全国秘湯巡り・静岡
静岡・寸又峡温泉
(今回の旅は1泊2日です)
第1日目・大船→金谷→
家山→
川根温泉→
寸又峡温泉
(飛龍の宿)
第2日目・寸又峡温泉→金谷→
静岡・駿府城公園→大船
第1日目 大船→金谷→家山→川根温泉→寸又峡温泉
2003年は暖冬と云われながら、3月に入っても寒い日があった。
花見をしたいと考えたが、日程の設定や行く先に困った。
思いついたのが「大井川鉄道」。
調べたら、家山の桜トンネルという名所があった。
(JR金谷駅)
そして、さらにネットで調べたら、大井川鉄道の乗車券、寸又峡までのバス料金、旅館の宿泊料がセットで1万円を切るイベントが期間限定で見つかった。
すぐに予約。3月末の寸又峡はどんなたたずまいか?。
特急「とうかい1号」を乗り継いで、金谷に着いた。 駅の桜が満開だった。
大井川鉄道は、大井川沿いを千頭に至り、さらにアプト式鉄道が井川までつながっている。
金谷を出た大井川鉄道は、大井川の右岸をゆっくり遡る。
ひろびろとした大井川と茶畑がまぶしい。
家山
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(大井川鉄道の車両) |
(家山駅) |
家山の桜トンネルは、大和田駅と家山駅の間。
ほぼ満開の桜並木が続き、屋台が出ている。
花見客と、大井川鉄道のSLを撮りたい写真家でごった返している。
(大井川をまたぐ鯉のぼり)
家山駅から桜トンネルまで約10分。
途中、右手の家山地区・野守公園や家山川の両岸にも多くの桜の木があったが、まだ満開にはなっていなかった。
大井川をまたいで、鯉のぼりが沢山連なっていた。
屋台は、各種の食べ物の売り手、川根茶の手もみ実演など。
また、ゴザを敷いて、持参の酒や食べ物を口にする人々など。
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(花見客) |
(SLを撮る人) |
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(手もみの茶づくり) |
(桜トンネル) |
川根温泉・ふれあいの泉
次の列車で、笹間渡(ささまど)駅まで乗り、川根温泉の露天風呂に浸かりながら次のSLを待った。
大井川の鉄橋を渡るSLは大きな汽笛を二つ鳴らした。
川根温泉ふれあいの泉は平成10年に開場。広い露天風呂も客でごった返していた。
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(川根温泉) |
(川根温泉からのSL) |
笹間渡駅に戻り、千頭へ。
千頭の駅でも、SLが止まっており、観光客の被写体となっていた。
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(千頭駅のSL1) |
(千頭駅のSL2) |
千頭からのバスは車掌さんが乗り込んで道案内をしてくれた。
途中の寸又川は切り立ったところに道路があり、狭いトンネルなどもあって、すれ違いがきついので、対向車と情報交換しながら進んでいた。
寸又峡温泉
40分ほどで寸又峡温泉
宿に荷物を置いて、大間ダムの「夢の吊り橋」まで散歩した。
往復1時間ほどで、上り下りも少なく、吊り橋の周りは、ダムの色や早春の山が美しかった。
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(天子トンネル) |
(夢の吊り橋) |
温泉地区に戻り、町営露天風呂へ。
脱衣場は狭かったが、露天風呂は快適で、ホームページに掲載したいという申し出に皆さんが賛同してくれ、ポーズを取ってくれた。
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(町営露天風呂・美女づくりの湯) |
(町営露天風呂・浴槽) |
寸又峡温泉は比較的新しい温泉街なので、街並みは発達しておらず、比較的こじんまりとした旅館と土産物屋がバス停を中心に散在する。
今日の宿は、「湯屋・飛龍の宿」
「湯屋・飛龍の宿」
建物は新しく、露天風呂も内湯の外側に男女別々にあり、時間を区切って入れ替わるので両方の浴槽が体験できた。
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(温泉街の売店) |
(湯屋・飛龍の宿) |
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(飛龍の宿・露天風呂・男) |
(飛龍の宿・露天風呂・女) |
(飛龍の宿の夕食)
夕食は食堂。
大井川鉄道のパック旅行の客ばかりでは無いのだが、どの席も献立に差はなく、過不足の無いメニューには大満足で、銚子1本付きは本当にお買い得という気がした。
猪鍋が山の宿らしかった。
時間があったので宿の風呂に入り直した。
持ってきた文庫本を少し読んでから就寝。
第2日目
寸又峡温泉→金谷→静岡→大船
朝、白々あけの頃、窓の外をふと見たらカモシカが居た。
写真を撮り、デジカメを探している間に居なくなった。
千頭までバスで下り、大井川鉄道で金谷に向かう。
昨日もそうだったが、沿線の大井川の景色や川根茶の茶畑の景色は、大井川鉄道のスピードにとてもマッチしていると思った。
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(川根茶の茶畑1) |
(川根茶の茶畑2) |
金谷から、静岡へ。
静岡・駿府城公園と浅間神社
(駿府城公園・外堀)
静岡は通過するだけで滅多に下りない。
今回は、昼食と駿府城趾の桜、他もう1箇所ぐらい花見が可能だ。
駅の下に観光案内所があって、いろいろ訊ねたら、昼食は静岡地魚料理の「大作」、花見は駿府城公園のほか、静岡浅間神社が良いと教えてくれた。
足も、駿府浪漫バスというのがあるという。
駿府城公園は駅から10分足らず。
外堀の桜が美しく、公園内は花見客が酒盛りの最中だった。
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(駿府城公園1) |
(駿府城公園2) |
駿府城公園の裏口から静岡浅間神社へは、浪漫バスに乗った。
浅間神社の桜は、駿府城公園よりさらに見事で、神社の建物と桜がよくマッチしていた。
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(静岡浅間神社1) |
(静岡浅間神社2) |
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(静岡浅間神社3) |
(静岡浅間神社4) |
浅間神社の桜を堪能し、路線バスで静岡駅に戻り、新幹線で小田原経由家に戻った。
(若干の情報)
場所 | 電話 |
大井川鉄道 | 0547-45-4111 |
飛龍の宿 | 0547-59-3110 |
大作 | 054-281-8700 |
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