白萩平〜迷ヶ平〜発荷峠(@青森・秋田)
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13日
今日は小国牧場の東の山を伝って歩き迷ヶ平へ、後国道454で青森/秋田の県境峠に上がり十和田湖外輪山に取り付く予定だ。
天気予報は午後から晴れるとは言っていたが、所により雪とも言っていた。ここは、その所「雪」の部分だろうか?空は怪しげだ。
昨日よりは風は弱いようだが無いわけではない。相変わらず西から冷たい風が吹いている。
この山並みはなだらかで進路方向も簡単、風が無く青空だったら気持ちが良さそうだ。
途中で気が付いたが(下の写真でも分かるが)スノーモービルの入った跡がある。この跡は止ヶ崎を通って下の県道まで続いていた。
途中から天気が回復する所か、本格的に雪が降ってきた。しかし、少し湿った雪でカッパの上で溶けて水になる。オーバー手袋も濡れだした。(これ防水能力が無くなっている)インナーの手袋まで濡らすと大変なのでタオルで軽く水気をふき取りながら歩く。
止ヶ崎の北西ピーク(747m)から県道の下りは途中から広い森に入る。北より西寄りに歩けば県道に当たるはず。東寄りに進むと県道に当たらず下の谷に下りてしまうのでちよっと注意!
やがて左側に建物が見えてきた。すぐに県道に出た。
県道は除雪が始まっている。まだ除雪車1台分の幅でしかないが迷ヶ平まで掘られていた。高さは平均して1m50と言うところか?場所によっては2mを越える壁の部分もある。
壁の低い部分を探して車道に下りる。下りたのは良いけどもう上がれない。ここで除雪車が来たらどうしよう??
途中、もう一つ気が付いたことがある。こんなに雪で覆われているのに 「やっぱり牧場の臭いがする!」 不思議だ。
1時間ほどの車道歩きで、やっと迷ヶ平まで来た。各レストハウス等はまだ埋まっている。
確か迷ヶ平には電話BOXがあったな!あれを掘り出して中に入れば風が凌げるな!と思っていたが、半分も埋まっているのを見て面倒になった。結局左側のレストハウスの軒下で昼休憩をとる。さすがに自動販売機は電源が入っていなかった。
休憩していると時たま青空が出てきた。「あっ、本当に晴れてきた!」 そんな時、2台のスノーモービルが近づいてきた。「何処から来たの?」といつもの話になる。「この先に小屋が有るんで休んでいけば良いのに!」 『煙突から煙が出ていたので人がいるのは分かってましたが、除雪の壁登るの面倒だったし、他に人が居ないと思っている所にドアをノックされたらビックリするだろうと思ってここまで来ちゃいました!』 と(本当は小屋に寄りたかったけど..)
少し話をした後モービルは国道を峠に向けて走っていった。
700mのジャンクションピークから南西に方角を変え下った鞍部。この辺り南東斜面が広い森に成っている。この部分、風は十和田湖側から吹いてくる。秋田県側に斜面を少し下ると風も弱くなる。今日はここで幕営とする。
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白萩平〜迷ヶ平〜発荷峠 山行記録 2004年 03月12日〜14日