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東京国立博物館・みちのくの仏象
東海道線は上野東京ラインに変わっていた2015年3月14日のJR東日本のダイヤ改正は、北陸新幹線の開業ばかりが脚光を浴びていたが、実は身近な路線も開業していた。東京上野ラインの開通で、東海道線は東北本線と高崎線とが東京駅経由でもつながり、上野には乗り換えなしで行けるほか、東海道線はかねてよりつながっていた湘南新宿ラインと併せて二つの方法で古河/小山/宇都宮(東北本線)とか熊谷/高崎/前橋(高崎線)までつながったのである。 また、常磐線も一部の列車が品川から発着することになっていた。 上野駅では山手線/京浜東北線と同レベルの5番線と6番線のホームに着いた。公園口の出口に近く便利である。 東京国立博物館・みちのくの仏象公園口を出て西洋美術館の角を曲がると上野動物園に向かう外人観光客が多く、円安による外人の日本人気が高まっていることを伺わせた。例によって、国立博物館のポスターが目立つ。 国立博物館近くでは寒緋ざくらが満開で外国人観光客が記念撮影をしていた。 今回は国宝展と違って入場券を買うのに行列はなく、入り口の立て看板の写真をそそくさと撮ってすぐに中に入った。 この立て看板の仏像は岩手県・黒石寺の所蔵する重要文化財の薬師如来像で、他の二躯の薬師如来とともに今回の展示の主要な出品物であった。 会場は博物館の本館の二階で、入り口から先は例によってカメラが禁止となっている。入り口正面には薬師像の残りの二躯が、看板上に鎮座していたがコンデジのフラッシュの光は届かなかった。 出展仏像の概要今回の展覧会は
入場の時にもらったパンフレットから、上記の立て看板になかった国宝と重文の薬師如来を転載する。 この展覧会のみちのくの仏像様は、おしなべて素朴で、力強く、やさしく、人間臭く、身近な存在であった。 中に、円空作の釈迦如来立像(青森県・常楽寺)があって、円空の初期の作品という紹介があった。 丁寧な彫りでおだやかなお顔だった。 展示されていた仏像の数は少なかったが拝観は結構疲れてしまった。 昼食はホテルオークラのガーデンテラス昼食を摂るため法隆寺宝物館に向かう。ここにはホテルオークラのガーデンテラスがあって、カジュアルな食事が楽しめるし、席は取りやすいし、明るく、気持ちがよい。 頼んだのは、ヘルシーミックスサンド、スモークの盛り合わせ(パン付き)、なん(単品)、インドビールなどで、家人とシェアしながら食べた。 店内は明るく、テラスもたくさんの席があるのだが、気の早い人以外は室内を選ぶ客が多かった。 法隆寺の宝物を拝観する食べ終わって、この館の二階にある法隆寺の宝物の展示を拝観した。同館の説明によると、 明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物の展示で、これらの文化財は、正倉院宝物と双璧をなす古代美術のコレクションとして高い評価を受けていまるとのこと。 小さな仏像が数多く展示室に並んでいる様子は神々しく壮観だった。この展示はフラッシュを焚かなければOKなのだが、コンデジのレンズは暗くほとんどがブレで良く写らなかった。 小さいながら見事な仏様が多かった。 国立博物館を出て、上野駅に戻る途中、横門から西洋美術館に入りロダンの彫刻を撮った。 西洋美術館のロダンの彫像西洋美術館の前庭には、他にもロダンのカレーの市民、弓を引くヘラクレス、地獄の門、エヴァなどが置かれており自由に見ることが出来る。 帰りは、まだ早めだったので、山手線で秋葉原によってパソコンのメモリなどを買って久しぶりのアキバも味わうことが出来た。
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(若干の情報)
場所 | 電話 |
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