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12日目〜Yosemite National ParkからSan Franciscoへ〜
2016年10月27日(木)
Yosemiteの朝
どうやら眠れたらしい。
6時に腕輪に起こされた。
ベッドの中で20分ほどウトウトグダグダして意を決して起床。
まずはトイレ。
シャワーやトイレがある小屋まで行く。
外はかなりの寒さ。
初めは小だけしようと思っていたが大のトイレも空いていたので
今がチャンス!と大も済ませた(お食事中の方失礼)。
シャワーはパス。
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キャビンに戻り着がえて食堂へ。
朝食は7時かららしい。
まだ時間は7時前。
でもコーヒーコーナーはオープンしていた。
どんなものがあるのかブラブラ覗いていたら
突如朝食が始まったらしい。
ほぼ一番乗りで朝食を選ぶことになった。
スクランブルエッグ、ベーコン、ハッシュドポテト(頼んだ覚えは無いんだけど)、トースト2枚、コーヒーSサイズで$12.21。
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ここではWi-Fiがつながることが分かっていたのでPCを持って行っていた。
朝食を食べながらメールのチェックやら何やら...。
1人おばさまに「ここではネットワークつながるの?」と聞かれたので「Yes」と答えた。
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朝食を食べ終わってキャビンに戻る途中の駐車場からの眺め。
目の前にハーフドームが見える。
曇ってはいるが雨は降っていない。
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部屋を片付けて8:55チェックアウト。
フロントに鍵を返して終わり。
(一応追加で借りたブランケット2枚も返した)
Mist Trailを歩く
夕べ「地球の歩き方」と作戦会議をした結果
今日は比較的お手頃なVernal Falls(バーナル滝)へ行く
Mist Trail(霧のトレイル)を歩くことにした。
トレイルヘッド(トレイルの開始地点)までシャトルバスに乗ろうと思ったが
この時間は30分に1本しか来ないらしい。
次のバスはまだまだ先。
時間がもったいないので自分の車で行くことにした。
トレイルヘッド近くの駐車場に到着。
ここからトレイルヘッドまで徒歩で10分くらい。
途中まで行って飲料水を持ち忘れたのを思い出して車まで引き返したりしてタイムロス。
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9:20トレイルヘッドを通過。
上り坂をのしのし歩いて行く。
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時折景色のよいところに出ると写真撮影。
結構もの凄い景色が周囲に広がっている。
別のグループと休んだりするタイミングが一緒。
ここで撮影したTHETA Sの画像
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トレイルとほぼ平行に流れる川を渡る橋から撮影。
とてもいい景色。
ここで撮影したTHETA Sの画像
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橋を渡って徐々に上り坂がきつくなってくる。
やがて前方にでかい滝が見えてきた。
これがVernal Falls(バーナル滝)。
おー、結構な迫力!
この辺りで撮影したTHETA Sの画像
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ここからの登りが一気にきつくなる。
急な階段が延々と続く。
途中崖沿いの細い階段を
上から降りてくるグループとすれ違うため10分くらい足止め。
降りてきたのは小学校くらいの子供たちと先生。
こんなところに修学旅行(っていうのかな?)なんて羨ましい。
その細い階段を登って遂に滝の上部へ。
時間は10:30。
約1時間10分で登って来れた。
ちょっとした達成感が味わえる。
ここにも小学生か中学生くらいの集団がいた。
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滝の上からの眺め。
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滝の上から見下ろすように写真撮影。
ここで撮影したTHETA Sの画像
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リスが崖っぷちに直立しているのを発見。
かわいいけど怖くないのかね〜。
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本当はさらにトレイルを登るとまた別の滝(Nevada Falls)があるらしいのだが
時間が無いので断念。
15分ほど水を飲んだり写真を撮ったりして下山開始。
下りは楽ちん。
急な階段では何人もの人が悪戦苦闘していた。
ちょっと太めな人ばかりのよう。
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黄色く色づいた紅葉がきれい。
50分後の11:35にトレイルヘッドを通過。
11:45に車到着。
雨のYosemite
一旦Half Dorm Villageに戻ってスマホをWi-Fiに繋いでいろいろ。
(チェックアウトはしたけどまだWi-Fiは繋がった)
雨がポツポツ降っている。
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Yosemite National ParkのVisitor Centerに行ってみることにする。
カーナビにインプットして行こうとするも
道路工事をやっていてどうにも近づけない。
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仕方がないのでVillage Storeというマーケットに寄ってみるが、お土産類がどれもいまいち。
これだったらHalf Dorm Villageのショップの方がいいものがあった。
再びHalf Dorm Villageに戻って会社の人用のお土産を購入。
木製のしおり、1枚$3.51を5枚。
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Half Dorm Villageを出発してすぐのところで見えたYosemite Falls。
昨日も見たけどやっぱりいい。
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あとは2カ所景色がいいというView Pointを目指す。
まずはTunnel View。
その名の通りあるトンネルを抜けたところにあるパーキング。
比較的近かったのですぐに着いたがパーキングに車を停めた頃から雨が本格的に降り始めた。
目の前に広大な谷が広がっている。
谷の間は紅葉で黄色く色づいた森。
そしてその向こうにはHalf Dormが...見えるはずだったが霧でほとんど見えず。
あのガイドブックなどに必ず出てくるような素晴らしい景色がなんと見れない!
残念だが天気にはかなわない。
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諦めてもう1つのグレーシャー・ポイントを目指す。
車でずんずんと山を登り始める。
グレーシャー・ポイントに向かう道路の分岐にやってくる。
グレーシャー・ポイントまではここから更に16マイル(25.6キロ)。
前日Yosemite National Park入り口のガソリンスタンドで給油しなかったせいで
残りがだいぶ少なくなっている(メーターパネルには残り走行可能距離100マイルと表示されている)。
往復はできそうだが、問題はこの近くにガソリンスタンドがあるかどうかが分からない。
万が一ガス欠にでもなろうものなら洒落にならない。
おまけに雨はすでに土砂降り状態。
行ったところでまた何も見えない可能性大。
分岐から少しグレーシャー・ポイントに向かって走り出したところで
諦めてUターン。
最後の目的地サンフランシスコに向かうことにした。
カーナビではサンフランシスコまで3時間40分くらい。
最後のロング・ドライブ
サンフランシスコに向けて走り始めたものの
ガソリンスタンドが現れない。
ガソリンは少しずつ減っていく。
焦り始めた。
そのうちについにガソリンスタンドが現れた。
車を停めるも給油機のすぐ横にある小屋には誰もいない。
ダメ元で給油機にクレジットカードを読み込ませるがやっぱり読み取ってくれない。
近くにお店があったので入って「ガソリンを入れたいんだけど」と言うと
ガソリンスタンドとは関係無いお店だったらしい。
結局ここでは給油できなかった。
諦めて走り始めた。
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ついにガソリン残量が少ないことを示す警告ランプが点灯しだした。
ヤバい!
パネルに表示された残り走行可能距離が70マイルになった。
カーナビで近くのガソリンスタンドを検索すると7マイル先にあるらしい。
もうちょっとだ。
Mariposa(マリポーサ)というところで遂に
ガソリンスタンド発見。
お店の人はいい年のおじいさん。
また$20分だけガソリンを買おうとすると
「満タンにするかい?(英語)」
と聞かれた。
普段なかなかそうやって聞いてくれるガソリンスタンドは無い。
なんとも心に染みるオファーだが
多分もう満タンにしたところでそんなには走らない。
もったいなかったけど$20分だけにした。
6.899ガロン入った。
無事給油できてホッとした。
旅も終わりに近づいて嫌な汗をかいてしまった。
時間は間もなく14時。
さあ給油もできたところで張り切ってサンフランシスコを目指そう!
・
これが最後の長距離ドライブ。
もうこの2週間ずっと走り詰めだったのでこんな何にもない景色も見飽きたし
USの運転にもだいぶ飽きている。
でも日本に帰ってまたしばらく経つとこの瞬間がどんなに贅沢だったか思い出すんだろうな〜。
・
サンフランシスコに近づくにつれ何も無いような景色は見れなくなり。
道幅は広がりだんだんと都会っぽくなっていった。
時間は17:30頃。
帰宅ラッシュだろうか。
San Joseの辺りで渋滞にはまった。
これが結構な渋滞で30分くらいはまっていた。
(その間ユキちゃんとLINEで会話)
明るい間にサンフランシスコに着けるかと思ったのに
ちょっと難しそう。
・
すっかり日も暮れた。
雨は相変わらず降っている。
サンフランシスコまでもうちょっとというところでまた渋滞にあった。
どうやらサンフランシスコへは橋を通っていくらしいのだが(ゴールデンゲートブリッジではない)
その橋が有料で料金所があるらしい。
自分が走っている車線の上に「FasTrak Only」という電光掲示板を何回か見た。
何だろう、FasTrakって。
いずれにしても僕の車が「FasTrak」に当たるとは思えないので
この車線にいてはダメだ。
かと言って周りは大渋滞。
なんとか苦労して隣のレーンに移った。
有人の料金所で$6払った。
・
料金所を抜けて車線が少なくなるところで
前方に目まぐるしく赤と青が切り替わる信号が見えてきた。
各車線ごとの信号らしい。
本当にすぐに切り替わるので信号を守ったのかどうかよく分からない。
一応この信号で車線が減るところの交通をコントロールしているみたい(どの程度の効果があるのか不明)。
・
橋はレインボーブリッジのような感じ(ただし片側5車線)。
白くライトアップされていて美しい。
料金所を過ぎてもずっとノロノロ運転。
橋の途中にはトンネルもある。
(暗くてよく分からなかったのだが橋の途中に島があってそこにトンネルがあるらしい)
トンネルを抜けてもう1回橋を渡りハイウェイを降りる。
もうそこは街中。
初めての場所で夜と雨で視界が悪くかなり苦労したが
どうにか無事
今晩のホテルに到着。
時間は7:30。
夜のサンフランシスコ
チェックインやら何やらして8:30夕食を食べに外へ。
今回の旅行で初めて傘を差した。
ホテルは
Fisherman's Wharfの近く。
ちょっと歩くと港に出るので港沿いの道をフラフラ。
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雨のせいか人通りもまばらでちょっと淋しい(時間が遅いせいか?)。
OYSTER BARという看板を見つけたので
その店に入る。
店内は広いが薄暗くてまさにバーといった感じ。
お客さんは何人か入っている。
1人だと告げるとカウンターの席に案内された。
・
バーテンダーはちょっと貫禄のあるおじさん。
地元の
ANCHORというビールと2種類の生牡蠣3個ずつのプレートを頼んだ。
ビールがバカうま!
もう1杯おかわり。
カキもなかなか美味かった。
(6個のはずだったが小さかったせいか7個あった)
・
後から考えたら万が一そのカキに当たっちゃったら翌日の飛行機が悲惨なことになっていたが
なんかその時は後先考えずにカキが食べたかったのだ。
(おまけにこんな観光地だから大丈夫だろうと思った)
ユキちゃんとLINEで会話。
家がだいぶ恋しくなってきた。
ビール2杯にカキ7個、チップも入れて$45。
ちょっと高級ちっくなお店だから仕方ないか。
時間はもう9時半。
ホテルに戻ってLINE電話で家族とTV電話。
家族が恋しい。
・
この日の移動距離、246マイル、394キロ。
この日の移動奇跡
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