第4部 その後 S=F キャンペーン第4部が終わってその後の話 |
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フォレイ=ソグ=イクレイル
女神フェイアに呼び出された彼は、女神に選択を迫られる。
「私の元で世界の安定のために働く守護者となる」か、
「過ぎたその力を封印し、人間として生活してゆくか」を。
そして、彼は決断した。人間として生活してゆく道を。
人間界に戻った彼は鍛冶屋の父と、母の下で普通の人と変わらない生活をしていた。
もちろん、両親は事件の事など全然覚えてはいない。
そして、自分は冒険の旅に出発しようとしている。
先に冒険者となった兄の影響かもしれない。
旅に出る我が子に父は剣を用意してくれていた。
彼はその剣をもち、再び冒険者として旅に出て行った。
レイン(本名:ファリア=クライス)
最後の戦いにおいて、命を失った彼女は、シスに見守られて世界の中心で眠りについた。
シスはその横で、世界を生み出し、彼女の体も再生した。
しかし、人として再生させようにも魂が断片すぎた。
そこで、自分をコピーしてそこに彼女を再生させた。
代償にシスと同じ妖精の体になってしまったが・・・。
ケイナ=リル=アルレイヌ
自宅に戻ってきた彼女は再び冒険に出る事になった。
兄を見つけて家に連れて帰らなければ、自分がすべてを継がなくてはならない。
家に伝わるすべての弓術を伝承する・・・そんな辛い修行などしたくはない。
だから彼女は兄を探す、自分のために・・・。
オリスト=ルーク
彼はこの戦いが終わったあと、その冒険を本にして出版した。
全くの素人が書いたような本ではあったが、予想以上の売れ行きとなった。
読者はその本にある真実に何かを感じたのかもしれない。
忘れてしまったとはいえ、一度その身に訪れた災いだったのだから・・・。
共通
それぞれ別の道を歩んでいった一行であったが、再び彼らは出会った。
フレイスの魔塔と呼ばれた塔があった場所に突如現れた大樹の噂を聞いて。
ある人は、兄がこの地にやってきたという噂を聞いて。
そこには妖精として生まれ変わったレインもいた。
一行は再びであった仲間との再会を祝うために、町の酒場へと向かっていった。
そんな彼らを樹の上にいた人物が温かく見守っていた。
「運命は再び彼らを引き合わせたか・・・。」
それは、フォレイの兄と、ケイナの兄の姿であった。
正式な一つの世界と自立したこの世界はこの世界の安定化のために力を尽くした女神によって守られている。
新たに生まれたこの世界の事を人々は、その女神の名をとって「ラル・フェイア」と呼ぶようになった。