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嶽温泉

（嶽温泉）
嶽温泉 嶽温泉は、岩木山直下にある。
いままで、岩木山に行くたびに、ここで何回もバスを乗り換えていたが、温泉に入ったのが１回きりで、泊まったことは一度も無かった。

今回は、小島旅館に泊まり、岩木山の残雪を見る計画。

嶽温泉は、岩木山スカイラインの起点とも云える場所で、岩木山の八合目に行くシャトルバスの乗り換え地点でもあり、人出で賑わっているがひなびた風情が長く残っている温泉場だ。
数軒の旅館、食堂、売店などの中に、山野草を売る店があったりする。

（ナシの花）
ナシの花 夕刻、弘前からバスで到着し、風呂に入る前に付近の散策をする。

小島旅館の駐車場に見事なナシの木があって花が満開だ。
このナシは、小さい上に渋くて食べられないのだという。

付近では、山野草の花が咲き始めており、数年前に擬宝珠を見つけた原っぱにに、イチリンソウがあった。

（イチリンソウ）
イチリンソウ イチリンソウは清楚な花で、普段は滅多に見かけない。
気候が合うのか、丹誠がこめられているのか。

主らしい人が出てきて、盗掘に困っているという。
柵はしたくないのですがとそのご主人。

蕗のとうやワラビなどもこの原っぱで採れる。でも、盗掘は山野草が対象らしい。

別の空き地に水芭蕉が終わりかけていた。
また、水芭蕉の近くに、ミツバアケビが花を付けていた。
とても植物の色濃い場所である。
（水芭蕉）
（ミツバアケビ）
水芭蕉
ミツバアケビ

小島旅館の湯はひなびている。

ヒバの浴槽に、ヒバの洗い場。洗い場は若干傾斜しており、お湯が流れやすくなっているが、滑り止めに桟を打ち付けている。

（小島旅館の浴槽）
（小島旅館の夕食）
小島旅館の浴槽
小島旅館の夕食

群馬県（渋川）からの団体客が入ってきて急ににぎやかになった。

夕食は大広間。
山の幸が中心だが、鰺ヶ沢や深浦まで１時間ほどの土地柄だから新鮮な海産物も多い。


大広間で、食事が終わっても部屋に戻らなかった人たちがカラオケを始め、結構遅くまで演歌の歌声が廊下に響いていた。

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