる。

友人のお土産用に生酒を買い求めた。

菊乃井を辞して、市内をぶらついた。

小さな町なので、全部で２時間も有れば町の様子はわかる。
江戸時代にタイムスリップしたような町並みと、 親切な住人に出会える町「黒石」。
津軽へ出向いた折りに、時間があったら立ち寄りたいものだ。