はし親子の落書き帳
2001-2

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8月19日

残暑お見舞い申し上げます。

恒例の夏のイベントが終了して、放心状態のはし親です。
とにかく、よく働きました。もう半年分くらいはまとめて働いたから、12月まで仕事はイイヤ・・・ヤーメタ!!って感じです。
首都圏の小学生親子にパソコン体験をしてもらうイベントで、会場に着いたときの期待にあふれた子供たちの顔や、帰るときのうれしそうな顔を見ると本当に心が癒される楽しいイベントです。
今年はおじいちゃん、おばあちゃんにも来てもらって、こちらにもとても喜んでいただけました。
満足感も達成感もとても大きくて、得るものはとても大きかったのですが、体力と気力が品切れになりました。

気が付いてみればホームページの更新も、ほぼ1ヶ月ぶり。カニパトにもまだ、一度も顔を出していない。そのせいかどうか、カニの出はとても良いと森からの噂が届きます。連日大勢の参加があるようで、夏の森の命の大イベントにも早く行きたいな。
ホームページの更新材料もたまっているので、バリバリ更新するぞと、口ばっかり回復してきたはし親、ただいま充電中です。


7月22日

詩集「小網代の森・人・海の未来」8月26日刊行予定。
いよいよというか、やっとというか、小網代の詩集ができました。
小網代詩人中井由実さんが描きためた詩にせいいちさん、のぶさん、なみもとさんという「楽しい森の仲間たち」でおなじみのフィールドスタッフが挿絵を描きました。ちぴも描かせてもらっています。いずれも劣らぬはにかみや揃いのメンバーですから、出版にあたってはみんなほとんど清水の舞台から飛び降りるつもり。
でも、そんな小網代ラブの5人それぞれの感性がシンクロして、ページを繰っているうちに森の草花とたわむれているような錯覚に陥る。見方によっては森の生き物図鑑も兼ねているような、不思議な魅力の詩集ができたと思います。
サイズは携帯可能なB6サイズ。干潟で一冊手にしたら、もう一度森の中へ引き返したくなってしまいそうです。
ホームページでも通信販売しましょうか?


7月7日 カラスのお出かけ

最近仕事が忙しい。もしかしたら、年のせいで効率が悪くなってきたのかも知れない。なんぞと思いながら職場で迎えた午前4時30分。窓の外を猛スピードで横切る黒い影。
あれっ、と顔を上げると何もない。再び作業を開始すると、再び黒い影。今度はさっきより影が大きいような・・・

しばらく窓の外を眺めていると、黒い影の正体はカラスでした。2〜3羽から数十羽の群になったカラスが必死の形相(?)で、次々と渋谷の街の方向へ飛んでいきます。

小さいカラスは飛ぶのも遅いようで、少し低いところを飛んでいきます。大きいカラスはより、高いところをジェット機のように飛び過ぎます。1羽だけ、鳴き声をあげながら引き返していくカラスがいます。仲間とはぐれたのでしょうか?

下から見れば、「ずいぶんカラスが多いな」くらいにしか、思えないのでしょうが、10階の窓からだと、真横から至近距離で見ることになるので、大変な迫力です。20〜30分の間に数100羽が通り過ぎたのではないでしょうか。ヒッチコックの映画より迫力あります。なんたって、生ですから。

いつかビデオで撮影しよう。
しかし、カラスの撮影=徹夜で仕事
どうしたものでしょうかね?


6月24日 小網代の森を守る会定例観察会

6月の観察会のテーマは干潟のカニ。
小倉講師をはじめとする先発隊が干潟にカニ水族館をつくりました。
説明を聞きながら水族館見学のあとは、カニを元いた場所に戻しながらのカニ探し。
ついでにヤドカリのお話を聞いたり、カイメンや貝を見つけたりと、大人も子供も大喜びでした。


2001.06.10

はし親のパソコン怪談

会社が引っ越して、ネットワークの設定。Mさんのパソコンが動かなくなって、再インストールと、なにやらパソコン屋さんのようになってきたなぁと思っていたら、あろうことか我が家のパソコンが起動しなくなってしまいました。ディスプレイには NO SIGNAL と表示されるだけで、Aドライブさえ読みに行かないので、再インストールもできず、ドライバ片手に格闘数時間。しかし、どうにも手におえずに入院となりました。

診断の結果は基盤の交換で、部品代・技術料・運送費で計5万円以上の費用。修理はあきらめて新しいのを買うことにしました。

今まで使ったパソコンで、本体が使い物にならなくなるようなことは一度もなかったのにと、考えてみると最近妙な現象が起こっていることに気がつきました。

・ 会社のネットワークは、私が帰ると動かなくなる。
  この現象は数日間続いたが、現在は正常に動いている。

・ Mさんのパソコンは電源を入れただけで直った。
  以来、正常に動いているらしい。

ちぴと秋葉原へ行って、てんやわんやの漫才しながら買ってきた、新品のパソコンの行く末が不安です。


2001.05.03

上野の森美術館へ、ベネツィア絵画展を見に行きました。

恐竜の本ティアポロはすごい!
そして18世紀のベネツィアには犬が多かった? ようだ。

でもってなぜ恐竜なのかと言うと、実ははし親子は生まれつきの恐竜好き。それが高じて(?)国立科学博物館の友の会に入っているのです。ところが継続の手続きをし忘れていることに気が付いて科学博物館に寄りました。
そして、友の会の受付に置いてあったのがこの本。
「これ、欲しい」
「買おうか」
なんて、ちぴとささやき合っていたら、
「差し上げますよ」と係の女性の声。

国立科学博物館では友の会の入会キャンペーン中で、今、家族会員になるとグッズがもらえるとのこと
「お好きなのを 2 つお持ち下さい」

「え〜っ、2つも!!」
友の会の会員って入場無料なんです、筑波の植物園も、目黒の自然教育園も入場無料だし、特別展の入場券は家族の人数分もらえるんですよ。

その上、この入会特典
「ラッキー!」

というわけで、恐竜の本と、シロナガスクジラの万年カレンダーをゲット。

小雨の上野公園は緑が鮮やかで空気が清々しい。歩くほどに気分が良くなって、ご機嫌な(いや現金な)一日でした。


2001.04.29

ハルジオンの花粉を食べる、コアオハナムグリ。
よく見たらバッタも来ていました。
フジの香りに包まれた春の森には、アカテガニの姿もちらほら見られ、「森は生きている」を再確認。

コアオハナムグリ

森の中では、写真家の加藤 利彦さんの写真展が開催されていました。
中央の谷を歩いてゆくと、ここに一枚、あそこにも一枚と、谷全体がギャラリーになっています。
大勢の森を訪れる人に楽しんでもらえるようなら、秋頃再度開催していただけるそうです。

森のコラージュ



写真左上から

  1. 例年より一足早く満開のフジ

  2. ポイントごとに立っている講師の説明を聞く観察会参加者。木の葉が繁って、ドームのようです。

  3. ニホンヒキガエルのおたま。カエルのたまごが見当たらずに心配していましたが、こんなに沢山のオタマジャクシが元気に泳いでいました。
    すぐ近くでは、シュレーゲルアオガエルの鳴き声も。

  4. 羽化したてのヤマサナエ。このあと、一度水の中に墜落したものの無事に飛び立ったそうです。

  5. トトロのトンネル


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