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韮山散策


● 韮山反射炉

(反射炉)
反射炉 長いこと反射炉を見たいと思っていた。

最近読んだ小説には、幕末に鹿児島で建設され大砲が作られたとか、彰義隊がカノン砲を持って逃げ延びたとかいう件が書いてあって、反射炉が残っている韮山に行ってみたいと思っていた。

たまたま、暮れも押し詰まって孫のめんどう見から解放される日が見つかり、伊豆長岡温泉の共同浴場巡りとセットにすることを思いついた(日帰りの旅ではないのだがこの項に入れました・・・)。

ネットの韮山町役場の地図では要領を得ないので役場に電話を入れたら、地図を送ってくれると共に、「町営の共同浴場」があることを教えてくれた。
(韮山町営の「めおと湯の館」とは別に「町営温泉館」というのがあるとのこと)

送られた地図は韮山の名所旧跡の他に、「町営温泉館」の道筋がわかる不動産用の地図のコピーも含まれ、ピンクのマーカーペンで場所が記されていた。(産業振興課の担当者さん、有り難うございました。)

(江川太郎左右衛門像)
(銘板)
江川太郎左右衛門像
銘板

散策のルート、伊豆長岡駅→反射炉→荒神社→蛭ヶ小島→江川邸→郷土資料館と決めた。
朝、大船を発って三島乗り換えで伊豆長岡駅が10時すぎ。
駅のコインロッカーに荷物を預け、反射炉まで約20分。とてものどかな田園風景。
反射炉は思っていたよりも遙かに大きかった。

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● 荒神社

良く整備された公園風の施設だが、寒かったので早々に荒神社へ。

(荒神社)
(神社から長岡方面)
荒神社
神社から長岡方面

約10分で荒神社。火を祀る神様とのこと。
百何十段かの石段を登ってお参りし、上から伊豆長岡駅方面を見たら千歳橋が見えた。

神社から蛭ヶ小島までは1.3キロで、これも10〜15分の距離。
途中、農業用水路にカワセミが飛来した。

● 蛭ヶ小島


(蛭ヶ小島の説明板)
(石碑)
蛭ヶ小島の説明板
石碑

(新しい石碑)
(韮山町民俗資料館)
(移築された民家)
新しい石碑
民俗資料館
移築された民家

蛭ヶ小島は平治の乱で破れた義朝の嫡子・源頼朝が流配された地といわれ、往時は狩野川の中州で小島のように盛り上がっていたとか・・・
今は小公園が整備され、頼朝と北条政子のロマンス?の銘板まであり、散策の中継地として一休みするのに好適地である。

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江川邸に向かう。

● 城池親水公園

韮山中学校の脇を、小高い丘目指して上ると、そこに池が見える。
城池親水公園とあり、釣りをしている人と水鳥が集う池で、鳥はカルガモ他数種類が集まっていた。

(城池親水公園)
(名残の紅葉)
(水鳥)
親水公園
名残の紅葉
水鳥

● 江川邸

江川邸と郷土史料館は並んでいた。
江川邸は豪壮な建物で、湯治の代官屋敷がそのまま残っているのだそうだ。

高い屋根、それを支える木組みが美しかった。

(江川邸)
(屋根の木組み)
江川邸
木組み

江川邸では、説明をしてくれた女性が詳しく江川太郎左右衛門の偉業を伝えてくれた。
江川邸の裏側に数棟の蔵があった。蔵の裏手の山の斜面に「ムクロジ」の大木が4〜5本あって、付近にたくさんの実を落としていた。

(西蔵)
(ムクロジ)
(ムクロジの実)
西蔵
ムクロジ
ムクロジの実

江川邸の見学を終わって遅い昼食。
江川邸の前に、ソバ/うどんのお店があった。

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● 本立寺

昼食後、江川家の菩提寺「本立寺」まで5〜6分を歩いた。
里山に陽が斜めになった。

(本立寺)
(本立寺の大銀杏)
本立寺
本立寺

これで散策を終わるも良し、さらに、温泉を求めて、畑毛温泉や駒の湯温泉、あるいは韮山温泉や伊豆長岡温泉に足を延ばしても良い。

いずれも、タクシーで1500円〜1600円程度で、時間は20分程度。どこに行っても日帰り温泉や共同浴場がある。

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