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伊東温泉七福神巡り 2008

伊東には三種類の七福神巡りがあるのでややこしい。
先ず、共同浴場の 「湯巡り七福神」があり、「寺社の七福神巡り」があり、もう一つ アーケード通りの「お湯掛け七福神」がある。

伊東温泉には年に数回岸壁の釣りに行くが、ここ数年泊まりに行ったことがなかった。
2007年暮れに、伊豆の格安ホテル王の伊東園ホテルのページを見ていたら、1月5日(土)の空室があったので予約を入れた。
ホテルから、伊東温泉七福神巡りの東海バスのツアーのパンフレットが送られて来た。

(伊東の七福神のスタンプ)
伊東の七福神

伊東の七福神は六柱が市街地にあり、福禄寿の林泉寺だけが一碧湖に近い伊東市の郊外で、市街は歩いて廻っても廻れないことも無いが、林泉寺は路線バスに乗る必要がある。
おりしも、腰痛が再発して長距離が歩けないので東海バスのツアーに参加した。

上のスタンプ帳は駅前の伊東市観光案内所で配布しパンフレットの表面で、裏面には各寺社の説明と簡単な地図が出ている。
地図については「伊東温泉 GUIDE MAP」もあわせて観光案内所でもらうと歩いても迷わないと思われる。

東海バスは、いくつかのホテルに寄って宿泊客でツアー参加者をひろって伊東駅前に来た。
ひろさんは朝鎌倉を出て所定の時間にぎりぎり間に合うことが出来た。

ツアーには地元のボランティアガイドが3人参加し、ツアー客19名を3班に分け、旗の先導で各寺院を廻った。

(伊東駅前のオリエンテーション)
(市街地を歩く)
(松月院山門)
伊東駅前のオリエンテーション
市街地を歩く
松月院山門


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 弁財天 松月院

最初はJR伊東駅に近い桃源山松月院。
JRに沿って宇佐見側に歩き、ガードをくぐってだらだら坂を上ると山門がある。
道々ボランティアガイドは松月院が曹洞宗の寺院であり、伊東には曹洞宗と日蓮宗の寺院が多いことなどを説明してくれた。

(松月院本堂)
(弁天様のお堂)
山門まで石段があり、山門を入ると正面に松月院の本堂。
本堂の左側にお堂があってお堂に弁天様が祀られていた。
弁天様のお顔は拝むことが出来たが写真には暗すぎた。
松月院の庭はよく手入れされていて、伊東港の近くの小島まで見晴らすことが出来た。
松月院本堂
弁天様のお堂


 大黒天神 朝光寺

伊東駅前の東海バスターミナルまで戻り次の朝光寺に向かう。
バスは温泉通りの西小学校裏に止まり全員が下りて細い路地を朝光寺まで歩いた。
伊豆急線の踏切を越えるとやや急坂になり、寺の直前では長い石段が特に急だった。

(朝光寺本堂)
(朝光寺七面堂)
(大黒天神)
朝光寺本堂
朝光寺七面堂
大黒天神

朝光寺は日蓮宗の寺院で、本堂の右手に七面堂(旧本堂)があり、大黒天神はこのお堂の中に祀られている。

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 ボランティアガイドさん

西小学校裏のバスまで戻る間に、ボランティアガイドになった動機などを伺ってみた。
3人のボランティアはいずれも現役を退いた方で、地元高校の先生、東京からの移住者などいろいろの経歴の持ち主。

(ボランティアガイド1)
(ボランティアガイド2)
(ボランティアガイド3)
ボランティアガイド1
ボランティアガイド2
ボランティアガイド3

 福禄寿 林泉寺

バスは西小学校裏から南伊東駅のそばを通り伊東市郊外へ向かった。
15分ほどで伊東市荻にある林泉寺に着く。曹洞宗の寺院。
ボランティアガイドさんから、このお寺の藤が有名だと聞かされていたが確かに大きな藤棚が2つほどある。樹齢200年を越えるとのこと。

(林泉寺本堂)
(福禄寿)
林泉寺の福禄寿は本堂内に祀られている。
全員が靴を脱ぎ順番にお参りする。
林泉寺では本堂に入って福禄寿をお参りするだけなので時間が余り、早々にバスに集まったので早めに出発となった。
林泉寺本堂
福禄寿

 寿老神 最誓寺

再び市内に戻り最誓寺の門前に着く。
最誓寺は松川の右岸にあり、緑風園に近い街中のお寺。
境内には伊東市の天然記念物の蘇鉄が葉を広げている。

(最誓寺本堂)
(寿老人さま)
(最誓寺の蘇鉄)
最誓寺本堂
寿老人さま
最誓寺の蘇鉄

寿老人は本堂右手の庫裡に入ってお参りした。

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 布袋尊 東林寺

布袋尊のある東林寺までは徒歩で行く。
葛見神社の前を通って瓶山(かめやま)の山懐に抱かれた東林寺に着くと、住職が外出するところ。
東林寺は曹洞宗の寺院で布袋尊は本堂の右側の小さなお堂の中に祀られている。 お堂の中は覗けず、お堂の軒に布袋尊の写真額が掲げられていた。

(東林寺本堂)
(布袋尊のお堂)
(布袋尊の写真額)
東林寺本堂
布袋尊のお堂
布袋尊の写真額


 葛見神社の大クスノキ(樟の木)

先ほど前を通った葛見神社をお参りした。
社殿の左側に見事な楠(クスノキ、樟の木)があった。
幹回り15メートルとも共20メートルとも言われ、樹齢約千年とのこと。
国の天然記念物。

(葛見神社)
(大クスノキ説明板)
葛見神社
大クスノキ説明板


(大クスノキ)
大クスノキ

葛見神社の前を通り、待機中の東海バスに乗って伊東市役所の脇を通り仏現寺に着いた。

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 毘沙門天 仏現寺

仏現寺は日蓮宗の別格本山で歴史が古い。
毘沙門天は本堂を入って向かった左側の奥に安置され鋭い眼光を光らせていた。

(仏現寺本堂)
(毘沙門天)
(仏現寺からの見晴らし)
仏現寺本堂
毘沙門天
仏現寺からの見晴らし

毘沙門天をお参りした後、伊東市を見る絶景ポイントに案内された。

仏現寺の境内に止まっていたバスに乗り込み最後の新井神社へ向かう。

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 恵比寿神 新井神社

徒歩なら仏現寺の脇の坂を下るが大型バスは通ることが出来ないので、一度135号線に戻り伊東市街を通って新井神社の前に着いた。

(新井神社の石段)
(新井神社)
新井神社の急な石段を登ると奥に社殿がある。
新井神社も歴史は古く、祭神は蛭子神、諏訪神、八幡神の合祀とのこと。
古い扁額が飾られ、風雪に耐えた様が偲ばれた。
毘沙門天は社殿の中に祀られているのか拝見出来なかった。
新井神社の石段
新井神社

これで七福神巡りが終わったが、バスは伊東駅経由でマリンタウンに向かうとのこと。


 新和田湯会館

マリンタウンで食事をするのも温泉に入るのもあまり気が進まなかったので新井でおろしてもらうことにした。
我々を含めて3組がここで下車した。有り難うございました。

あらいの湯の前を通り。毘沙門天芝の湯の前を通り、玖須美温泉通りを通って和田寿老人の湯の前を通ったら、なまこ壁の新しい建物が落成間近だった。新和田湯会館とのこと。和田湯が移転するのだという。

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 伊東観光番

右折して銀座あんじん通りの途中の「源来軒」でラーメンを食べた。

(伊東観光番)
新井神社

大川橋手前の右側に伊東観光番という光番(交番?)があり、「伊東自然歴史案内人会」という看板が掛かっていた。
今日の3人のボランティアガイドさんが所属する団体の看板だ。

今日の案内の途中で、ホームページを見て欲しいと言っていたっけ・・・。
伊東自然歴史案内人会へ。

大川橋を渡り、東海館の前を通ったら、伊東園ホテルはすぐだった。
荷物を下ろして、今日は鎌田福禄寿の湯へ行ってみよう。

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