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伊東温泉・正月の散策 2017
伊豆急の車両は東急のお下がり大船から熱海で乗り換え、熱海から伊豆急の車両になる。今回は東急電鉄のお下がりの車両で、海側の座席は向かい合わせ、山側は通勤電車と同じ窓に沿った海向きのベンチとなっていた。 伊豆市宇佐美の共同浴場・みのりネットで調べた「リゾートセンター・みのり」は、かなり山の上のほうにある別荘地の共同浴場で、別荘地の管理センター内にあり、レストランを併設しているとのこと。同別荘地の巡回車は別荘地の住民の足を兼ねており、浴場を訪れる人も乗車可能とのことだった。 ネットで調べて判ったことは、他に、前に訪ねた「宇佐美ヘルスセンター」が閉鎖したことと、伊東市駅前の「江戸屋伊東店」が閉鎖したことだった。 宇佐美駅は無人駅になっており駅前に出ると赤丸ポストがあった。伊東市の街中にも赤丸ポストが多い。 リゾートセンターみのりの巡回車の停車場所が分からなかったので、駅前にあった不動産屋さんに飛び込んで事情を聞く。
巡回車は定時より前に来た。乗せてもらえることを確認して乗り込んだあと、数人の別荘地の住人が乗り込んできた。 道は、宇佐美駅前から伊東側の尾根のすそを走り、やがて急坂にかかった。 どうも別荘地もいくつかの別荘地を統合して管理しているらしく、数カ所の別荘地をくまなく巡回した後にやや下って、一度通った道に出て「みのり」の管理棟前についた。この中にお風呂もあるらしい。宇佐美駅から約25分近くかかった。 管理棟の中に入る。 管理棟の入口はお風呂とレストランの入口を兼ねているが左奥には管理事務所もあった。 受付の方に話を聞き、帰りのタクシーを宇佐美駅発の伊豆急の時刻にあわせて呼んでもらう手はずを整えお風呂場に入った。 脱衣場はメインの浴槽に面した場所と桧風呂や露天風呂に向かう場所に折れ曲がって結構な大きさで、コンロッカーと木の棚とザルの組み合わせの二つの雰囲気のある脱衣場だった。 メインの浴室に入る。 円形の建物の窓に沿って、円形の浴槽が連なっている。 左から 35度 の気泡つき浴槽、38度のジェット気泡つき浴槽、40度ぐらいの静水の浴槽、水風呂、サウナ室と並んでおり、洗い場もある。 また円形の中央に当たる部分に丸いバブル浴槽もある。 バブル浴槽が多いせいか湯気が多く撮影に適した環境ではなかった。 折れ曲がった脱衣場の先に屋外に出るドアがあり、桧風呂と露天岩風呂への道をたどると、小屋の中に桧風呂があり、中には独立の脱衣場と桧風呂があった。ぬるめのお湯は掛け流しのとのこと。良い雰囲気で気持ちの良いお湯だった。 下がったところに露天岩風呂がありここも掛け流しだがぬるいお湯だった。 風呂を出て管理棟を出るとタクシーが待っていてくれた。 宇佐美駅まで約10分だった。 タクシーの運転手さんも、宇佐美駅ヘルスセンターの閉店や江戸屋はサザンカとして営業していることを話してくれた。 宇佐美駅から伊東駅までは一駅で数分の乗車だった。今回は JR東日本の管内なので、全てスイカで乗車した。 伊東駅の東海バス乗り場でバス時刻表をもらい、江戸屋のあった場所に行ってみる。 建物から「江戸屋」の文字は消えていたが他は全く変わらず、レストラン側の立て看板のメニューの描き方は以前と全く同じだった。 ただ、パン店側の立て看板では Sazanka/山茶花 オープンと描かれていた。 店内の様子も変わらなかったが棟方志功の絵は見かけなかった。 このページのTop 伊東駅前の山茶花で昼食店内の落ち着いた雰囲気はもとのままで、ランチメニューはリーズナブルな価格だった。いろいろなパンを内部通路からレストラン側に持ち込めるのも同じシステムだった。 家人が頼んだ日替わりランチ・カレードリアとパン店側で買ったミニ弁当やピザを分け合いながら、江戸屋と同じように食事が出来たのでホッとしたが、経営は変わったけれど職人さんや店員さんは替わっていないのだと気がついた。 ただ一つ残念なことは串田孫一イラストの皿やコーヒーカップ、マグカップなどの食器が見当たらない。 今回の旅の目的の一つは、昨年末に割ってしまったマグカップの代わりに串田先生のマグカップを考えていた。 従業員はもうお応え出来ないと平謝りだった。 ここに過去にこのお店で撮った写真を掲げる。 食事を終えて店を出ようとしたら、伊東検番のきれいどころが新年の挨拶にお店に入ってきた。 もちろん了解を取って撮影したので、見てもらいたい。 徒歩で伊東園ホテルホテル松川荘に行く。チェックインは時間的に出来なかったので荷物を預かってもらう。 次は、仏現寺に向かう。 仏現寺は伊東港背後の小高い山の上にある。伊東市役所と並んでいる。伊東市役所が二十数年前に移転したときはなんと遠くの山の上に引っ越したモノよ思ったが、地震はともかく津波は絶対の来ない場所と言える。当時の市長の卓見であった。 このページのTop 仏現寺昨年の正月の伊東の旅で仏現寺をお参りしたときは、楠見神社の大木を見てから仏現寺を目指したので、国道135号線の歩道を歩いたが今回は東海館の前を通って、仏光寺脇の「おくまん坂」を通った。まず、東海館の前を通るのは久しぶりだった。美しい和風旅館の建物で伊東市が所有している。いろいろな文化活動が催されている。 国道に出て大川橋を渡り、二叉を左に取って仏光寺を目指す。 仏光寺を左に見て、上り加減の細い路がおくまん坂。 この路は山裾まで行くと急な石段になる。 息をはずませながら上る。 石段の途中のお宅ではアロエが咲いていた。 階段の上の境内にたどり着く。端正な本堂がある。 何回も訪れた本堂で、内部には毘沙門様の大きなお像がある。 毘沙門天は伊東七福神の中では一番大きな神様で人気が高い。 お参りを済ませ、伊東市役所に向かう。 このページのTop 伊東市役所伊東市役所は仏現寺の正門からすぐで、入口にバス停があり、伊東行きの時間まで12〜3分ほどだった。伊東市役所をのぞいてみる。 伊東市役所は1995年6月に海岸近くの渚町より災害対策も兼ね、高台へと移転しオープンした庁舎で、すでに20年以上も経過している。わが鎌倉市役所と比べて災害対策は万全らしい。 伊東市役所は明るく、住民数にくらべてとてつもなく広い印象だ。 鎌倉市の住民数は伊東市に比べて約2.4倍だが、鎌倉市役所は暗く狭い。また、鎌倉市役所は海抜約10メートルの場所にあり津波が来たら水没しかねない。 バスが来て、市役所前の入口をくるりと回ってバス停に来た。 バスに乗ったら、5分ほどでいでゆ橋のバス停に着いた。 橋の欄干にカモメがいた。 伊東市役所はこの橋の下手にあったので、その頃は一刻も早く引っ越ししたかったのだろうと想像した。 いでゆ橋から伊東園ホテルはとても近い。 このページのTop 伊東園ホテル伊東園ホテルは創業が2001年の格安ホテルチェーンで、土日にかかわらず均一料金を設定し、食事のバイキング化、団体客もバイキングで個別テーブル化、宿泊用布団敷きの合理化、キャンセル料の徴収化など、日本人の旅行スタイルの変化を応援してきた。伊東園ホテル(松川館) 伊東園ホテル(松川館)は伊東で三番目のホテルで、伊豆半島でも主要な温泉地には伊東園ホテルが進出し、各地で多くの宿泊客を集めている。 チェックインして部屋に行く。例によって布団はすでに敷いてある。 このスタイルに違和感は無い。部屋でくつろいでいる最中に布団を敷きに来るよりよほど気が楽に思う。 福寿の湯 さてお風呂だが、松川館は道路をはさんで向かいにも別館(末広荘)があって地下道で繋がっている。本館のお風呂と別館のお風呂は男女入れ替え制になっており、時間帯によってややこしいのでよく間違える。 また、本館の方の福寿の湯は地下にあるので照明が暗く写真写りもあまり良くないが、紹介のためにこのお風呂を掲げてみる。 食事はバイキング 食事はバイキング。 和洋中華の雑多なメニュー。はやり始めた頃はかなり豪勢な食材で、宿泊料に比べてお得感が強かったが、その後やや停滞した。それがこの数年は競争相手が出現したのでまた良い食材を提供するようになった。 この日、二人分の料理を一緒に取り、真ん中において取り皿で自分の分を取って食べる方式を考えた。 飲み放題の生ビールや静岡の地酒は病み上がりなのでかなり自重したがちょっと度が過ぎたかも知れない。 このページのTop 第二日目
翌日の朝食も二人分の朝食は下の通り。特急踊り子 10時の踊り子の自由席特急券を買い、乗車券は SUICA を利用して楽々帰宅した。 伊東は近くて、街を良く知っているので気楽に行けるというものの、病み上がりなのでいちいち慎重に行動した。 良いリバビリニなっただろうか?。 このページのTop |
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