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全国秘湯巡り・秋田

秋田竿灯と秋の宮温泉郷

秋田竿灯,雄勝町花火大会を中心にした2泊3日の旅

第1日目 東京→秋田(竿灯見物)
第2日目 秋田→横堀→ 秋ノ宮温泉郷 雄勝町花火見物
第3日目 秋ノ宮温泉郷→鳴子温泉→古川→東京

「どっこいしょ」,「どっこいしょ」と秋田竿灯

第1日目

(角館と秋田竿灯) (8月7日が望ましい)

秋田竿灯を見るのは,個人旅行では至難の業だ。
ともかく旅館が取れない。「青森・ねぶた」や,「高山まつり」と同様大手の旅行会社がホテルも旅館も抑えている。
こつは,2〜3週間位前(7月半ば頃)に,員数がそろわず大手旅行代理店が予約を放出するのを狙って電話を掛けまくる。
秋田市の観光課( 018-863-2222)でもこの方法を奨めている。

秋田市役所のホームページの「竿灯」
秋田市役所「竿灯」

秋田竿灯

秋田竿灯(1) 秋田新幹線で近くなったので,夕方秋田に着くまでの数時間は角館で過ごしたい。
角館の武家屋敷は桜の季節が良いが,夏,熱い最中の見物も悪くはない。
秋田まで直行して秋田市内を見物するか,秋田を通り越して,男鹿半島まで足を延ばす ことも考えられるが,秋田市内は翌日見れば十分だし,男鹿半島に行くには時間が不足する。

秋田についたら,早めの夕食。旅館は心得ているから準備していてくれる。
竿灯は毎年,8月4日から7日までの4日間と決まっている。
場所は市内の目抜き通りである。
午後6時頃から入場行進があり,全団体が所定の位置につくと, 提灯にあかりをともし,竿灯が始まる。
秋田竿灯(2) 竿灯見物は力が入る。バランスをとる人と同じように息をつめ,手や肩や腰 に力が入る。
風が強いとバランスが取りにくいのか,竿灯が倒れることもあるが,風が無いとかえって やりにくいのだという。
ひとしきり演技が終わると,団体が移動する。
移動は入場行進と同じで竿灯を倒し,太鼓や山車が先導して行進する。

見物は道路中央の桟敷席が一番良い。1ヶ月前から予約受け付けという。
宿の手配が出来ない内に,列車や桟敷を予約するのは不安なものだ。
が,勇気をもってやってみよう。

秋田竿灯(3) 秋田竿灯(4)


秋田竿灯(5) 秋田竿灯(6)


もちろん,1時間ほど待つつもりなら,車道沿いの場所は確保できる。また人の後ろから 見ても,竿灯は背が高いので迫力十分である。

第2日目

(秋ノ宮温泉郷と雄勝町花火大会 (8月8日夜)

午前中は秋田の市内見物をする。
これは市販のガイドブックに譲る。

昼頃,JRで横堀に向かう。

秋ノ宮温泉郷

横堀からバスで秋ノ宮温泉郷までは30分ほど。

バスは,役内川を遡行して30分程で秋ノ宮温泉郷に着く。
川に沿って温泉宿が点在し,露天風呂を持つ宿も多い。

ひろさんの定宿の「鷹の湯温泉」( 0183-56-2141)は、求めによって翌日鳴子まで車を出してくれるので首都圏の客も多い。

鷹の湯温泉

この旅館は日本秘湯を守る会会員で、温泉の保存に心がけている。

(鷹の湯温泉玄関)
(鷹の湯温泉内湯)
鷹の湯温泉玄関 鷹の湯温泉内湯

(鷹の湯温泉露天風呂1)
(鷹の湯温泉露天風呂2)
露天風呂1 露天風呂2

露天風呂は役内川に面した気持ちの良い環境で、露天風呂の前でヤマメなどをつることも出来る。

雄勝町花火大会

秋ノ宮温泉郷は行政区画上,雄勝町に属する。
町では毎年夏,竿灯の時期に呼応して,花火大会を催す。(毎年8月8日)。
(雄勝町町役場の電話番号0183-52-2111)

雄勝町役場のホームページ
雄勝町役場.. ここ
秋ノ宮温泉郷の紹介もあります。

従って,8月7日に竿灯を見て,8日に雄勝町の花火大会を見る旅が, 東北の短い夏を満喫する旅ということになる。
(さらに云えば,6日には弘前ネプタか青森ねぶたを見て,7日秋田竿灯,8日秋ノ宮温泉郷泊で雄勝町花火大会見物というアレンジなら最高。(2泊3日ではなくなるけれど))

花火大会の場所は横堀駅に近い役内川の河原で,見物の場所は宿屋が確保してくれる(ビニールシート席)。

往復のマイクロバスサービスも便利で,足の心配が要らない。
花火大会はのどかに進行する。
観光協会の女性職員が花火の名前,メーカーの名前,スポンサー名などをスピーカーで伝え,やや間をおいて発射される。

(雄勝町の花火)
雄勝町の花火 目の前の花火なので(ド迫力だし),火の着いたままの殻が落ちてきたりする。
同宿の人と一緒なので,おやつや酒の肴を分け合ったりする。

花火大会の日以外に秋ノ宮温泉に泊まるのなら,役内川で釣りをしたい。

魚影が濃く,ウグイに混じって小型のヤマメがヒットする。
下流域は鮎も釣れる。
秋田の旅行には,渓流竿が欠かせない。
餌の川虫は捕れないことも あるので,りんたろう(ミミズ)を持参したい。


第3日目

(鬼首か鳴子で温泉に浸かる)

時間は決まっていないが,鷹の湯温泉は,鬼首経由鳴子温泉か古川まで車を 出してくれる。

秋ノ宮温泉郷から鳴子温泉まで,1時間一寸で行ける道路は,1996年8月に新道が 開通し快適になった。
トンネルと橋が連続し,景色が良い。 秋田,宮城両県を結ぶ最短道路だという。

自分の趣味と,帰路の交通機関,帰宅時間等を勘案して,鬼首か鳴子か どちらかを選ぶ。

鳴子には「こけし会館」等も含めて観光施設や温泉旅館が多く、日帰り温泉もあり,時間はアッという間に過ぎる。

東北新幹線の古川駅まで1時間足らず。
古川→東京間も2時間一寸である。



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