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青森名所巡りの旅目次>東北町の共同浴場巡り東北町の共同浴場巡り東北町では良質の温泉が湧くので多くの温泉銭湯(公衆浴場)がある。 2014年10月に八軒の温泉銭湯を訪ねてみた。 東北町・東北温泉 東北町・八甲温泉 東北町・天然温泉まつのゆ 東北町・上北さくら温泉 東北町・玉勝温泉 東北町・温泉旅館水明 東北町・小川原湖交流センター宝湖館 東北町・姉戸川温泉 東北町・東北温泉東北温泉はあおい森鉄道乙供駅近くにあるがやや分かりにくい。三沢から野辺地に向かう県道8号には看板が出ているが、列車から徒歩で向かう人は道を尋ねた方がよい。駅からの徒歩の時間は6〜7分である。東北温泉のホームページ 東北温泉は旅館と公衆浴場を経営しているこの地区特有の経営形態で、お湯は黒いモール泉としてもつとに名高い。 受付前で入浴料金のチケットを買い受付てもらい、右奥の男湯に入る。 脱衣場は広く、木の棚と脱衣用籠が並び、無料のコインロッカーもある。 浴場には洗い場のカランが三列並び、右側にサウナ室と小浴槽があり、突き当たりにメインの浴槽がある。 メインの浴槽は14〜5人入れる大きさで、赤御影石の縁取りの重厚な浴槽。一部泡風呂となっている。 右側のサウナ室の隣に、水風呂、子供風呂、電気風呂、あつい湯風呂と並び、いずれも5〜6人が入れる大きさ。 突き当たりの窓の外には階段を上って、石を配した露天風呂がある。 さて、お湯だが、うわさ通りの黒いお湯で、モール泉という。 泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、湯温は47.5度。 ぬるぬるスベスベのお湯で、透明だが黒い色で肌触りは最高。メインの浴槽は、浴槽内にステップがあり腰掛けることが出来、その先の深さはぎりぎり尻が着くか着かない程とやや深め。 先客は浅めの子供風呂に入っており、子供風呂はぬるめなので長湯が出来るという。
このページのTop 東北町・八甲温泉八甲温泉はあおい森鉄道の上北町駅が最寄りの駅だが歩くと十数分かかる。八甲温泉は三沢から野辺地に向かう県道8号に面している。駐車場も広い。 温泉の奥の母屋はドライブインになっており軽食が食べられる。 八甲温泉の入り口には、北海道長万部で発掘したラジウム原石が置いてあり、浴槽内の湯口の岩としても使っている。源泉が流れる際にラジウムが湯船に浸出するらしい。 八甲温泉の受付は無人で受付には「入浴料金のボックス」が置いてあるだけである。 今回の湯巡りでは、この八甲温泉の\200が最安値であった。 脱衣場は昔の(昭和の)銭湯の雰囲気が色濃く残り、非常にくつろげた。 やや熱めのお湯はヌルヌル感が強く、床も滑りやすかった。 数人の先客は年配者が多く床にトド状態の人も居たがみな親切で、毎日通ってくると言う常連さんは八甲温泉の居心地の良さを強調していた。
このページのTop 東北町・天然温泉 まつのゆ天然温泉 まつのゆは、あおい森鉄道の上北町駅からメインストリートをやや町の中心方面に進んだ場所にある。旅館が公衆浴場を併設する経営形態だが、温泉旅館松園とまつのゆは道一本隔てた場所にあり、まつのゆは東北町では最大規模の銭湯で、駐車場も一番広い。 入ると、ロビーが広くくつろげる。脱衣場も大きく、朝5時の開業と同時に常連さんが集まりにぎわいを見せる。 浴場は、左側にメインの浴槽がL字型にあり一部にジェット噴流を備えている。その浴槽に並んで電気風呂、ぬるい湯、寝湯と続く。 メインの浴槽の手前にうたせ湯、スチームサウナ、水風呂、あつい湯などがあり、露天風呂へ行くにはここにから屋外に出る。 お湯はぬるぬるスベスベのモール泉である。 分析表によれば、アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)で湯温は49.2度。(源泉名:松の湯温泉) ぬるめの露天風呂に入ると泉質の良さが良くわかる。
このページのTop 東北町・上北さくら温泉上北さくら温泉は東北町役場と道を隔てて並んでおり、旅館と公衆浴場を営業している。また、二階の大広間で宴会場も受け付けている。入り口を入ると正面に受付があり、入浴券を機械で購入して受け付けてもらう。 受付の左右に男女別の浴場がある。 脱衣場は小綺麗で清潔。鍵のかかるロッカーと脱衣用の籠をのせるスチール製の棚がある。浴室は、中央に浴槽が張り出し、左右は壁に沿ってカランがあり、奥にはサウナ室、水風呂、電気風呂などがあrる。屋外の軒下には露天風呂もある。 中央のメインの浴槽は、手前側が大きい浴槽で奥には小さな浴槽があり、大きな浴槽はぬるい湯で腰の深さにジェット流などもある。奥の小さい浴槽は熱い湯でやや高めの泉温である。 お湯は単純泉(緩和低張性高温泉)で湯温は47.5度。土地柄からモール泉と思われるが、ヌルすべ感は少なく、さっぱりとした浴感である。 実はさくら湯は東北大震災の際に配管などに影響を受けかなりの改修をしたとのこと。
上北さくら温泉ホームページへ このページのTop 東北町・玉勝温泉玉勝温泉は、あおい森鉄道上北町駅から線路沿いに三沢方面に進んだ数分の場所にある。同名の玉勝温泉別館と道を隔てて隣同士の公衆浴場である。建物は一見新しそうだが、例えば後に述べるように昭和の色を濃く残す内部は懐かしさを覚える。 建物に入ると広いロビーがあって、浴後にくつろげるのは新しいスタイルで、今風な様子se、入浴料金の授受も受付方式で新しい。ところが、脱衣場に入ると、脱衣用木の棚のそばにある脱衣用の籐の籠は滅多に見られないレアもので、また、番台の形式が残っているのは昭和時代の銭湯そのものである 浴場は、中央に浴槽があり、周囲をカランと洗い場が囲む。 浴槽は間仕切りがあり、大浴槽と小浴槽に分かれているがお湯はどちらも素通し。超音波流水の大浴槽とお湯の流れが少ない小浴槽のどちらが好きか?という選択を迫られる お湯の色は薄茶褐色で無色透明。お湯はモール泉で、メタケイ酸の成分が含まれているとのこと。浴感はぬるぬる感が少なく、さっぱりとしている。
このページのTop 東北町・温泉旅館水明東北町・温泉旅館水明は旅館兼公衆浴場という経営で、特上のアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)は評判が良くお客さんが多い。あおい森鉄道の上北町駅から小川原湖の内陸側を走る道で約2.5キロ程の場所にあり、小高山の上にある。創業は昭和56年。 玄関を入るとロビーは比較的広く、右側奥に公衆浴場の案内の矢印がある。 脱衣場はさして広くない。 浴室には正面に浴槽が2槽あり、左右の浴槽にはどちらも湯口がある。 洗い場とカランは左右の壁に沿って浴室の両側にある。 お湯は適温で、ヌルすべ感が強い。じっくりお湯に浸っていると、静かな環境と相まってとても幸せになる。 露天風呂は、浴室に入って左側にある。 源泉名は「山添泉」、湯温は46.4度なので、加水も加温も不要な良い源泉である。
このページのTop 東北町・小川原湖交流センター宝湖館宝湖館は道の駅おがわら湖「湖遊館」に隣接する小川原湖交流センターの建物で、八戸と野辺地を結ぶ県道8号に近く、あおい森鉄道の上北町駅から約3キロの場所にある。 日帰り温泉施設の他、温泉プール、流水プール、多目的ホール、交流室、芝生・バーベキュウハウス・サッカー場なども利用が出来るとのこと。小規模ながら、官営の浴室らしいかっちりとした配置で、大きなメインの浴槽は窓に沿っており気持ちがよい。お湯はさっぱりとしたナトリウムー塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で湯温は51.8度とやや高い。 お湯は循環使用らしく、掛け流しの表示はないが、温水プールなどにも使用するので止むを得まい。
このページのTop 東北町・姉戸川温泉姉戸川温泉あおい森鉄道の小川原駅前にある。昭和の銭湯を色濃く残す名湯で、 マニアからの名声が高い。脱衣場に入ると、番台の名残があるので、昭和期の配置がそのままと思われるが、手入れが良いので古びた感じは無く、気持ちの良い脱衣場である。 浴室は、中央に浴槽のある典型的な昭和期の造りで、床のタイルは古さを思わせるがこの浴室も古びた感じはしない。 浴槽の半分は緑のマット敷きで、この部分は寝湯の深さ、残りは通常の深さである。湯口はパイプの高い場所から大量の源泉が投入されてくる。 お湯は薄茶褐色で透明のアルカリ泉でヌルすべ感が強い。ぬるめのお湯なのでじっと浸かっていると次第に身体があたたまってくる。 ぬるめなので是非長湯をして欲しいとはおやじさんの弁。お風呂から出た後、おやじさんとおかみさんと家人との間で話が弾んだ。 名物のネコに子猫が二匹いてお茶目な方がまとわりついた。 おかみさんが抱いてくれたので美人に撮れた。 源泉名は「中久根下泉」で、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)。湯温は38.24度とのこと。
このページで紹介した公衆浴場は、当ホームページの「全国共同浴場巡り」で営業時間、料金などを含めて詳細に報告しています。 「全国共同浴場巡り」へ このページのTop |