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アソベの森・いわき荘
岩木山登山の基地は、岩木山神社を中心とした百沢温泉で、その中でも登山者に人気のあるのがアソベの森・「いわき荘」である。
(いわき荘)
このいわき荘が2000年6月に新装オープンした。
公営とはいっても職員は親切で、旅館にない良さがある。
施設では一流旅館に負けないものが出来、運営面で公営の良さが出れば、繁盛間違いなしのような気がする。
(大浴場)
新装なったいわき荘で特にすばらしいのは、青森ヒバの大浴場。
天井が高く、熱気がこもらない。
また、この大浴場からの見晴らしは最高である。
もともと、マイルドな泉質を誇っていたが、旧館の浴場は薄暗く、写真写りが良くなかった。
新館のヒバの大浴場は青森特産のヒバをふんだんに使い、明るく、天井が高い。
(露天風呂)
露天風呂がついており、これもゆったりとした配置になっている。
また、客室はトイレ付きで「ウオォッシュレット」タイプ。最近流行とはいえまだ旅館でも数少ない。
旧館の洋式トイレはとても狭かったので、この改良点だけでも大ヒットといえる。
部屋からは岩木山がよく見える。
(いわき荘の食事)
食事は懐石風で、もともと定評があったがさらにみがきがかかり、適切な料金で十分満足がゆく。
楽しいのは、ワゴンサービス。
漬け物、塩からなどの郷土料理を食事の最中にワゴンで運んでくれるという趣向。
シオカラで酒の量がすすんでしまう。
2005年再々訪
(おかみの今さん)
2005年8月、弘前のねぷた祭りの後、何回目かのいわき荘訪問となった。
この時期のいわき荘はなかなか予約が取りにくくなって人気の程が伺われご同慶の至り。
リーズナブルな価格と親身のサービスは相変わらずだったが・・・
この5年間で進化したサービスは
- 宿泊価格の室料表示と食事メニューの充実
- 弘前駅からのシャトルバスの運行
- 白神山地のある西目屋村へのシャトルバス運行
- 津軽三味線のライブ演奏(毎日・夜、ロビーで)
など。
花田一蔵さんの津軽三味線のライブは約30分ほどだったが、とても心にしみた。
(花田一蔵津軽三味線1) |
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(花田一蔵津軽三味線2) |
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2009年7月再々訪
(本館ヒバ風呂)
その後、いわき荘もさらに進化して、本館ひば風呂を造った。
上記のヒバの大浴場と露天風呂は源泉を循環使用して、若干カルキ臭がすることもあるのだが、本館ヒバ風呂は完全な掛け流しで、ヒバの香が漂う中の入浴は最高である。
滑り止めのため、床のヒバに細工を入れるのも昔通りの方法で懐かしい。
(再生 古民家での食事)
もう一つの進化は再生古民家での食事。
ここでは魚介類や牛肉の炭火焼きの食事やカウンターダイニングが楽しめる。
大きなかまどで炊いたご飯は絶品。
(もう一人の津軽三味線奏者 岩木義夫さん)
今回、もう一人の津軽三味線奏者の岩木義夫さんのライブを聴くことが出来た。
場所は前回とやや変わっていて、すぶとの間(座敷)。
20人ほどの宿泊客が聞き惚れていた。
いわき荘のホームページへ。いわき荘
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