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全国秘湯巡り・北海道

恵山と函館の旅

第1日目 羽田→函館→恵山→ 椴法華(とどほっけ)・恵風
第2日目 椴法華→ 函館(谷地頭温泉) →函館市内見物→羽田

函館は観光都市で年中観光客で混んでいる。
それだけに,旅の好きな人なら誰でも,
函館には何度か訪れたことが有るだろう。
また,函館に関するガイドブックも沢山出版
されていて,素人の出る幕は無い。
ひろさんはその函館の旅にちょっぴり工夫を加えてみた。

第1日目・恵山に登る,椴法華に泊まる。

恵山

恵山は,亀田半島の東端に位置する,海抜618メートルの活火山で, 一帯が恵山道立自然公園に指定されている。

恵山町から見た恵山 600メートルチョットなのに,高山の雰囲気があり,高山植物が豊富で,海岸線を含めて眺望が良い。

300メートル付近には火口原が広がり荒々しい。
しかし登山は容易である。
また山麓一帯は温泉の宝庫である。

恵風から見た恵山 大沼国定公園や江差のほうもそれぞれに魅力的で,甲乙付けがたいが, 道中美しい海岸線を楽しみ,火山の登山が容易に楽しめる恵山は ひろさんの超お奨めスポット。

恵山まで行けば,宿泊は,椴法華村(とどほっけむら)が経営している,ホテル「恵風(ケイプ)」 にしたい。
(п@0138-86-2121)

椴法華村・ホテル「恵風」

公営国民宿舎「恵山荘」を改築して,97年10月から営業を開始した。
(村営だから宿泊料も割安で,1泊2食で1万円弱(土曜日、休前日の場合))

「恵風」は恵山の東側に位置しており,ロケーションは非常によい。 背後に恵山を控え,眼前に海が広がる。

白い灯台が緑の草原にまぶしく,夜は,イカの季節なら,漁り火がキラキラする。

温泉も抜群で,湯の川温泉に比べ団体客の少ないのが良い。
また,椴法華は南茅部と並んで真昆布(まこんぶ)の名産地で, ひろさんは昆布なら真昆布が一番と毎年取り寄せている。
付近には引き潮の時だけ入れる「水無海浜温泉」もある。

恵山へのアプローチは,空港からレンタカーが便利だが,路線バスでも十分 登山時間がとれる。
JR時刻表にもあるが,函館バス( 0138-22-8111)の「函館BC→石田温泉」線 と「恵山出張所→椴法華役場」線を乗り継ぐ。
空港に近い「バス停・湯倉神社」で石田温泉行きをキャッチすればよい。
羽田発7時55分の便で函館着は9時15分。遅延を見越しても,函館BC発9時55分 の函館バス「山田温泉行き」が湯倉神社を通過する10時29分には十分間に合う。
このバスは12時に恵山登山口に着く。帰りの16時05分発函館行きまで4時間の 登山タイムで十分だ。
椴法華に行くには,恵山登山口16時05分のバスで恵山出張所(16時15分) 迄行き,数分の待ち合わせで椴法華村役場行きに乗り換えること。 10分足らずで椴法華の役場に着くと,ホテルの車が迎えにきてくれる。

雨の日のオプションは,温泉巡り。石田温泉( 0138-85-2350)は道路のドンつまりの一軒宿で温泉だけ快く入れてくれる(300円)し,ほかの恵山登山口付近の民宿の温泉をはしごしても良い。

函館への戻りはやはり,椴法華→恵山出張所(乗り換え)→函館の順。
接続は接続時間が短いので苦にならないし,夏なら沿線で昆布漁で働く人達がよく見える。

第2日目・函館山の温泉に泊まる

谷地頭温泉(函館山ふもと)

函館山の麓に温泉が出る。場所は谷地頭。泉源は2カ所。
一つは市営の谷地頭温泉( 0138-22-8371)で,もう一つは厚生年金福祉施設「厚生年金ハートピア函館」 ( 0138-22-3398)

市営の温泉は日帰り温泉で,知る人ぞ知る函館名所。
函館市水道局が掘り当てた。

1953年に開設されて函館市民に親しまれてきたが、98年4月に改築, 新装オープンした。
高温浴槽,気泡浴槽の他,5角星形の五稜郭をイメージした露天風呂 もあり,新装なってますます人気が高まったとのこと。

「ハートピア函館」は,最近赤字で新聞紙上を賑わしている厚生年金施設だが, 老人ホームを併設していて,設備が良く,料金も良心的で,市電の「谷地頭」に 近いのでアクセスも良い。
(宿泊料は,1泊2食で8千5百円見当)
ひろさんはハートピア施設の幾つかに泊まっているがここはその中でも上のランク。
食事は函館の地のもの中心で特別料理も頼めるが不要である。風呂も広くここに泊まれば 市営谷地頭温泉に行く必要はない。
この宿は,例えて云えば中級旅館でおかみが顔を出さない旅館といえば想像が つくのではないか。食堂で食事をする(部屋に運んでくれない)のを 厭わない人にはおすすめだ。

椴法華から函館に出る際,空港近くのトラピスチヌ修道院を見学しておけば, 第3日目に、函館の観光名所に多くの時間を費やすことが出来る。

この旅行は、逆ルートでも全くかまわない。往復の航空機の時間とバスの 時間次第でいろいろバリエーションを作ることが出来る。


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