ENTRANCE>REPLAY>FFCON12>Vol-5
第5話
[戻る]

第5話 「凶刃煌く」(前編)

[GM]
次、紅神さんのシーン行きます。
[紅神]
昼休みが良いな。「おーい光いるか?」と、迎えに行きます。
[GM]
「キャー、紅神先輩よ」
「目を合わしちゃダメ、何されるかわからないわよ」
「こっちに来るわ。逃げるわよ」(笑)
[紅神]
ふふふ、オレって人気者。
じゃあ、香奈子ちゃん、光借りてくよ。
ずりずりずりと屋上へ。なあ、光。最近変なことないか?
[竜崎]
いきなり!
[光]
変なことだらけですよ・・・。化け物に襲われるわ、香奈子のお兄さんは変だわ・・・。
[紅神]
質問。他人の月衣に手突っ込める?面白いもん持ってるな、とかやりたいんだけど。
[GM]
無理じゃないかな。

後のリプレイで柊の月衣に突っ込めることが判明。このころは決まってませんでした。

[紅神]
じゃあ、スチャッと拳銃を。
[全員]
向けちゃヤバイだろ!
[光]
何でそんなの持ってるんですか!
[紅神]
言ってみればお前の同類ってことだ。ところで、お前は何が出来るんだ?
[光]
とりあえず魔法を教えてもらったんですが。
[紅神]
魔法使いか。まあ、とりあえず特訓だな(にやり)
[光]
なぜっー−!!(爆)
[GM]
光の脳裏につらい特訓の日々や体育の授業が思い出された。
[竜崎]
体育教師は合法的に特訓できるからな(にやり)。
[紅神]
まあ、特訓は勘弁してやるからオレの仕事を手伝え。
[全員]
内職?(爆笑!)
[紅神]
ちがうっ!
ウィザードの仕事のなにが良いかって、何しろ報酬が破格だ。
[光]
はあ・・・。
[紅神]
やる気ないだろ、お前・・・。
じゃあ、訂正。
ウィザードの仕事のなにが良いかって、女の子にもてるし、女の子にもてるし、女の子にもてる。
[全員]
ぶはははは(爆笑)。
それしかないんですか!
[竜崎]
金はどうした!
[紅神]
いや、働いても働いても借金減らないんだよ・・・(超貧乏の特徴を持っています)。
で、知ってるか。最近この学校の生徒が消えてるんだよ。
[光]
そう、僕のクラスでもいなくなった友達がいるんだけどだれも覚えてないんですよ。
[紅神]
ウィザード以外はその存在を忘れてしまうんだ・・・。
[光]
なぜですか?
[紅神]
・・・・・・・・・・・・・・なぜだ?GM?
[GM]
世界結界だ、世界結界!
賢者の石抜かれると存在自体なかったことになるんだよ。
[紅神]
そうそう、それ。
[GM]
・・・。ウィザードは月衣という結界があるから覚えていられる。
[紅神]
そう。だから俺たちはそのようなことがおこらないようにたたかっているんだよ(棒読み)。
[全員]
なぜ棒読みなんですか!

[竜崎]
それではそろそろ登場します。屋上の扉をガチャっと。
おう、水無月。どうしたんだこんなところで。
[光]
いや、ちょっと先輩に呼び出されて。
[紅神]
やめろ!その言い方。体育館裏みたいだ。
[竜崎]
ほう、三年生か。名前は?まあ本当は知ってるんだが。
こんなところで何やってるんだ。
[紅神]
紅神だ。ちょっと男同士の話をな。せ・ん・せ・い。

意を同じくする三人のウィザードが集まったその瞬間。
「ガァァァァァ!」
奇声と共に踊りかかる影が一つ。
ズン!
振り下ろされた凶刃は屋上のコンクリートをチーズでも切り裂くようにやすやすと貫通した。
「光! 敵だ!」
陰陽師の手の符が怪しく揺れ、龍使いの呼気が大気を振るわせる。
そして勇者の剣は日の光を切り裂くがごとく敵に向けられていた。


リプレイ初の前後編です。
生徒連続失踪事件、明かされぬ目的、そして迫る謎の敵。
次回、その一部があきらかになる。後編をちょっとだけお待ちください。

TOP
[戻る]