[1] ある夜、六条神社の神主が惨殺された。何者かに食われたかのような死体が発見され、街の人々はあらゆる推論や憶測を噂していた…。

[2] 妖介達は放課後、神社で例の惨殺事件について話していた。巨大生物説、猟奇殺人説、そして妖怪説まで持ち上がる…。

[3] ふざけていた妖介たちが誤ってホコラを壊してしまった時、中から光と共に「鳥」が飛び出した。しかしそれは妖介にしか見えていなかった。

[4] 奥で掃除をしていた見慣れない巫女に謝った妖介。妖介たちは巫女が不思議な術を使って一瞬にしてホコラを修復してしまう所を目撃した。

[5] 巫女の娘は惨殺された神主に代わって、新しくはいって来た神主の娘だった。そしてわざとらしくも妖介たちのクラスに転入してきたのだった。

[6] 一方、とある砂利採石場では、巨大な猫の化け物が人を襲っていた。そのお化け物は壁をすり抜けて人に喰らいついた。

[1] 突如左手に宿ってしまった奇妙な鳥…。しかしその姿は誰の目にも写らなかった。いったいどんな謎が秘められているのか？

[2] 二人の目の前に現れた不気味な人形。「ご主人さま‥こちらでございまする‥新しい贄でございまする‥」危険な空気が漂う。

[3] 妖介の前に現れた初めての眷族「猫蜘蛛」。そのあまりにも恐ろしい姿に、妖介はただ逃げ回る事しかできないでいた。

[4] 妖介が闘志を燃やした瞬間、その鳥は妖介の左腕から現れて弓の形に変化した。こんな弓矢で眷族と戦えとでもいうのだろうか。

[1] この弓には驚くべき力が秘められていた。妖介が軽く弦を弾くと、口から矢を放ち、そばにあった大木を一撃で撃ち抜いた。妖介は直感で感じた。「これならあの化け物を倒せる！！」と…。

[2] 傷ついて追いつめられるよもぎ。連載開始早々絶体絶命のピンチ。妖介は無事、よもぎを助け出せるのか…？

[3] どうやらこの人形（守人）が眷族について何か秘密を握っている…。妖介は眷族を倒すために、無謀なカケに出た。

[4] 妖介ＶＳ猫蜘蛛。喰うか喰われるかの生死を賭けた戦いが始まった。敗れた者に待つ運命は、「確実な死」だった…。