Home日帰りの旅目次 >伊東の花見08

伊東の花見08(さくらの里と伊豆高原桜並木)


伊東の花見は日帰りでも十分楽しめる。

大室山麓のさくらの里と、そこから伊豆高原方向に下りて3キロ3千本といわれる桜並木の桜のトンネルをくぐり、さらに市内に戻って松川沿いの桜を観て、あと、共同浴場の一つにでも入れればそれで満足。
たまたま2008年2月に新築の和田湯会館に引っ越ししたばかりの新装の和田湯なら申し分ない。

(さくらの里桜まつり)
さくらの里桜まつり


● 大室山へ

鎌倉市大船を朝7時前半に出る湘南電車に乗ると伊東でわずかな待ち合わせで伊豆シャボテン公園行きの東海バスにつながる。
一碧湖経由のこのバスは途中いろいろな観光名所を経由し、沿道には満開の桜を配して路線バスながら観光バスの趣もある。

大室山の登山リフトもこの時間帯ならさして待たずに乗ることが出来、あっという間に頂上に着いた。

火口の一周に20分ほど掛け眺望を楽しむ。

(大室山)
(火口を一周)
大室山
火口を一周

火口の最高点に三等三角点があって、明治17年に設置されたという説明板を見て感激した。

(伊東市街はかすんで見える)
(三等三角点)
伊東市街はかすんで見える
三等三角点

このページのTop

● さくらの里桜まつり

さくらの里は大室山山麓にあり、登山リフトから約5〜6分の場所。

広い敷地(4万uという)に、40種3千本の桜が植えられているという。
この年は4月の5日と6日に桜まつりのイベントが開催され、多くの人でにぎわった。

さくらの里写真集

(写真をクリックすると拡大写真が出ます)

   
 
   
 
   


さくらの里桜まつりの会場は、イベントとして、餅つき大会、地元産品の屋台、フラダンスフェスティバルなど盛りだくさんで、フラダンスの出演者は地元の同好会の他に東京から駆けつけたチームもあった。

このページのTop

● 伊豆高原 桜並木

さくらの里のさくらを堪能しバス停に戻った。
伊豆高原駅に下るバスは1時間に一本ほどの間隔で、車内はほぼ満員になった。

開発された別荘内の細い道を下ると間もなく桜並木の道に出た。
この道は3キロ3千本の並木という。

伊豆高原駅に行く一番近いバス停「瀬戸山」で下りて一キロ足らずを歩いて下った。

(瀬戸山バス停)
(桜のトンネル1)
瀬戸山バス停
桜のトンネル1

この桜並木は車道に出ると景色が一変するが車が怖く、車がとぎれたときに飛び出してデジカメのシャッターを押しては歩道に戻る。

(桜のトンネル2)
桜のトンネル2

途中「桜美堂」というお菓子屋さんの桜並木店が沿道に店を張りだしてセールをしており、桜饅頭を購入した。
こし餡と粒餡の2種でほのかな桜色が可愛らしい。

(桜美堂の出店)
(桜美堂桜饅頭)
(桜美堂桜饅頭2)
桜美堂
桜美堂桜饅頭 TITLE=
桜美堂桜饅頭2


桜のトンネルの中を歩くと程なく伊豆高原駅。
駅前も多くの屋台が出ていたがこちらは商売人の屋台が多く地元の屋台は少なかった。

伊豆急に乗って伊東に戻った。
途中、城ヶ崎海岸駅で下りて蓮着寺までのさくら並木を見ることも考えたが今回は見送った。

● 伊東の松川遊歩道桜並木

伊東市内を流れる松川の通学橋からいでゆ橋の間の桜並木はわずかに散り始めた桜が見事だった。
この遊歩道に咲く桜はおよそ35〜6本といわれる。
風で散った桜の花びらが歩く速度より遅く川下に流れていった。

このページのTop

松川遊歩道桜並木写真集

(写真をクリックすると拡大写真が出ます)

   
 
   
 

● 和田湯会館と和田湯(和田寿老人の湯)

いでゆ橋から和田湯は近いのだが、和田湯の営業は午後2時半で、時間待ちのため喫茶店で時間をつぶした。

2008年2月に和田湯会館は1年間の工事のあと完成、従来と道一つ隔てた向かい側に新築の3階建ての建物はなまこ壁をあしらった偉容を誇る。

(和田湯会館)
(和田湯の浴槽)
(和田湯の脱衣室)
和田湯会館
和田湯の浴槽
和田湯の脱衣室


和田湯も新しい建物の一階で営業を始め、時間をきっちり守るのも前のままだが、浴槽も脱衣場も新しく、浴槽は10人以上が入れるようになった。
カランの数もほぼ倍増し、有り場も広くなった。

入浴料は部外者が200円→300円と値上げ。和田湯の源泉は伊東でもぴかいちの源泉で、どこか一カ所だけはいる時間がある日は、やはり和田湯か鎌田湯を選んでしまうだろう。

(個別の共同浴場の詳細は当ページの 「全国共同浴場」を参照してください。)

和田湯を堪能し伊東駅に戻った。

3時20分伊東駅発のリゾート21に乗り、熱海駅でアクティ号をつかまえた。
特急踊り子という選択肢も無いことはないが、この時間帯は大船駅が通過となる車両が多い。

このページのTop


日帰りの旅目次Next 伊東温泉七福神巡り2009
Homeに戻る。