いよいよ次はカッパドキアと言えばこれとも言うべきキノコ岩。
地元カッパドキア地方出身のガイドのアルプさんさえも
ここだけは何度来てもいいと大絶賛の場所。
バスの窓越しにチラホラとキノコ型の岩が見え始めた。
バスの中が興奮に満ちあふれていく。
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なるほどすごい。
どうしてこんな形の岩ができあがるんだろう。
そこにはまさにキノコ岩と呼ぶのがピッタリの岩がたくさん並んでいた。
当然の事ながらこれらは全て自然にできあがったもの。
おもしろすぎる。
ちなみにトルコではキノコではなく「妖精の煙突」と呼ばれているんだそうな。
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1つ1つの岩全てが芸術品。
見ていて飽きない。
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とあるキノコ岩の根元で下から見上げるようにして撮った一枚。
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キノコ岩の間にはアリの巣のような穴がたくさん空いている空間があった。
ここも以前は人が住んでいたのだろう。
スターウォーズに出てくるような光景。
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中にはいると大小さまざまな大きさの空間が複雑につながっている。
ハシゴを登って出たところは恐らくこの家の2階にあたる部分。
こんな家に住んでみたい。
写真をたくさん撮り終わって後ろ髪を引かれつつキノコ岩を後にする。
次に向かうところはラクダ岩だという。
きっとラクダのこぶのような岩が一面連なっている場所だろうか。
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バスを降ろされてちょっと離れた場所にポツンと突っ立っている岩を指して
「はい、あれがラクダ岩です」
ガク。
本当にラクダの形をした岩かい。
しかも1つだけ。
ちょっとずっこける。
(とは言えしっかり記念撮影だけは忘れない)
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しかしここもラクダ岩だけでは無かった。
周囲に目をやると視界が届く範囲一面に変わった形の岩が広がっている。
今日は朝からすごい景色ばかり見ていたので多少目がマヒしているが
ここだって相当すごい景色なのには違いない。
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近くに高台があったので登ってみる。
地面が細かい砂利や石ころなので足が滑って登るのに結構手こずる。
やっと登り切ったところで記念撮影。
雄大なカッパドキアの大地が広がる。
ここカッパドキアには洞窟をそのままホテルにした洞窟ホテルがある。
ユキちゃんはそこに泊まりたがっていたが
残念ながらそういうツアーはちょっとお高め。
ということで我々のツアーは洞窟レストランでランチ。
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ここがその洞窟レストラン。
昔からある洞窟をそのままレストランにしたのかと思ったが
どうやら最近作ったものらしかった。
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中はこんな感じ。
岩をくり抜いてできたブースにイスやテーブルも石で出来ている。
ちょっと薄暗い照明が雰囲気を高めている。
やっぱり中はひんやりとして涼しい。
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僕たちはブースの奥の方のちょっと高くなっている場所を陣取った。
周囲を見下ろせてちょっといい気分。
出てきた料理はスープにオムレツ。
焼いた川魚と付け合わせのバターライスなど。
味はそこそこ。
最後にデザート。
なんとこの店の店長らしきちょっと太ったおっさんが
デザートのメロンの最初の1切れを手で一人一人の口に運んでくれる。
初めのうちは2〜3人だけかと次から次へと止まらない。
当然僕たちにも。
結局ツアーの人たち全員にデザートを手でつまんで食べさせてくれた店長さん。
気さくなおっさん。