No.271 Riverdance2003
2003年11月8日(日)
Riverdance2003
3年前に観て大感激したリヴァーダンスが帰ってきた。
公演場所は東京国際フォーラム。
リヴァーダンスを一言で説明するのは難しい。
あまり詳しく説明できないがアイルランド伝統(?)の
背筋を伸ばしたまま足だけでピョンピョン飛び跳ねながら踊るタップ・ダンスを中心に
フラメンコやロシアン・ダンスなど様々な要素を取り入れて行われる
一大パフォーマンスである。
オープニングからいきなり大勢でのタップダンス。
全員がピッタリ合ったその足の動きと会場を包み込むタップの足音に涙が溢れ出るほどの大感動。
CDもDVDも持っていて何度も見ているがやっぱり生は違う。
2時間ちょっとの公演時間がアッと言う間だった。
前回とほとんど同じ演目内容だったが全然飽きない。
周りに座っている人たちの話を聞いていると
僕たちのようなリピーターが多いようだ。
うん、うん、分かる、分かる。
次回の来日がいつになるかは全然分からないが
また次も必ず来ようと早くもユキちゃんと誓い合った。
(リヴァーダンスそのものを撮影することは不可能なので東京国際フォーラムを撮影)
No.272 シズエちゃんちにお呼ばれ
2003年11月15日(土)
シズエちゃんちにお呼ばれ
前にうちのアウトレットで卸してあげたシズエちゃんちのThinkPadが壊れてしまった。
修理の見積もりを取ったらなんと8万円だという。
電話で症状を聞くとなんとなく治せそうな感じ。
ダメもとで宅急便で送ってもらった。
苦労してバラしてみると想像通りの部分が壊れていてハンダで簡単に治せた。
もう1つ壊れていたハードディスクは残念ながら修復不能。
たまたま手元にあったより大容量のハードディスクと交換。
こうして8万円と見積もられた修理は比較的簡単に治してあげることができた。
そのお礼ということでこの日シズエちゃんちにお呼ばれに行ってきた。
若干無関係者も混じっていたが
盛大な「お礼の会」はとても楽しかった。
シズエちゃんと旦那様
どうもありがとうございました。
またThinkPad壊れたらいつでも言ってね。
(今度治せるかどうか分からんけど...)

(シズエちゃんちで撮影)
No.273 シェ松尾
2003年11月24日(月)
シェ松尾
ユキちゃんが前から行きたがっていた「シェ松尾」というフランス料理屋さんに行ってきた。
実は11月26日が2人にとってお付き合いを始めた記念日であり
毎年この時期に2人で勝手にお祝いをしているのだ。
ここはたいそう人気のある老舗のフレンチ・レストラン。
ランチの予約を取るだけでも大変らしい。
こともあろうにユキちゃんは結婚記念日だと偽って予約を取った。
レストランに到着するとお店の人に「岡田様、おめでとうございます」とご挨拶。
その後もフランス語で「結婚記念日、ミセス&ミスターOKADA」と書かれた専用のメニューに
ラストのデザートには結婚記念日と書かれたチョコレート付き。
一応僕たちにとって記念日には違いないのだがさすがにちょっと罪悪感を感じてしまった。
ふと周りを見渡すとみんな誕生日だのなんだのなんらかの記念日の人たちばかり。
このうちどれだけの人が本当の記念日なんだろう...。
(フレンチ・レストラン「シェ松尾」にて撮影)
No.274 Austinより
2003年12月7日(日)
Austinより
一部の人にはすでにお知らせしていたが
12月7日から来年の3月一杯まで
アメリカ、テキサス州のAustin(オースティン)という所に出張になった。
(大晦日には1回帰国予定)
これを書いているのはまさに到着したその日。
上の写真は買ってきたビールを飲んで一息入れてるの図。
12月7日夕方5時に成田を出発して
途中シアトルとデンバーを経由してはるばる17時間かけてやっと到着。
日本とは時差が15時間あるので17時間かかったのにまだこっちは12月7日の夜の7時。
(この時日本時間では8日の朝10時。
日本時間から昼と夜をひっくり返して3引いたのがAustinの時間)

部屋のキッチン
宿泊するホテルはなんと部屋にキッチンが付いている。
道具も一通り揃っていて近くには24時間営業のでっかいスーパーもあるので
肉とか買ってきて適当に焼いたりすれば結構いいかも。
リビングがあって寝室が別室になっていてこれはもうウィークリー・マンションみたいな感じ。
とりあえず生活環境は良さそう。
寝室

レンタカーを借りていて空港からホテルまでは自分で運転してきた。
夜7時に空港に着いた時には辺りはもう真っ暗。
右側通行の運転だけでも不安なのに更に夜。
しかし素晴らしいかな、この車にはカーナビが付いている。
しかも日本語も対応。
これなら問題ないじゃん...と思っていたら
迷った。
カーナビ付きなのに!!
その後元の道に戻ろうとウロチョロしたが結局断念。
カーナビが指し示す別のルートに素直に従うことにした。
そのお陰で何とか無事ホテルに到着。
あー、アメリカの道って必ず迷うんだよな。
僕のレンタカー

まあそんなこんなで始まってしまったAustin生活。
いろいろ苦労も多いだろうがアメリカに長期滞在することは前からのあこがれだった。
長いようできっと短い4ヶ月。
せいぜい楽しんでやるぜ!

このページの更新は今まで通り続けようと思ってますのでどうぞ見てやってください。

(Austinのホテルの部屋にて撮影)
No.275 Austin便りその2〜初めての休日
2003年12月13日(土)
Staybridge Suites
Austinに着いたのはいいけど見せてもらったのはホテルの部屋で夜に撮った写真のみ。
本当におまえはAustinに行っているのか?
などという声が聞こえてきそうですが
前回のページをアップしたのがこっちの日曜日の夜。
そして翌日からフルスロットル状態で始まったこっちでの仕事。
まああまり仕事の件に関しては詳しく触れないけど
それはもう大変な状態になっているのだ。
月曜日から金曜日まで毎朝8:30頃に出社。
帰りは人と夕食を食べたりして部屋に着くのがだいたい10時頃という生活で
日の出てる間にぶらぶらする時間が全く無かった。
その間激しい時差ボケで
夜はろくに眠れず昼間は猛烈な睡魔と戦い
心身共にボロボロな一週間だった。
やっとこの日が初の土曜日。
初めての休日を過ごした。

まず本日のトップの写真は僕がAustinで滞在しているホテル。
Staybridge Suitesの全景である。
まるで高原の中にたたずむリゾート・ホテルかのような感じであるが
Austinの若干郊外に位置する普通のホテルである。
前回もご紹介したとおり各部屋にキッチンが完備してある長期滞在型のホテル。

部屋からの眺め
チェック・インした時に「何階がいいか?」と聞かれたので最上階の4階を選んだ。
そしてこれが4階の部屋からの眺め。
辺り一面に雑木林(というか森)が広がり遙か遠くに町並みが見える。
ちなみにこのホテルの庭にはプールとバスケット・ボールのコートがある。
プールにはとてもじゃないが寒くて入れない(もちろん入っている人もいない)。

余談ではあるが僕は今回の出張が決まるまでAustinがどこにあるのかさえ知らなかった。
会社でも知っている人は少なく
わずかながらに収集できた情報は
「サボテンだらけの場所らしい」
「カウボーイ・ハットにブーツを履いた人がたくさんいるらしい」
というもの。
完全に頭の中にはカントリー・ウェスタンな風景ができあがっていた。
しかし実際のAustinは緑が多く
とてもきれいに整備された近代的な街であった。
サボテンなんか見たくても見れない。
テキサス州にはダラスという有名な大都市もあるが
実はここAustinが州都である。
なおAustinに関する情報はユキちゃんが見つけたここのページに詳しく書かれているので
興味のある方は是非ご覧いただきたい。
(なおこのページを作っている人は
絶対僕と同じプロジェクトで仕事をしている人の誰かであると確信している。
人を特定するのは困難であるが...)

ホテルの前の道路
カメラを持ってホテルの周りをぶらついてみた。
まずはホテルの前の道路にて。
ますます高原の中にいるようである。
鹿注意の道路標識がなんとも...。
しかし実際に僕に今回の仕事を紹介してくれた人は
数年前にAustinで鹿を車ではねた事があるらしい。
鹿も可哀想だがぶつかった車もたまったもんじゃない。
結局車のフロントは完全につぶれレンタカー屋で即交換となったらしい。
(別にお金は取られなかったという)

反対方向
これは同じ道路の反対方向。
だだっぴろい道路。
ロープにぶら下がった信号機がゆらゆら揺れている。

歩行者用信号の押しボタン
しばらく歩いていたが驚いたことに歩行者を全く見かけない。
この辺りは人はもっぱら車で移動するようだ。
とある交差点を渡ろうとして歩行者信号が青になるのを待ったが一向に青にならない。
よく見ると歩行者用の押しボタンが。
これを押さなければ死ぬまで歩行者信号が青になることは無い。
ああ、車社会。

近くにあるショッピング・モール
このホテルの周りには巨大なショッピング・モールがたくさんある。
そう、本当にたくさんあるのだ。
道を隔てたその両側がショッピング・モール。
気がつくとそこはもうショッピング・モールである。
しかもその1つ1つがばかでかい。
巨大スーパーやレストランがたくさんある。
果たしてこんなに必要なのかというほど。
この辺に住んでる人の数よりも遙かに多いんじゃないか?
まあそのお陰で生活には全く不自由しなさそうである。
その数ある巨大ショッピング・モールの1つをちょっとぶらぶらしてみた。
やっぱり広すぎる。
たまにお店の中をのぞいたりしながらぐるっと一周回るのにたっぷり1時間はかかってしまった。
いい運動になった。

ハイウェイ
ちょっとは都会的な光景である。
ショッピング・モールの反対から撮影した写真。
この辺りにはこういったハイウェイが多く
車の便はとっても良い。
しかし慣れないと一度ハイウェイに乗ってしまうとどこまででも行ってしまいそうで怖い。
もちろん通行料はタダ。

FRIDAY'S -1 FRIDAY'S -2
時は一気に進み夜。
(実は午後は会社で仕事をしていた)
先週の日曜日Austinに着いた晩
先にこっちに来ていた人たちと一緒に食事をした。
僕がAustinで最初に口にした食べ物は中華。
その後も何人かと昼飯や夕食を一緒に食べに行ったが
ベトナム、イタリア、メキシコ、ギリシア、和食、etc...
まるでアメリカ的な食事が無かった。
今宵は1人でどこかアメリカンなレストランに行ってみようと
やってきたのがここFRIDAY’S。
まあ日本で言うところのファミレスである。

店内
ちょっと薄暗くて結構いい雰囲気の店内。
土曜の夜ということもあり大勢の人でにぎわっていた。
どこからか「♪Happy birthday to you...!」という歌声も聞こえてくる。
メニューを見て「やっぱここはステーキでしょ」ということで
ちょっと高かったが(約$15)ステーキをオーダーした。
実はもっとこっちでステーキが食えると楽しみにしていたのに
悲しいかなこの日がやっと初めてのステーキである。

ステーキ
やってきました念願のステーキ!
思ったよりでかくて分厚い。
日本だったら3,000円くらいはするんじゃないだろうか。
ちょっと脂身が多くて筋っぽかったけど結構うまかった。
残さず全部平らげてしまった。
なんかやっとアメリカに来たんだなーと実感した。

クリスマスー・ツリー
時はすでに12月。
こっちではHoliday Season真っ只中。
テレビを点けてもクリスマスの話題一色。
車のラジオからもクリスマス・ソングが延々と流れる。
ホテルやショッピング・モール、住宅街もクリスマスのデコレーションで満ち溢れている。
アメリカで過ごす初めてのクリスマス。
なかなかいいものである。
(Austinにて撮影)
[ 前号へ | バックナンバー一覧へ | 次号へ ]