全国秘湯巡り・秋田と岩手
大湯温泉と松川温泉
第1日目 東京→盛岡→鹿角花輪→大湯温泉
第2日目 大湯温泉→鹿角花輪→
湯瀬温泉→大更→
松川温泉
第3日目 松川温泉→盛岡→東京
第1日目
● 大湯温泉へ
(松川温泉・松川荘露天風呂)
2008年夏は体調をくずし夏の旅行を2つほどキャンセルして体力回復に努めた。
この夏は地球温暖化の影響か、夏は蒸し暑く、その気候が長く続いたので、リハビリは9月になってようやく始めた。
で、体力に自信がつきかけたとき、夏の旅行をそのまま再現する旅を思い立った。
この年の目標の一つに、共同浴場は400湯というのがあり、JRの花輪線を起点に、大湯温泉−湯瀬温泉−松川温泉を巡る共同浴場三昧の旅という企画がそれ。
大湯温泉で7〜8湯、湯瀬温泉で3湯、松川温泉は共同浴場ではないが、3軒の宿の露天風呂を巡れば、2泊3日で13〜14の共同浴場が巡れる筈。
時期はひろさんの誕生日をはさんだ体育の日の3連休が良い。
● バスの旅
大湯温泉は、バスを利用するにはやや不便な場所で、盛岡から大館行きバスに乗り、鹿角花輪で大湯温泉行きのバスに乗り換える。
東北道利用の高速バスは岩手県北バスと岩手交通と秋北バスの相互運行。
(大館行き岩手県交通バス) |
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(東北道ははや紅葉) |
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(田山PAでトイレ休憩) |
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途中、田山PAでトイレ休憩があり、鹿角花輪まで1時間半は快適に過ごせた。
鹿角花輪では約12〜3分の待ち合わせで大湯温泉行きの秋北バスに乗り継ぎ、農道のような細い道を大湯温泉に向かった。
途中に、たわわに実ったリンゴ畑とストーンサークル跡などがあり、ゆっくり走るバスのおかげで写真撮影が可能だった。
(秋北バス) |
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(ストーンサークル跡) |
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(リンゴ畑) |
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バスは30分ほどで大湯温泉街に入った。
温泉街らしくない普通のひなびた街並だった。
上ノ湯というバス停があり、広い道路が見えたので運転手さんに宿泊予定の「岡部荘」はどこで降りたら良いかを聞いたらこのバス停がよいとのこと。
交差点の角に上の湯共同浴場があり対角線に岡部荘が目に付いた。
● 大湯温泉 上の湯共同浴場
岡部荘に荷物を預け早速上の湯共同浴場に行く。
比較的大きな共同浴場で、入浴券は玄関外の券売機で買う。入浴料金は\150 で、\120→ \150 と、この4月に料金が上がったことを知らせる張り紙があった。
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(上の湯共同浴場) |
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(上の湯共同浴場浴槽) |
脱衣場は簡素で、脱衣棚があり、浴室は石造りで浴槽はタイル張り。浴槽の縁取りに石が使われている。 石は地元産のものか、大谷石に似て滑りにくい。
お湯はアルカリ性の単純泉で熱く、メーターが壁にあって44度。
我慢して入るとさっぱりしたお湯が身体にしみ込んだ。
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先客のおやじさんは来年早々に80歳になるという人で、上の湯共同浴場の源泉の場所や、共同浴場の源泉の受入れ枡では家庭用にポリタンクで源泉を汲むことは自由だという話をしてくれた。
● 大湯温泉 荒瀬の湯共同浴場
上の湯共同浴場を出て、荒瀬の湯共同浴場に向かう。
旅館岡部荘の裏側を通って大和橋を渡り右折。
石の湯の前を通り過ぎると荒瀬の湯共同浴場のアプローチがある。
入り口は大湯川の方向から入る。
木造の平屋建ての質素な建物が渋い。
(荒瀬の湯共同浴場) |
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(荒瀬の湯共同浴場浴槽) |
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(玄関前から大湯川を見る) |
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中にはすぐに券売機があり、入浴券を買って奥に進むと受付。おばさんに券を渡して男湯の入り口がある。
女湯は左折した奥。
脱衣場は細長く、浴室も細長い感じ。
浴室の床や浴槽は上の湯と同じ滑りにくい石造りで、この地区の財産区営の共同浴場の共通の素材と思われる。
お湯は熱めのナトリウム-塩化物泉。
熱いお湯なので気合いと共に入る。
すっきりとした感じのお湯。
先客は地元の年配者が4人で、入り口近くにある水道の蛇口権を握っており、自分たちが入る時だけうすめていた。
荒瀬の湯共同浴場を出て数軒先がアパートの「白山荘」。
このアパートの地階にある浴場が公衆浴場として公開しているという。
● 大湯温泉 アパート白山荘の湯
白山荘は2階建てで全10室ほどのアパート。
温泉付きアパートとうたっている。
玄関で管理人を呼んで入浴料金を支払う。
(アパート白山荘) |
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(白山荘の浴槽) |
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(地階に行く通路) |
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地下に行く通路は急で手すりにつかまりたくなるほど。
地下といっても大湯川への傾斜があるので、浴場の場所は地表である。
脱衣場も浴室もさして広くはないが、5〜6人が入るには十分で、コンクリート造の浴槽には、若干ぬるぬる感のある熱いお湯があふれていた。
何となく硫黄臭がただよい、数人の先客が出るのを待っていたらまた一人入ってきたのでモデルを頼んだ。
この街の住人でなく、車で何分かかけて通っているとのこと。ここは熱い場合にうめるのに気兼ねが要らないから好きなのだそうだ。
● 大湯温泉 いずみ荘
いずみ荘は国道103号線が十和田湖から大湯温泉に入る際の入り口の「大湯新橋」の橋のたもとにある素泊まりや湯治専門の宿で、お湯は公衆浴場として公開している。
(いずみ荘) |
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(いずみ荘の受付) |
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(いずみ荘の浴槽) |
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いずみ荘は平屋建てで、浴室は階段を降りたところ。
脱衣場、浴室ともにかっちりとした造りで、浴槽はタイル張りで御影石の縁取り。
はじめ誰もいなかったが、写真を撮り始めたら3人ほどお客が入ってきた。
十和田湖からの帰り客で、たまにこのお湯を利用するという。
レンズの曇りを拭っていたら窓を開けたりして協力してくれた。
県内の客でこのお湯を絶賛していた。
お湯はわずかに硫黄臭で極薄く塩気?。無色透明。
いずみ荘の特徴はお湯の良さで、旅館業や湯治は規模が小さくもっぱら日帰り温泉中心の運営らしい。
おやじさんの自慢は大湯リハビリ温泉病院のお湯がここのお湯を使っていることと、岩盤浴をやっていること。
岩盤浴は玉川温泉の北投石より薬効が高いとのこと。
● 大湯温泉 いずみの湯
今度は国道を歩いて上の湯共同浴場の隣の「いずみの湯」。
比較的新しい建物で日帰り温泉施設っぽい造り。
(いずみの湯) |
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(いずみの湯受付) |
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(いずみの湯浴槽) |
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価格は大湯温泉では最高の \250 とやや高い(?)が、脱衣場もきれいで広く、ロビーもゆったりしている。脱衣棚の籠の下に鍵が付いているのは気が利く。
浴室と浴槽も勿論広く、カランにはシャワーが付くなど共同浴場とは別路線。
源泉は上ノ湯源泉で上の湯共同浴場の源泉(財産区の独自源泉)とは別だが、弱食塩泉でさっぱりしている。
受付のおばさんに、上の湯と軒を接するように建てられているのにお客はどうですか?と尋ねたら、うちはうめることを止めないから隣に行って熱くて入れなかった方が沢山来てくれますよ、と自信ありげだった。
共同浴場ファンは概して古い共同浴場が好きで、頑固な常連が仕切っていて、気安くうめさせてくれない熱い湯を我慢して入るものだが、今時の人はそういった風潮を好まないのだろうか?。
いずみの湯を出て河原の湯共同浴場に向かう。
いずみの湯の隣に「イズミコーポ」という木造二階建てのアパートがあり、ここもキャッチフレーズは温泉付きとなっていた。
いずみの湯を使うことが出来るのか?。ともかく、大湯温泉ではアパートが温泉付きといううらやましい土地柄だ。
● 大湯温泉 川原の湯共同浴場
川原の湯共同浴場は国道103号線を1キロほど下った場所にある。
2階建ての建物の中央に入り口があり、入浴券を自販機で買う方式は変わらないが管理人に渡す仕組み。
(川原の湯共同浴場) |
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(川原の湯共同浴場浴槽) |
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(源泉汲み用枡) |
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先客が一人入っていた。
熱いお湯だったのでちょっとうめてもらった。
お湯は ナトリウム-塩化物泉 で、湯温は 69.7度。
無色透明のお湯で、無味、わずかな硫黄臭。
さっぱりとした入り心地の良いお湯だった。
川原の湯共同浴場の外にも源泉を汲んで自宅に持ち帰ることが出来るような丸い源泉枡
があった。
川原の湯共同浴場を出て国道を横断すると下の湯共同浴場がある。
● 大湯温泉 下の湯共同浴場
川原の湯共同浴場は上の湯と同じような印象の建物だった。
入浴券の券売機も同じ。
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(下の湯共同浴場) |
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(下の湯共同浴場浴槽) |
脱衣場は簡素で、脱衣用の棚があった。
浴室はほどほどの広さで、床材は滑りにくい石造り。
浴槽はタイル張りで途中で仕切られている。
入って、熱そうな顔をしていたら、親切なおじさんがホースと水道の蛇口栓を繋いで水をたっぷりと身体の周りに入れてくれた。
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下の湯共同浴場を出て、宿泊予定の岡部荘まで、1キロ強の道のりだったが、心までぽかぽかと温かかった。
● 大湯温泉総合振興プラザ
帰路、街の中央あたりに3階建てのピンク色のお城のような建物があった。
大湯温泉総合振興プラザで、1階は物産の展示と観光案内所、2階に大量のこけしの展示があった。
(川原の湯共同浴場) |
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(川原の湯共同浴場浴槽) |
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(源泉汲み用枡) |
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5児の閉館間際で、1階はシャッターを下ろしかけていたが2階は少し延長して開けていてくれた。
名古屋から来たというJTBの添乗員がホテルから抜け出してこけしを見物していた。
● 旅館岡部荘
岡部荘はこの夏の体調不良の時、ドタキャンで迷惑をかけた旅館。
大湯温泉の老舗旅館で居心地が良い。
岡部荘の夕食
共同浴場巡りで疲れていたので、岡部荘の名湯は後にして食事を先にしてもらった。
こまやかな料理が並び、とても全部を平らげることが出来なかった。
特に良かったのが比内地鶏のだしで作った新米のきりたんぽ鍋。きりたんぽは鹿角が発祥の地という。
代表的なもののみ掲載する。
(豚シャブ) |
(新米のきりたんぽ) |
(野菜の煮付け) |
(酢の物) |
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岡部荘のお風呂
岡部荘には内湯が2カ所、露天風呂が2カ所ある。
時間と日にちにより男女入れ替え制になる。
元湯岩風呂は大正時代に作られたというお風呂で石造りの重厚なお風呂。
半地下にあり、やや狭いがお湯の良さと相まってとてもリラックスできる。
(元湯岩風呂)
元湯岩風呂とペアになる庭園露天風呂はやや離れた場所なので衣服を着て移動する。
(岩風呂の源泉流入口) |
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(庭園露天風呂) |
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もう一つの内湯と露天風呂は「桜風呂」と「渓流露天風呂」。
どちらも大湯川に接する場所にあり、大きさは元湯岩風呂よりかなり大きい。
(桜風呂) |
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(渓流露天風呂) |
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これらのお風呂は全て別々の源泉で掛け流しというから大湯温泉の湯量は非常に多い。
第2日目
朝、散歩に出た。
空気が冷え、景色が色づき始めていた。
(大湯川河畔) |
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(ナナカマド)
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● 湯瀬温泉へ
早めの朝食を済ませ、朝のバスで鹿角花輪駅に出た。
鹿角花輪駅から湯瀬温泉駅までJRを利用して行き、湯瀬温泉で共同浴場に入り、再びJRで大更駅まで行ってバスで松川温泉に行く計画。
鹿角花輪駅には十和田湖を越えて昨夜大湯温泉で一泊し今日は角館にいくという団体バスが着いて、JRで荒屋新町まで行ってまたバスに乗るという名古屋からの一行が元気だった。
(鹿角花輪駅) |
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(JR花輪線車内) |
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(湯瀬温泉駅)
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湯瀬温泉駅で降りたのは数人だった。二人連れの夫婦と我々二人。
湯瀬温泉は、湯瀬温泉駅から川沿いに温泉街がある。
線路を越えてすぐに温泉街が始まるが、この夫婦は温泉街には行かないようだった。
湯瀬温泉で最初に訪ねた浴場は三菱マテリアル社員寮で温泉を日帰り入浴施設として公開しているとの事だったが、3連休を臨時休業にすると張り紙があった。
この間社員も利用しないのだろうか?。
湯瀬温泉の温泉街は川に沿う形で展開するが、巨大ホテルは薄暗く個人商店も店を閉めているものが多い。
温泉街のほぼ最上流に湯瀬ふれあいセンターがある。丁度湯瀬ホテルの真ん前である。
● 湯瀬温泉 湯瀬ふれあいセンター
湯瀬ふれあいセンターは3階建ての建物で鹿角市の老人福祉系の施設。
一階の受付で年齢を尋ねられ65歳(60歳?)以上は割引とのことなので鎌倉市の福寿手帳を見せたら200円の入浴料金が100円になった。
浴室は2階で、脱衣場は清潔に掃除され、浴室はタイル張りで浴槽は扇形。
(湯瀬ふれあいセンター) |
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(湯瀬ふれあいセンター内湯) |
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(湯瀬ふれあいセンター露天風呂) |
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お湯は無色透明ほぼ無味の単純温泉(緩和性低張性温泉)で循環使用らしかったが、カルキ臭はせず、あまり人が入っていなかったので新鮮な温泉だった。
2階ロビーの外の露天風呂に行ってみたが湯温が低く写真に撮るだけにした。事前の調査では、この露天風呂のお湯を絶賛するホームページもあった。
● 湯瀬温泉 鶴の湯ホテル
次に向かったのは駅から湯瀬温泉街に来るとき前を通った「鶴の湯ホテル」。
このホテルの立寄り湯は、浴槽に鶴の飾りがあるので知られている。
鶴の湯ホテルは5階建ての小規模ホテルで営業は継続している。
(鶴の湯ホテル) |
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(鶴の湯ホテル内湯) |
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(鶴の湯ホテル露天風呂) |
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内湯の浴室はロビーの奥で、女湯はその下の階。
こぎれいな脱衣場があり、浴室はその左側。
二方向に窓がある浴室は明るく中央の円形の浴槽には確かに鶴の置物。
円形の浴槽は中がより深く、ぐるりと廻って座るように考えられている。
お湯はやや熱めだったがうめるまでもなく、鶴を眺めながらゆっくりと浸った。
アルカリ性単純硫黄泉(単純硫化水素泉)とのことで、無色透明、弱いアブラ臭。
皮膚につるつる感。
同じ階の廊下の先に露天風呂があったが、写真におさめただけ。
ロビーに戻ったらご主人がいて、かなり長い間雑談をした。
秋田県の温泉は不況だとのこと。
中規模以上のホテルは例えば老人健康施設への転身を考えているとのこと。
鶴の湯ホテルはそのためにはやや中途半端だとのこと。
● JRは風で運転中断
時間を見計らって湯瀬駅に戻ったら、JR花輪線の下り列車が風のため荒屋新町駅で運転見合わせをしており、従って上り線も鹿角花輪駅で運転再開を待機しており、約30分の遅延見込みとのこと。
先ほどのご夫婦と話して、松川温泉に行くとのことだったので大更駅からタクシーを相乗りすることにした。
結局、大更駅には15分ほどの延着でバスは出た後だった。
● タクシーで松川温泉へ
小型タクシーの運転手さんはよくしゃべってくれて途中飽きることなく30分足らずで松川温泉に着き、運転手さんの提案で岩手山に向かう。
藤七温泉を経由して八幡平山頂に向かう道を右に見て、ゲートをくぐり直進する。
岩手山の稜線を横切り雫石に向かう建設中断の道で、大きな鉄橋を作ったところで工事は中止になったとか?。
(橋の上で記念撮影?)
紅葉は今がピークで、標高の高いところは、一部、落葉が進んでいた。
建設中止の道路のどん詰まりの橋は、紅葉の時のみ開放され、アルバイトの学生が今日は800人を越えたと話してくれた。
橋からの眺めは岩手山も八甲田方面も絶景ポイントなっていたがいかにも無駄な投資だった。
(岩手山を望む)
(八幡平方面を望む) |
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(小型タクシーの運転手さん) |
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● 松川温泉
今日の宿は、同行のご夫婦も我々も松川荘。
松川温泉には、地熱発電所の近くの峡雲荘が最上流で、松川荘、松楓荘と松川に沿って3軒の旅館が点在する。
松川荘にチェックインした。
旅館の受付と日帰入浴の受け入れでフロントは大混雑だった。
熱いお茶で一服した後、松川温泉の3軒の旅館の温泉巡りをした。
松川温泉・峡雲荘のお風呂
峡雲荘もフロントは大混雑。
峡雲荘の内湯はかなり広く、石造りのしっかりしたお風呂だったが混雑しており、さらに湯気がこもって写真撮影に不向きだった。
大声で写真を撮る旨お願いすると「いいよ」と答えがかえったが、撮れた写真には不満足だった。
露天風呂は内湯の窓をくぐって行く。
巨岩が露天風呂内に点在したお風呂は入ってみると落ち着く。
白濁の濁り湯は硫黄臭が強かった。
柵の外には地熱発電所の蒸気塔がかいま見えた。
松川温泉・松川荘のお風呂
松川荘は宿泊しているので写真は条件の良い時を選ぶことが出来た。
内湯は扇形の浴槽が2槽あり、石造りでしかも窓が大きくくつろげるお風呂だった。
露天風呂は、柵の外の紅葉が輝く時間帯にお風呂に入ることが出来た。
(松川荘玄関) |
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(松川荘内湯) |
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(松川荘露天風呂1) |
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(松川荘露天風呂2) |
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松川温泉・松楓荘のお風呂
松楓荘は3軒の旅館の内松川の最下流にある。
松川荘から徒歩で10分足らずで比較的離れた場所にある。
山小屋風の野趣あふれる旅館で、お風呂も特徴的なものが多かった。
(松楓荘) |
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(松楓荘内湯) |
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内湯は巨岩に囲まれたお風呂で、ワイルドな感じがする。
(松楓荘露天風呂) |
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(松楓荘洞窟風呂) |
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露天風呂は松川に張り出した形の木の湯船で展望が良く気持ちが良かった。
3軒の旅館で唯一混浴を守っていたが、脱衣場と入り口は別々で、入り口付近の衝立で仕切られた場所に外人の女学生が入っており大きな声で話だけが聞こえてきた。
写真撮影は入っている人が皆同意してくれた。
洞窟風呂は木の吊り橋で松川を渡った対岸にあった。
光の関係でお湯が深い青色になっていた。
● 松川温泉・松川荘の夕食
松川荘の夕食は大広間。
大広間は1階と2階にありこの日はどちらも満員。
連休とあって満室だそうで、でも家族連れはほとんどが老人の夫婦のみ。
子連れの家族連れは非常に少なかった。
食事の写真のピントが悪かった。以下代表的なもののみ掲載する。
(ほろほろ鳥陶板焼き) |
(岩魚の塩焼き) |
(刺身) |
(野菜の煮付け) |
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ほろほろ鳥は松尾市の特産だそうで、始めて味わった。
淡泊な、しかしコクのある味で陶板焼きに良くマッチしていた。
第3日目
今日は松川温泉に始発バスが出るまで居て盛岡経由で帰るだけ。
バスは峡雲荘の前から出て9時50分発。
朝食前に白濁の湯を堪能し、朝食後は紅葉を訪ねて散歩に出た。
(松川地熱発電所の蒸気塔) |
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(松川荘を望む) |
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(岩手山) |
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(紅葉) |
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(盛岡行き・岩手県北バス)
チェックアウト後、峡雲荘の前のバス停に行った。
盛岡までは2時間のバスの旅。 バスは松川温泉の3軒の旅館でほぼ満席になった。
八幡平のバスセンターまでは景色が良かった。
紅葉も盛りで、岩木山は裾野まで稜線が美しかった。
八幡平の裾野を離れると一般道で、景色は次第に単調になり、やがて盛岡市街地に入った。
● 昼食はじゃじゃ麺
駅ビルの観光案内所で聞いて、「じゃじゃ麺」を食べた。
いわば細めのうどんに味噌をまぶしたような食べ物。
(Hot JaJa) |
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(看板) |
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(チャーハンセット) |
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はじめてのじゃじゃ麺はまあまあの合格点。
次に盛岡に来るのは何時になる事やら・・・。
(若干の情報)
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