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全国秘湯巡り・鹿児島

鹿児島・湯の旅

(今回の旅は3泊4日です)
第1日目・羽田→鹿児島空港→山川→指宿温泉
第2日目・指宿→知覧→西鹿児島→東市来→湯之元温泉
第3日目・湯之元温泉→西鹿児島→えびの高原→霧島温泉(丸尾)
第4日目・霧島温泉→霧島神宮→国分→日当山温泉→鹿児島空港→羽田

第1日目

第1日目・羽田→鹿児島空港→山川→指宿温泉

(指宿・砂蒸し温泉)
指宿・砂蒸し温泉 5月の連休は遠出が可能だ。
孫の世話が無い。
家人の誕生日で、航空券が安価。

で、思い切って鹿児島へ。
実は、鹿児島と沖縄だけ足を踏み入れていない。
鹿児島を訪ねておけば、後は沖縄だけになる。
3泊だけしかできないので、泊まる場所の選定に苦労した。
結局、指宿、湯之元、霧島の3温泉地にしたが、鹿児島はまだまだ魅力的な温泉地が多い。

鹿児島空港に着陸態勢に入ると桜島が見え、さらに低空に来ると、茶畑が多かった。
不明なことだが、鹿児島は全国有数のお茶の産地だった。

鹿児島空港は、各地を結ぶバス路線の数が多い。
指宿行きは鹿児島市を迂回し、少し南側で錦江湾岸を走る。
喜入を過ぎると、指宿が近い。

JR指宿駅
開聞岳
(JR指宿駅)
(開聞岳)

JR指宿駅前でバスを乗り継ぎ、山川の長崎鼻を目指す。
時間の都合で見物は一箇所。で、「フラワーパークかごしま」を選んだ。

フラワーパークかごしま

バス停から、入り口を目指す間にも「極楽鳥花」が咲き乱れている。
開聞岳が目前に迫り、広い園内には亜熱帯植物が多い。

園内は人影がまばらで小学生が遠足に来ていた。
昼食時間を過ぎていたので、園内のレストランで食事。
隣接している温室で、珍しい花を見たり、写生しているおじさんと話をする。

絵を描いていたおじさん
極楽鳥花
(絵を描いていたおじさん)
(極楽鳥花・ストレリチア)

フラワーパークかごしま・花めぐり

(写真をクリックすると拡大します)
ヘリコニア1
 
ヘリコニア1
ヘリコニア2
 
ヘリコニア3
メディニラ・
マグニフィカ
メディニラ・マグニフィカ
ダツラ
ダツラ
ラッセリア
ラッセリア
ニオイバンマツリ
ニオイバンマツリ


フラワーパークかごしまのホームページへ

2時間半で約半分しか見られなかったが、最終バスで指宿に戻る。

指宿市・砂むし会館「砂楽」

今日の宿の手前に指宿砂むし会館「砂楽」があり、立ち寄る。

砂むし温泉のシステムは、
  1. 入場料を払い浴衣と脱衣室のキーを受け取る
  2. 素っ裸で浴衣を着て、タオルを持って海岸へ行く
  3. 並んで若干掘ってもらった場所に横たわる
  4. 砂をかけてもらう
  5. 10分〜15分で(汗が出たら)自分で這い出す
というもの。
砂は思ったより重かったが、熱くなく(それでも50℃〜60℃とか)、良い気持ちで寝ころんでいる内に全身が火照り、10分ほどで這い出した。
(時計があって、何分埋まっているかよく解る)

会館に戻って、浴衣を返し、シャワーを浴び、湯に浸かってから脱衣場に戻るという仕組みも良くできていた。
満潮時は、会館のほとりまで海水に浸かるので、特設の砂場がしつらえてあった。

指宿・砂むし温泉
砂むし温泉・浴槽極楽鳥花
(指宿・砂むし温泉)
(砂むし温泉・浴槽)

砂むし会館「砂楽」のページ

歩いて今日の宿、指宿コーラルビーチホテルに行く。
ほてった身体に海風が心地よい。

指宿市営・共同浴場「元湯温泉」

(指宿市営・共同浴場「元湯温泉」)
指宿市営・共同浴場「元湯」 宿に着くと、すぐに飛び出して、市営共同浴場・元湯温泉へ。

この湯は砂むし温泉にほど近く、建物は古風な風格があった。
料金200円。 湯の温度はやや高め。
壁際のコックを自分で開いて湯を入れ、適温になると自分で閉じる。

自然にさめてきて、ぬるめの浴槽とやや熱めの浴槽がある。
客は一人だけ。
そのお客にお湯の自慢話を伺い、番台でも話を聞く。
鹿児島人のお湯自慢は聞いていて愉快になる。

元湯・外観
元湯・番台
(元湯・外観)
(元湯・番台)

指宿コーラルビーチホテル

ホテルに戻り、夕食。
豪勢な夕食だった。キビナゴの刺身は期待通りだったし、特製のウナギのセイロ蒸がおいしかった。

コーラルビーチホテルの外観
コーラルビーチホテルの夕食
(コーラルビーチホテルの外観)
(コーラルビーチホテルの夕食)

夕食後、ホテルの温泉に入る。やや熱めだが、ひと気が無く、落ち着いて入ることができた。
朝晩で男女入れ替え制とのこと。

コーラルビーチホテルの内湯
コーラルビーチホテルの露天風呂
(コーラルビーチホテルの内湯)
(コーラルビーチホテルの露天風呂)

第2日目

第2日目・指宿→知覧→西鹿児島→東市来→湯之元温泉

翌朝、錦江湾から朝日が昇った。
散歩と朝湯。これは極楽ですね。

錦江湾の朝日
コーラルビーチホテルの女将
(錦江湾の朝日)
(コーラルビーチホテルの女将)

知覧行きのバスは1日に3本。
最初は8時過の発車で、乗客は数人だった。
喜入までは海岸線を通り、喜入から内陸に入ると、国道とは別に、石油基地誘致で出来た新道を通った。
人通りが少なく、知覧に着いて、ようやく人家が増えた感じだった。

憲法記念日の行事のためか、街宣車がいたので特攻記念館には寄らずに武家屋敷に直行した。

知覧・武家屋敷

知覧武家屋敷1
知覧武家屋敷2
(知覧武家屋敷1)
(知覧武家屋敷2)

知覧の武家屋敷は、鹿児島藩の郷士の屋敷跡を保存したもので、いまだに多くの方がここに暮らしており、何軒かを特別公開してくれている。
ある屋敷は、八十石取りの郷士の屋敷とか。
質素な屋敷がそのまま今も生き続けていた。
公開されていないお宅も多いが、観光客のラッシュでは止むを得ない。

知覧武家屋敷3


武家屋敷が並ぶ道の両側の生垣が素晴らしい。
道は鍵の手に折れたりするが東西に走っていて、時代劇に出てきそうな雰囲気だった。

南九州市知覧町「武家屋敷」

少し早かったが、荷物を預かってくれた土産物屋さんで、うどんとソバの昼食。安くて旨かった。

バスで西鹿児島に出る。
バスは山道を下り平川のあたりで錦江湾沿いの道に出る。
市街地に入ってからJR西鹿児島駅まで長く、最寄りのバス停からJR駅まで市営バスに乗り継いだ。

JRの駅は工事中で駅前は大混乱だった。

かごしま・湯の旅(続編)



(若干の情報)
場所電話
フラワーパークかごしま
0993-35-3333
指宿市砂むし会館「砂楽」
0993-23-3900
指宿市営温泉「元湯」
0993-22-2344
コーラルビーチホテル
0993-22-2241
知覧武家屋敷庭園保存会
知覧町役場
0993-83-2511



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