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日本国宝展 2014
上野の山へ鎌倉から上野の山までは、東京駅から山手線に乗り換え上野駅の公園口を出る。連休最終日で国宝展も間もなく閉展を迎えるとあって、さぞや多くの人が訪れるだろうと気がせくが、動物園目当ての子供連れも多く、各美術館の看板も妍を競いあって上野の山はいつも通り魅力的な場所だった。 (看板も妍を競う) このページのTop 国立博物館国立博物館は端正なたたずまいで、木々は落葉寸前の紅葉だった。平成館の入場にかなり待つ必要があると覚悟してきたが、入場券を買うのにも、道路の歩道に行列が出来ていた。 本館の前を通り平成館の前に着くと、平成館の左側になにやら人が群がっていた。 その、最後尾に「待時間90分」と書かれた看板を持つ人が居て、4人ずつ列を作るように指導された。 最後尾は、平成館の前の道で、直線で80メートルぐらい。その先が右に折れ30〜40メートルぐらいで左に折れて、と七重か八重のジグザグになって平成館の玄関にたどり着く。 直線部分はジグザグの2〜3倍の長さなので、およそ40メートル程の人の列が10か11程重なって居るほど人の数だろう。 このページのTop 日本国宝展結局2時間以上かかって入場できた。内部はほとんど撮影禁止で映像はない。 一階はビュッフェや考古展示室、企画展示室、寄贈者顕彰コーナー、大小の講堂などなので、すぐにエスカレーターで二階に行く。 踊り場から左回り(反時計回り)で、国宝の展示室が始まる。 展示のまとめ方は、テーマ別にしてあり、 第一章 仏を信じる 第二章 神を信じる 第三章 文学、記録にみる信仰 第四章 多様化する信仰と美 第五章 仏のすがた これで二階の展示場が一回り完結する。 こんな大量の門外不出の国宝が拝見できるのはたいした感激だ。 中でも特に感動を受けた国宝を、各章から列挙すると、
入館者の一般的な反応の強さは、玉虫厨子、雪舟の春冬山水図、金印、各仏像 などに特に人が群がることで知ることが出来た。 一階ラウンジで小休止 かなり時間をとったので、疲れがたまり、のども渇いたのでいったん展覧会場を出て一階のラウンジに行った。 上野精養軒が特別展開催時に開店する軽食堂では、行列の人数も少なく、コーヒーやペットボトルの飲料とケーキ類が入手できる。 本格的な食事は出来ないがカップハヤシライス(明治、大正、昭和の文豪がこよなく愛したハヤシライス)¥800とか上野精養軒特製カツサンド¥450、カップスープ・カップオニオンスープ¥650は本店と変わらぬ味に違いない。 小休止と、おなかの中の飲み物と軽食で、再入館して金印や仏像などをもう一度見て玄関を後にした。(再入館は退館の際に丸印を押してもらうとその日のうちは入館可能となる)。 このページのTop 上野の山伊賀上野NINJAフェスタ国立博物館前の大噴水に接した場所では「伊賀上野NINJAフェスタ」というイベントが行われており、舞台も屋台も大きな音響で人を集めていた。 最近こういうイベントが増えたのかな?。 大道芸? あすか会の盆踊り 上野動物園の通りを越えたところで、あすか会の盆踊りというのぼり旗を立てた十数人の年配の男女が全員和服姿で盆踊りを踊っていた。 結構な姿の踊りで、着ている着物も高価なものらしい。そろいの衣装でないところが不思議だった。盆踊りらしくない。 どんな団体なのかネットで調べてみようかしら?。 大道芸? ヘブンアーティスト 道路の反対側にはヘブンアーティストという登り旗の若者がこれは純然たる大道芸で子供たちを集めていた。 上野の山は良いなァ。 西郷さんの銅像 続いて西郷像のある場所に行った。西郷さんを見るのは何十年ぶりになるのか。 ともかく西郷さんは健在だった。上野の山に立たされて健在とは偉い。 近年、お湯巡りで鹿児島県とか熊本県に行くようになったが、西郷さんに因縁を持つ共同浴場が意外に多い。 西郷さんは庶民の味方だ。 このページのTop アメ横で遅い昼食上野の山から東武電車の入り口の脇に降り、道路横断してアメ横に入った。薄暗くなって電灯が灯り始めていた。 アメ横は活気があった。だが、外国人も多い。 山手線をくぐると、飲み屋が多くなり、屋外でビールを飲ませる店も多かった。 磯丸水産 「磯丸水産さかな貝加工センター」といお店に入った。 魚介類の焼き物酒場といった感じのお店で、後で調べた結果大チェーン店を展開していた。 奥の座敷に案内され、以下のような品物を頼み、生ビールを飲んだ。 身体も結構疲れていたのだが、多数の国宝に接して、心はしびれるよな感覚が残っていた。 時代を超えて、作者たちが何を作ろうとしていたのか?、何を訴えようとしていたのかを考えた。 居酒屋の雰囲気は国宝を心の底に沈めてくれた。 すっかり暗くなった雑踏の中を上野駅に戻った。 久しぶりの上野の山は収穫が多かった。 東京駅から大船まで座ることが出来たので電車の振動が心地よかった。 さあ、今日の夕食は何になるのか?。 家人も押し黙ったままだった。 このページのTop |
(若干の情報)
場所 | 電話 |
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