No.196 長瀞キャンプ2
2002年5月4日(土)
ラフティング
長瀞でキャンプをすることにした理由は実はこれ。
ラフティングである。
何か変わったことをやってみたくて思いついたのがこのラフティング。
Webで調べたら長瀞が近くて手頃。
実のところキャンプはこのラフティングのついでだったりする。

アウトドアセンターの集合場所
今回ラフティングを申し込んだのはアウトドアセンター長瀞
2泊3日の真ん中の日。
あらかじめ予約しておいた朝9時集合のコース。
場所はキャンプ場から車で15分くらい。
集合場所で待っているとやがてすでにラフティングの格好に身を包んだにいちゃんが出てきて
簡単に全体の流れを説明してくれる。
それからウェットスーツと上に着るウィンドブレーカーのようなものを渡されてロッカールームで着替え。
ウェットスーツに身を包み一気にやるきが沸いてくる。
この後更にライフジャケットとヘルメットを身につけ、パドルを受け取りいざボートへ。
ウェットスーツに着替えてやる気満々

まずは地上に置かれたボートの上で乗り方、漕ぎ方、危険時の身の構え方
水に落ちたときの対処方法などを細かく丁寧に教えてくれる。
今回ボートは全部で3艘。
1つのボートにはラフティング・ガイド1人の他に6人から7人が乗り込む。
ユキちゃんが「前の方がきっと揺れないよ」と言ってボートの一番前を2人で陣取った。
実は先頭の2人がそのボートのリーダーだったのだ。
僕たちのボートに乗り込むガイドは無茶苦茶明るい(軽い?)若いにいちゃん、”オヤッチ”。
「このボートの運命はリーダーにかかっています」と発破をかけられる。

全員で記念撮影
全員でボートを担いで河原へ。
ここで全員で記念撮影をし、川へ入って水温チェック。
かなり冷たい。
いよいよ川に浮かべたボートに乗り込みラフティングのスタート!

僕たちのボートのガイド”オヤッチ”はとにかく陽気。
冗談を言ったりわざと岩にボートをぶつけてみたり1回転させたり
力一杯僕たちを楽しませてくれる。
こっちもだんだんとハイテンションになってくる。

「ハイ、前漕ぎ始め!」
オヤッチの指示に従い全員で前漕ぎを始める。
ここでリーダーの出番。
「イチ、ニッ、イチ、ニッ!」と声を出し、全員の息を合わせなければならない。
不本意ながらもリーダーになってしまった以上、勤めはしっかり果たした。
一緒に乗り合わせた若い男の子たちも一緒になって声を出してくれる。
結構全員で息が合っていたんじゃないだろうか。

結構急な瀬にて
この日は記録的に少ない水量だったらしく本当はすごい急流の所もそれほど危険では無くなっている。
でもオヤッチや他のボートのガイドたちの懸命な努力のお陰で結構楽しめた。
途中わざとボートを転覆させて水に落とされたりもした。

ボートはとにかく頑丈。
岩にぶつかろうが浅瀬に乗り上げようが破れそうな心配は全然無い。

キャンプ場から撮影
途中僕たちがキャンプをしている長瀞オートキャンプ場の前を通った。
この辺りは流れも穏やかでのんびりとボートは進む。
この写真は前日キャンプ場から目の前を通り過ぎるボートを撮影したもの。
写っているボートは偶然にオヤッチの乗ったボート。
岩場で酒を飲んでいるオヤジたちに声をかけられている。
なんか平和的な雰囲気。
この光景を見てなんかイメージと違うと思ったのだが
ここはこういう場所なのだ。

やがて約1時間半のラフティングは終わり終点に到着。
みんなでボートを担ぎトラックへ運んだ後、僕たちはバスで元の場所に戻される。
水が少なくてスリル感はいまいちだったがオヤッチたちのお陰で楽しいラフティングだった。
若いおにいちゃんたちは全く商売っ気が無くサービス精神満点。
聞いたところによると9月頃が水量も増えてなかなかすごいらしい。
その頃にまたチャレンジしたいと思った。
(アウトドアセンター長瀞その他にて撮影&購入した写真)
[ 前号へ | バックナンバー一覧へ | 次号へ ]