No.186 ドラゴンドラ
2002年2月13日(水)
12月まで一緒に仕事をしていた人たちと平日に日帰りでスキーに行って来た。
行き先はあのドラゴンドラがある苗場スキー場。
苗場で滑るのは何年ぶりだろう。
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メンバーにはバリバリのスノーボーダー夫婦がいる。
今回僕はスキーとスノボどっちにしようか迷ったが
苗場はガリガリのアイスバーンとコブのイメージがあったので
スキーにすることにした。
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実際に滑ってみるとここしばらく雪が続いたせいか
新雪に近いかなり深く柔らかい雪だった。
しかもその数十センチ下には堅いコブコブがあり
スキーではこの上なく滑りづらい。
それに引き替えスノボ夫婦は柔らかい新雪に狂喜し
滑りを思いっきり楽しんでいた。
スノボは新雪のような柔らかい雪には有利。
うーむ、今回はスノボにしとくべきだった。
(彼らのスノボの技術にもよるのかもしれないが)
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この日天気予報で悪くなるのが分かっていたが
着いてすぐは天気が良かったので
天気のいいうちにとまずは筍山の山頂まで行く。
(今回地図を見て初めて知ったが苗場のゲレンデは苗場山ではなく筍山にある)
なかなかすばらしい眺め。
眼下に雲海が広がる(上の写真)。
そこで2〜3本滑った後、いよいよドラゴンドラに向かう。
途中人が缶ビールを持ってきてくれていてちょっと一服。
うまかったー。
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ドラゴンドラとはTCVMでもお馴染みだが
苗場スキー場と田代スキー場を結ぶ全長5,481mの世界最長と豪語されている巨大ゴンドラ。
\4,000の1日券に\1,000を追加すればドラゴンドラに乗れて
田代・かぐら・みつまたのスキー場もリフト乗り放題となる。
(今回は人が特別なチケットを持っていてなんと全部で\2,000!)
ゴンドラの乗車時間は約15分。
かなり乗り甲斐がある。
途中いくつもの山や谷を越える。
山から谷に下るときにはまるでジェットコースターに乗っているかのようなスリル。
なかなか楽しい。
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ゴンドラを下りた目の前に「さあどうぞ」と言わんばかりにレストランがある。
ここでお昼にする。
ここのいいのは席取りをしなくていいところ。
入り口でお店の人に人数と名前を告げ
すぐ横にある休憩所のような場所で待っているとしばらくして名前を呼んでくれる。
ありがたい。
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かぐら・田代・みつまたも深い雪でスノーボーダー大喜びのコンディションだった。
僕も最近自分でうまく滑れていたのが単に雪質のお陰だったことが
これでもかと思い知らされた。
雪質に左右されない滑りを目指し更なる精進を積まなければなるまい。
そんなこんなで滑りを楽しんでるうちにかなり奥の方まで来てしまった。
時間は3時過ぎ。
ドラゴンドラは4時半で終了。
休憩に入った山小屋でお店の人に尋ねたら
今からドラゴンドラまで戻るのは無理だと言われた。
ガーン、どーしよー!
みつまたから下山して路線バスに乗ったらどうかと言われた。
もうその手しか無い。
バスの時刻表を見ると4時15分に苗場に行くバスがある。
とたんにちょっと余裕ができてもう1本滑ろうかという案も出たが
そのバスを逃すとかなり悲惨になるので
まっすぐ下山することにした。
その判断は正しく意外と時間がかかり
みつまたロープウェーの乗り場まで降りたときにはすでに時10分くらいになってしまった。
ゲレンデ間を結ぶシャトルバスではなく普通の路線バスなので
こんなスキー板とか持って乗せてくれるんだろうかと不安もあったが
問題なく乗ることができた(ただし板1セットにつき\100)
普通のお客さんに混じって板を抱えて乗っていくのは結構違和感があった。
こうしてやっと苗場までなんとか戻ることができた。
結局ドラゴンドラに乗ったのは片道だけ。
ドラゴンドラに片道しか乗らない人というのも珍しいのではないだろうか...。
たった日帰りのスキーで苗場とかぐら・田代・みつまたをほぼ制覇した。
充実した日帰りスキーだった。
(苗場スキー場にて撮影)
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