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甲州・桃の花急に土曜日があいた。 折しも、例年より1週間ほど早い桃の花の情報が新聞に掲載された。 JRの駅に行ったら特急「はまかいじ」の空席があった。 温泉&花の旅の企画は楽しい。 候補は、一宮町、御坂町、春日居町など。 このどこにでも温泉があり、帰途途上で石和温泉に寄れば2つの温泉が楽しめる。 足の便を考え、結局、春日居町と石和の間を歩くことにして「はまかいじ」に乗り込んだ。 中央線の車窓は春たけなわ。桜の花が見頃で、山桜も多く、木立の浅い芽吹きも美しかった。 笹子トンネルを抜けると、甲州は果樹園が多く、勝沼あたりでも桃の花が望遠できた。 春日居駅で下りた乗客は、兜山に行くハイカーが多かったが、特にあてのない人に、町役場の人が「桃の花ウオーキング」のイベントの案内をしていた。 ウオーキングは、春日居町の桃畑を歩いた後、スポーツ広場でイベントを企画していたが、スポーツ広場が山寄で、石和から離れていたので、豚汁サービスだけお願いしあとは石和に行くことにした。 春日居駅前には、2003年秋に出来たという足湯があり、皆さんが楽しげに入っていた。 春日居町の桃畑はJR線から笛吹川方向に広がっており、付近には甘い香りが漂っていた。 石和に向かう。 徒歩30分〜40分、車で5分ほどの距離。 石和では、「糸柳」が銘泉で知られているが、土日の立ち寄り湯お断りということで、かんぽの宿「石和」に入れてもらった。 ぬるめの、良くあたたまるお湯だった。 昼食はほうとう。ちょっと遠くだが「山作」に向かった。 途中、石和八幡と小林公園があった。 石和八幡では、甲斐軍団(石和町は高坂弾正忠昌軍団)の出撃式をやっており、勇壮な鎧武者が昼食を摂っていた。 小林公園は小林中を記念した公園で、流行の足湯に子供たちが群れていた。 空腹だったので、遠妙寺の写真は後に回し、笛吹川沿いの「山作」へ。 結構混んでいて、少々待って席についたが、その後も回転が悪かった。 ほうとうは、野菜も含めて生の段階から煮込むので時間がかかるとのこと。うんざりした頃出されたほうとうはおいしかった。(\1,300) 笛吹川沿いに桜の散る中を歩き、先ほど素通りした遠妙寺をお参りする。 山梨には日蓮宗のお寺が多い。 (モンテ酒造) 遠妙寺を辞し、ワイン工場「モンテ酒造」を訪問する。 工場は、ガラス窓越しに、瓶詰め行程などを見学でき、貯蔵施設も見学できる。 出てくると、試飲と即売場所が別棟にあり、たっぷりとおみやげを買い込む、団体バスの客で混雑していた。 石和温泉駅まで歩き、帰路は新宿経由で、新宿湘南ラインを使って大船に着いた。 |