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第4部:第4話 サブタイトル:「フレイスの魔塔」
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第4話
「フレイスの魔塔」


今回予告
「この世界を恐怖の渦におとしいれた、フレイスの魔塔。
世界を正常に戻すため、人類すべてによる塔攻略が開始されようとしていた。」
Seven Fortress EX キャンペーン
「霧散せし世界」 第4話 「フレイスの魔塔」
・・・この世界の崩壊は、もう誰にも止められない
なお、シナリオの内容は予告もなく変更される場合があることをご了承ください。
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シナリオキー
退魔の魔具異界に落ちた退魔の武具。
魔神官ヴェスパー塔を作らせた魔族。異界に封じされた破壊神を呼び出そうとしている。
神殺しの弓神が作ったとされる封印をとく武具。
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シナリオ概略
「導入」
今回のシナリオの導入は以下のとおり
フォレイ:「封印された力」…ハルバートが空間の狭間に落ちたパーティを救い、異界へと導く。
ケイナ :「病弱な妹」…妹から弓を譲って欲しいと頼まれる。渡したら場合、死んでと頼まれる。
オリスト:「真相」…魔神官ヴェスパーは倒した。しかし、それだけでは解決していなかった。
オリスト:「影」…仲間の弓を盗むように迫る影。盗んできたら力をやると、交渉してくる。
レイン :「異世界」…異世界に行く。→異界の破壊神を倒すための武具を見つける。
レイン :「早すぎた運命」…魔神官を倒す事が出来ない。
「塔突入前夜」
ケイナに弓を譲って欲しいと頼む妹。
妹の目が赤く光るのと同時にケイナの目も光り始めた。
どうして、そう言った経緯になったのか、わるのりだったのだと思う。
そういった状態だったので簡単に弓を渡してしまう。
姉妹で向き合って「フフフフ・・・」など笑っているのを見れば誰でも怖いと思う。
物陰から様子を見ていた勇者も怖がってました。
その後、妹に「死んで」とお願いされ、攻撃されましたが、そこは勇者がカバー。
弓は手に入ったので、妹はそこから姿を消しました。
オリストに弓を奪うようにと忍び込んだ謎の影は・・・オリストの魔法で瞬殺されました。
よって、特に目立ったイベントもなく終了・・・。
イベントだったんだし、ルール通り処理しなくても良かったのかもしれない・・・。
「塔突入」
前回、登場したレイフォードの協力で砂上船にて突入することになった一行。
それと同時に騎士団による魔塔攻撃も開始された。
騎士団による援護もあって無事塔に突入。
塔は各階のフロアに強力なガーディアンがいる構成に成ってます。
GMとしてはここで今まで出てきたNPCが駆けつけてくれるというシーンを作りたかった。
そこでPCが希望したNPCを登場させるという形を取りました。
塔の階数よりも足りなかったら戦わなくてはならなくなると言ったおかげで結構な人数がでました。
そうやって登場したNPCに助けられ、全く戦闘せずに最上階へと登る事が出来ました。
「魔神官」
塔の最上階へのぼりつめ、儀式の最中である魔神官と対面した一行。
ここでレインがGMすら聞いてなかった(即興で作った)設定が飛び出しました。
レインの両親が魔神官により殺され、その敵を取るという目的があったという。
魔神官の前には空間を歪ませて作った絶対結界があり、攻撃は全く通じません。
魔神官はケイナの妹が持っていた弓を亜空間へ消し去り、妹を吸収しました。
そして、一行を始末するため、亜空間の亀裂を広げ、そこに突き落とそうとしました。
次々と亜空間にすいこまれていくなか、亜空間への扉が開かれた事を利用して、ケイナは弓を取り戻しました。
再戦を誓って亜空間へとケイナも吸い込まれてゆきました。
「亜空間」
亜空間に飛ばされた一行でしたが、そこにはレインの両親がいました。
(すでに魔神官に殺されて肉体は消滅させられていましたが、魂は転生を防ぐために亜空間に封じられた。)
レインの両親は自分達が殺された理由を説明し、二人の役割を伝えました。
ケイナ:異界への道を繋ぐ弓を使う者。
レイン:異界への道を指し示す者。
そして、魔神官と魔王を倒す武器が、異世界にあることを説明し、消えてゆきました。
二人は力を合わせ、異世界へと繋ぐ道を作り、一向は異世界へと移動しました。
「異世界」
異世界に着いた一行は以前世界を救ったという魔術師の家にて目を覚ましました。
その魔術師が言うには自分の世界にも似たような力を持った魔王が現れ、
倒すための武器をある剣を参考に作ったといいます。
そして、その剣は自分の世界とはことなる魔力にて動いている事、その魔力があなた方のもつ魔力と同じという事も。
勇者が剣に手を触れたとたん、剣の力は勇者のハルバートに吸収され、剣は光となって消えました。
その力で魔王を倒せると確信した一行は弓に力が蓄えられ次第、元の世界に戻ってゆきました。
「再戦」
自分達の世界に戻ってきた勇者は、ハルバートに与えられた結界破壊の力にて魔神官を守る結界を破壊。
魔神官は思ったよりも簡単に倒されました。
しかし、魔神官が最後に行った言葉の通り、魔王復活には手遅れだったのです。
「破壊神降臨」
世界の壁が崩壊し、異界の破壊神が海底より目を覚ます。
それに呼応するかのように天空に亀裂が入り、そこからこの世界の破壊神が目覚める。
といった所で次回へ。

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ネタばれ
異世界というのはソード・ワールドの世界です。
以前のキャンペーンで、同じように空間を歪めて絶対防御をはるという敵も登場しています。
この辺は同じ破壊神より力を得たことで似たような力になったという事にしました。
つまりは同じように結界を破壊する武器でのみしか倒す事が出来ない。
そして、その力を持った武器が異世界に存在するとして、異世界へ行く事にしました。
せっかくのキャンペーンなのでこういったクロスリンクもしてみたいと思いまして・・・。
まぁその元となったキャンペーンは相当過去にやった物だったので誰も覚えてないとは思っていましたが。
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GM感想
じつは第3部・第4部は同じ日にやってます。
とはいえ無駄を完全に排除したため、時間的には思ったよりもかかりませんでしたが。
さて、一気に急展開したというかしてしまった気がするのはやはり「レイン」の(良い意味での)暴走が原因でしょう。
設定がどんどん生まれていって、それによりいい話になって言ってくれたので本当に良かったと思います。
ほんとうに感謝です。
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