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霧ヶ峰ところぼっくるひゅって

ひろさんのセンチメンタル・ジャーニー

土日運行の横浜発,横浜線→中央線乗り入れの特急「はまかいじ」は,7月〜9月 に限り松本まで運行される。これを使うと日帰りの旅の行動半径がぐんと広がる。
ひろさんは,この「はまかいじ」で,学生時代(40年前)に良く通った霧ヶ峰訪問 を思い立った。

霧ヶ峰


NHKテレビの「小さな旅」で97年放映の再放送を見たのがきっかけになった。 『ころぼっくるひゅって(コロボックルヒュッテ)』の手塚さんが写っていた。 「ニッコウキスゲは7月後半が盛りだよ。」

ひろさんは,霧ヶ峰にビーナスラインが開通してから足を踏み入れたことが無かったが, なつかしさが先に立った。実際には,当日雨が降ることも考慮に入れ,一泊二日の旅に して,当日雨でも,翌日霧ヶ峰散策が可能な行程を組み,しかも長野新幹線の佐久平から 帰ることにした。従って,この記事は,帰路 の部分が空想なので,仮想「霧ヶ峰日帰りの旅」といえようか。

そのこつは,上諏訪でなく茅野でのバスへの乗り換え。上諏訪からのほうが近いのだが, 接続が悪く2時間近くをロスする。茅野からだと5分の待ち合わせで,茅野→白樺湖→ 「車山高原」行きの諏訪バスをつかまえることができる。

「車山高原」は白樺湖と車山の中間(車山東側),1,500〜1,600メートルの場所に開発された スキー場で,車山山頂(1925メートル)近くまでリフトが開通している。
リフトで10分,頂上間近まで高度を稼ぐと,ひんやりとした 空気が気持ちよい。

ころぼっくるひゅって前で

頂上を超え,直接西の肩(車山肩)経由強清水に下り上諏訪に出るか、 蝶々見山→物見山→八島湿原等をまわって強清水に出るかは, その日のお天気と体力との相談で決まる。

車山頂上からころぼっくる小屋まで30分〜40分。 ころぼっくる小屋から強清水まで30分といったところが標準タイム。
(せっかく霧ヶ峰まで来て,日帰りすることもあるまいが)

霧ヶ峰訪問はどの季節でもそれなりに良いが,6月のレンゲツツジ,7月のニッコウキスゲが ひろさんの好み。

ころぼっくる小屋では,コーヒーと生チーズケーキがお奨めだ。天気がよいとき, 小屋のテラスから車山、霧ヶ峰湿原,蝶々見山,物見山、八島湿原などを眺めていると, 高山は無いのだが,スイスに居るような錯覚に襲われる。

強清水から上諏訪に下りたら,片倉館の温泉で汗を流してから「はまかいじ」に乗りたい。
片倉館はJRの駅から諏訪湖寄り、徒歩6〜7分の所にある古い西洋館で, 片倉財閥のモニュメント。かなり昔から日帰り温泉で一般公開されていた。


諏訪バス п@0266-52-7155
ころぼっくるひゅって п@0266-58-0573
諏訪温泉組合 п@0266-52-7155
片倉館 п@0266-52-0604

地図;1:25,000地形図「霧ヶ峰」


片倉館について

霧ヶ峰

ひろさんが学生の頃(昭和30年代),夏山は上高地から穂高,春山は八方尾根から 唐松岳などというとき,帰路に上諏訪で下り,ころぼっくるひゅってに一泊し, 上諏訪で片倉館の10円風呂に入ってから帰京した。
日帰り温泉が今ほど流行っていない時代に,暇はあるが金の無い学生には,途中下車 をしても価値のある温泉だった。
今,片倉館は財団法人として建設時のままを保っている(らしい)。
パンフレットの写真を転載する。上諏訪駅からの道も,駅裏から直接行けるようになって, 徒歩6〜7分と短縮された(と電話での話)。 片倉館の温泉は底に細かな砂利が敷き詰めてあり, その間から湯がわき出る仕組みになっていた。
この日帰り温泉も350円になった。

片倉館の詳細は当ページ内「全国共同浴場」→「長野県」の 「上諏訪温泉・片倉館」を参照願いたい。


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