豪雨時の避難情報
(名古屋の防火&防災・名古屋市消防局発行より)
 

戻る 事前対策 避難のこころえ
■ 避難情報
    名古屋市では、平成12年9月11日の「東海豪雨災害」を教訓として避難情報を、「避難勧告準備情報」、「避       難勧告」の2段階で、知らせることになりました。

■ 第1段階 避難勧告準備情報がでるとき
避難勧告準備情報は、避難を要する状況になるおそれがあるとき、名古屋市が避難勧告を発令する準備にはいったことをお知らせするものです。対象地域の皆さんは避難の心構えと準備を始めてください。

● 川の水位が水防警戒のため出動する高さに達し、さらに水位の上昇が予想されるとき
    (以降1時間予想雨量が30_を超える場合)
 1時間に50_以上の雨が降り、さらにその後2時間で100_以上の降雨が予想されるとき
 堤防の決壊などを防ぐため、庄内川、矢田川、新川に排水するポンプの運転を停止する準備をするとき
 雨で、がけ崩れなどの土砂災害に対する警戒が必要なとき

■ 第2段階 避難勧告がでるとき
避難勧告は、皆さんを災害の危険から守るため発令されます。

 川から水があふれたり堤防が決壊したりするような洪水の危険があるとき
   (水位が計画高水位に達し、かつ、以降1時間の予想雨量が30_を超える場合)
 堤防の決壊などを防ぐため、庄内川、矢田川、新川に排水するポンプの運転を停止しようとするとき
   (ポンプを止める1時間前)
 雨で、がけ崩れなどの土砂災害の危険が高くなったとき

■ 勧告準備情報、勧告がでたら
避難勧告準備情報は、広報車・インターネットなどによる広報、災害救助地区本部や消防団による地元への広報、テレビ・ラジオによる報道されます。

避難勧告発令の際には、避難勧告準備情報時のお知らせに加えてサイレンを鳴らします。火の始末、戸締まりを完全にし、必要最低限の持ち物と3日分程度の非常食、水などを持参して指定された避難所へ避難する。