乳頭温泉・休暇村 |
乳頭温泉・休暇村 大人:500円 時間:a.m. 11:00 〜 p.m. 5:00 電話:0187-46-2244 定休日:無休 入浴日:2010年8月8日 |
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休暇村は全国で36箇所の施設を運営する特殊法人で、環境省の認可団体?だが、他の公共の宿と異なり、国の補助金の比率は少なく、どこも健全な営業を続けているようだ。 今回も宿泊の1ヶ月ほど前に申し込んだが満員で、次善の大釜温泉に宿泊する事になった。 三階建ての建物は新しい雰囲気。 浴場棟は本館の三階までエレベーターで上がってから、長い渡り廊下をブナ林の中の建物まで歩く。 浴場ののれんをくぐると脱衣場があり、これは結構なグレードで気持ちがよい。 浴室は床が滑りにくい石造りで、壁はタイル張りの立派な物。 広い窓に沿った大きな浴槽があり、その先に小さな浴槽がある。 大きな浴槽は重曹泉があふれ、小さな浴槽は硫黄泉である。 この硫黄泉の奥に露天風呂があり、露天風呂はこの硫黄泉と同一の白濁の湯である。 メインの内湯の重曹泉は源泉が53.1度とのことで若干の加水があるが濃度の濃いお湯で、身体にきしきし感がある。 ややささ濁りの重曹泉(ナトリウム−炭酸水素塩泉)はここと蟹場温泉の露天風呂が該当する。 内湯の小浴槽と露天風呂のお湯は共に空吹源泉の1号、2号と4号の混合泉で、乳頭温泉や田沢湖高原温泉では一般的なお湯。 さっぱりとした硫黄泉でアルパこまくさなどと同じ湯である。 乳頭温泉郷では、ひなびた湯治場や共同浴場的な雰囲気と、近代的な温泉浴場の二つの情緒が共に楽しめる。 |