HOME 青森の旅  遍路・交通事情 2巡目の四国遍路 日帰りの旅  PhotoGalery リンク集 
全国共同浴場 全国秘湯巡り 3巡目は乱れ打 初めての四国遍路 プロフィール 旅先で読む本 旅の記録

Home全国秘湯巡り目次>別所・戸倉・湯田中温泉共同浴場三昧

全国秘湯巡り・信州

別所・戸倉・湯田中温泉共同浴場三昧

第1日目 東京→上田→別所温泉→ 戸倉上山田温泉
第2日目 戸倉→ 湯田中渋温泉郷→長野→東京

第1日目

別所温泉へ

(湯田中大湯・浴槽)
湯田中大湯・浴槽 2006年1月26日の読売新聞に「地元向け共同湯を解放」という記事を見つけた。

山ノ内町観光連盟 が湯田中渋温泉郷に属する6箇所の大湯を解放し、無料のシャトルバスを運行しているという記事で、非公開の安代大湯、穂波大湯、星川大湯も期間中は無料開放されているという(同温泉郷宿泊者は無料、非宿泊者は参加料\1,000)。


これを逃す手はないと考え、中身をよく確かめないで、前日は別所温泉、戸倉上山田温泉の入り残した共同浴場を巡り、戸倉上山田温泉では最近元気の良い伊東園ホテルグループに所属替えした「山田館」に泊まり、翌日湯田中まで足を伸ばすという計画にした。

結果は、2月は偶数日のみ公開の安代大湯を入り損なったが各地の共同湯のこだわりの違いを垣間見ることが出来、特に企画した山ノ内町観光連盟や各温泉の大湯および共同浴場を管理している方に敬意を表したい。

別所温泉

別所温泉の訪問は3回目。

前回は各地の共同浴場全部制覇という野望が無い頃だったので大湯だけの入浴だったが、今回は他の3箇所の共同浴場に入った。

別所温泉は上田駅から上田交通の電車で約30分。
塩田平をのんびりと走るこの電車はのどかで別所温泉の名物の一つと言って良い。

(上田交通の車内風景)
 
(別所温泉駅)
 
(河原の湯)
上田交通の車内風景
 
別所温泉駅
 
別所温泉駅

(別所温泉・北向観音)
 
(回廊の奉納絵)
 
(境内を覆う愛染かつら)
別所温泉・北向観音
 
回廊の奉納絵
 
愛染かつら

別所温泉の見所は、善光寺の方向を向いていると言われる「北向観音」
また、安楽寺の国宝「八角三重塔」も見落とせないが今回は国宝を省略し、共同浴場に集中した。

別所温泉には共同浴場が4カ所あり、温泉街の中を流れる川の上流から石湯、大師湯、相染閣。川からややそれて大湯がある。

別所温泉・共同浴場巡り

(クリックすると拡大します)

石湯

石湯 石湯浴槽

大師湯

大師湯 大師湯浴槽

大湯

大湯 大湯浴槽

相染閣
(あいそめの湯)

相染閣 相染閣浴槽



別所温泉駅から上田交通の電車で上田に戻りしなの鉄道で戸倉駅に着いた。

戸倉上山田温泉

戸倉駅で翌日の交通を確かめタクシーで戸倉国民温泉に向かう。

戸倉国民温泉はややぬるめのお湯を加熱して供しているそうだが、なめらかなお湯でぬるぬる感があり温まる。
地元の人がペットボトルを持ち込んでは入れ替わりに源泉のそそぎ口から汲んで帰る。
胃潰瘍が治ったとか、米を炊くと美味くなるとかいろいろと話してくれた。

千曲川の土手に出ると予約した上田館は指呼の間で、橋を渡って10分程で着いた。

旅装を解く間もなく、共同湯巡りに出る。昨年7月に入り損なった亀の湯とつるの湯が目的。
亀の湯は人情豊かな下町の湯でつるの湯は単なる日帰り入浴施設。
以下は昨年の分も含めた戸倉上山田温泉の6箇所の外湯巡りの写真集。

戸倉上山田温泉・共同浴場巡り

(クリックすると拡大します)

亀の湯

亀の湯 亀の湯浴槽

瑞祥

瑞祥 瑞祥浴槽

つるの湯

つるの湯 つるの湯浴槽

万葉超音波温泉

万葉超音波温泉 万葉超音波温泉浴槽

戸倉観世温泉

戸倉観世温泉 戸倉観世温泉

戸倉国民温泉

戸倉国民温泉 戸倉国民温泉


上田館に戻ったら丁度食事の時間。
上田館は2005年暮れに伊東園ホテルのグループになった。
伊東園は年中7800円というキャッチフレーズで温泉ホテルの価格破壊を試みているグループで伊豆半島にいくつかホテルを持っているが満員でなかなか予約が取れない。
今回は食事がついて、一人部屋でやはり7800円

(バイキングはまあまあ)
 
(この程度で満足)
 
(補充が追いつかない)
バイキングはまあまあ
 
この程度で満足
 
補充が追いつかない

食事はまあまあというところか。
旅館に行ってごちそうをたらふく食べるという旅行は暫くしていないし、残すのはもったいないと思ってしまう。
風呂も8階にあるので眺望がよく、大きなホテルなので循環使用も止むを得ないと思った。

(大浴場)
 
(屋上の露天風呂)
大浴場
 
屋上の露天風呂

第2日目

(しなの鉄道の駅員さん)
しなの鉄道の駅員さん あさ、ホテルの送迎ミニバスでJR戸倉駅に向かった。
しなの鉄道の駅員さんはキビキビしていて気持ちがよい。
第三セクターなのでKIOSKがなく新聞は自動販売機。

長野までは通勤列車なので混んでいたが、長野電鉄は100円を払う特急で昔のJRの車両が懐かしかった。

(長野電鉄特急車両)
 
(車窓風景1)
 
(車窓風景2)
長野電鉄特急車両
 
車窓風景1
 
車窓風景2

湯田中

湯田中に近づくにつれて車窓の雪が増えた。

湯田中は曇り空。
大湯巡りのすごろくの切符を買うために駅前の楓の湯に立ち寄る。
今回早朝から起き出して湯田中に来たのは湯田中渋温泉郷の観光連盟が企画した「温泉すごろく大湯巡り」で、非公開の大湯に入れて貰うため。
6箇所の大湯の内渋温泉と角間温泉は既に入っており、安代大湯は2月は奇数日のみ公開ということで、今回は湯田中大湯、穂波大湯、星川大湯に入ることになった。

湯田中大湯は旅館「湯本」に、穂波大湯は「日野屋旅館」に鍵を開けて貰った。
星川大湯は予定時間のやや前に当番の女性が鍵を開け、ごゆっくりと言ってくれた。

湯田中温泉・大湯巡り

(クリックすると拡大します)

湯田中大湯

湯田中大湯 湯田中大湯浴槽

穂波大湯

穂波大湯 穂波大湯浴槽

星川大湯

星川大湯 星川大湯浴槽


湯田中大湯、穂波大湯、星川大湯を歩いて巡っている間に、地元専用の非公開の共同浴場がいくつも目についた。
以下はそれらの共同浴場の一部の外観の写真集。(実際にはまだまだこの4〜5倍の数の共同浴場がありました。)

(湯田中温泉・滝の湯)
 
(湯田中温泉・鷲の湯)
 
(湯田中温泉・綿の湯)
湯田中温泉・滝の湯
 
湯田中温泉・鷲の湯
 
湯田中温泉・綿の湯

(穂波温泉・元湯)
 
(星川温泉・星乃湯)
 
 
穂波温泉・元湯
 
星川温泉・星乃湯
  というわけで、湯田中渋温泉郷にはほとんど信じられないくらいの共同浴場があった。
宿泊者に公開してくれるなら、泊まりがけで再訪したいと思った。

時間が余ったので、タクシーで渋温泉の石の湯を訪問した。
石の湯は渋温泉に宿泊しない人の(多分個人経営の)立ち寄り湯で、ロビーにスナックがあるという変わった温泉。(看板は「お食事・入浴」)
場所は渋温泉の「和合橋」バス停前の「渋温泉旅館組合」の隣でわかりやすい。

(渋温泉・石の湯)
 
(渋温泉・石の湯浴槽)
渋温泉・石の湯
 
渋温泉・石の湯浴槽

ともかく、今回は共同浴場三昧という結構な旅になった。


(若干の情報)
場所電話
別所温泉観光協会
0269-33-2138
戸倉上山田温泉観光協会
0269-33-2138
山ノ内町観光連盟
0269-33-2138


全国秘湯巡りTop/Next 信州 別所温泉と鹿教湯温泉
Home