Home>
青森名所巡りの旅目次>蔦温泉
蔦温泉
(秋・蔦沼望遠)
蔦温泉は、昔からの古い温泉宿のイメージを残している。
浴槽もヒバの木で出来ており、お湯は浴槽の底からわき出す。
泉源が真下にあるとのこと。
大町圭月の墓があるので有名だが、お湯が柔らかく、泉質を比べれば酸ヶ湯にも、谷地温泉や猿倉温泉にも負けない。
また、蔦沼を巡る1時間ほどの遊歩道はよく整備されており、ブナ林を十分堪能出来る。
標高が高いせいか、ブナ林は他の木が少なく、巨木も多い。
十和田樹海とも呼ばれるそうで、ブナ林にどっぷりと浸ることが出来る。
(秋・蔦沼遊歩道で)
6月の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、雪が降るまでの枯れた林など、どれもお奨め。
ただ、蔦沼巡りだけでは時間を持て余してしまうので、奥入瀬散策の基地として使えば、旅行に深みが加わるというものだ。
(秋のブナ林1)
|
(秋のブナ林2)
|
|
|
旅館のもてなしも、長い歴史のおかげで、過不足が無い。
旅館を選ぶには、いろいろの基準があるだろうが、ソフトもハードも高い評点を付けることが出来る。
この付近で泊まるなら絶対のお奨めだ。
(蔦温泉玄関) |
(夏のブナ林) |
|
|
(蔦温泉・昔ながらの浴槽) |
(蔦温泉・泉饗の湯浴槽) |
|
| /
実は、蔦温泉は筆者の高校の国語の先生から教わった温泉だ。その先生は文芸部の担当で、当時の文芸部誌に『昔の話・蔦温泉』という文章を寄稿して下さった。
いつか、温泉巡りが出来るようになったら、蔦温泉に行こうというのが私の秘かな願いだった。
|
|