都市レイアルにある魔法学園にはミステリークラブという名前のサークルがある。
周りに起きた不可思議現象を調査し、レポートする。
彼らの行く先には常に事件が待ち構えている・・・

現在の部長はレシーナ（女性、１６歳）周りの人間は彼女こそは最大の不可思議だという・・・。
ちなみに学園創立からの万年部長である。

今までにまとめられた不可思議レポートの中には、たまに事件解決の手がかりになるものがある。
そのため冒険者もたまにお世話になっていたりする。
冒険者の持ってくる事件もよいレポート対象になるため、もちつもたれつだろう。
（もちろんレポートの大半はほとんど役に立たない・・・）

新説七不思議 比較的新しい学園だがこの学園にも七不思議と呼ばれる噂がある。 １．歌う学園長像 学園長おじさんだし、歌音痴だし・・・。 ２．魔の６６６６段階段 第１校舎の階段の合計が夜になると１段増えて６６６６段になるらしい。 それだけあれば数え間違いもあるような・・・。 ３．首吊り死体 校舎裏の老木に夜になると首吊りの死体が現れるという。 ただ、何故か「足首」で吊ってる・・・。 ４．血井戸 血で満ちた井戸。鉄の匂いがきついが味はトマトジュースだったらしい。 ５．動くモンスター標本 第６・７の不思議については誰も知らない。 知ってしまった者はいなくなってしまったという。 内容が一部いたずらじみている為、ガセネタという話もちらほら。 いたずら系の話にするなら妖精のいたずらが原因とか。 シリアス系にするならこれらの七不思議に裏の真実を設定するとか。

トラブルサモナー 魔物の力の一部を召喚する「サモナー」を研究する生徒がいる。 ドラゴンのブレスの能力を召喚し炎を吐くとか、翼を召喚して空を飛んだりできるらしい。 しかし、そんな稀有な力よりもその生徒が有名なのは学園きってのトラブルサモナーである事。 今日も行く場所、行く場所で事件に巻き込まれてしまっている。 そんな彼女がミステリーサークルに入部したらしい。 学園内ではとてつもないトラブルが起きる事を心配している。