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伊東温泉・山喜旅館と伊東共同浴場巡り(山喜旅館) 伊東は首都圏から2時間ほどの温泉地で、海と山と温泉に恵まれた伊豆半島の入り口。 伊東には11ヶ所の共同浴場があるが、各浴場の開店時間が遅いので、泊まりがけでないと共同浴場巡りがゆっくり楽しめない。 幸い、宿泊料金の価格破壊が進行しており、伊東でも1万円を割るホテルや旅館が増えてきた。 その嚆矢が伊藤園ホテルで、よそも負けては居られない。 2005年の1月のはじめの連休に、急に旅行に出られることになって、伊東の共同浴場巡りを思い立った。旅館を探すと、山喜旅館が希望の宿泊料金にひっかっかった。 旅のはじめは宇佐美。 宇佐美は2004年10月に台風で大きな被害を受けた。 その翌日、被害を知らずに共同浴場巡りを企て、大半が停電で、休業だった。 宇佐美で昼食場所を探すのに苦労したが、「藤よし」という「うなぎや」さんがあり、結構なうなぎを頂いた。 共同浴場1・宇佐美ヘルスセンター時間を調節しながら、宇佐美駅に近い「宇佐美ヘルスセンター」に行ったが、時間ぎりぎりまで開店してくれなかった。 ヘルスセンターは名前に似合わない純然たる共同浴場。昔は2階で集会などもあったらしい。 折からの寒さで、浴室の窓が開けられず、レンズが曇って浴槽の写真の出来が悪かったが、お湯は期待通りで、「全国共同浴場巡り」の良い記事になること間違いなし。 宇佐美駅に戻り、伊東へ。 山喜旅館は松原町で、「松原浴場」にも近い。 このページのTop 共同浴場2・松原大黒天の湯松原浴場は、3時半の開店だが、ここも今日は時間きっかりまで開けてくれない。松原湯の常連さんは気さくに話をしてくれたが、家人いわく、女湯はロッカーも、カランも常連さん用が決まっていたとか?。 宿に着いて、すぐに「小川布袋の湯」、「岡布袋の湯」に向かう。 どちらも松原町を出て、松川を1.5キロほど遡ったところあたり。15分ほどの散策。 共同浴場3・小川布袋の湯最初は小川布袋の湯(おがわ湯)。共同浴場4・岡布袋の湯続いて岡布袋の湯(岡湯)。岡布袋の湯は南伊東に向かう道路をはさんで、松川寄りにある。 各共同浴場の入浴感想文、料金、営業時間、休日他の情報は当ページの 「全国共同浴場巡り」を参照願いたい。 このページのTop 山喜旅館共同浴場を満喫して山喜旅館に戻る。山喜旅館は海岸に近いが、路地を入ったところで、国道の騒音は感じられない。 玄関に正月用の飾りが季節感を出しており、 昭和15年に建てられたという建物は年期が入っているが十分現役で、衣装葉ロッカーの釣り具の支えが木製だったり、廊下の窓のレールが木製だったりするところが大感激。 (山喜旅館の温泉分析書) 山喜旅館のお湯は食塩泉で塩辛い。 温泉分析書も木製の年代物が掲げられていた。 浴槽もかなり凝っていて、温泉が滝のように浴槽に降り注ぐ演出。 お湯の温度も適切で、長湯が可能だった。 お客の中に年輩者がいて、身体が若干不自由らしかったが、入浴から食事まで、40歳代前半の息子さんらしい人がつきっきりで面倒を見ていた。 もしかして、湯治場としての料金体系があるのかも知れない。 夕食は質も量も適切だった。 翌朝、早起きして散歩に仏現寺に行った。 仏現寺仏現寺までおよそ20分位か。仏現寺は親鸞が伊豆に流されたとき滞在した毘沙門堂跡で、仏現寺からは明けゆく伊東が輝いて見えた。 山喜旅館に戻って朝食。 朝食を終わって、することもなく、伊東駅からJRに乗った。 午前中に大船駅に着いた。 山喜旅館 へリンク このページのTop |
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蓮着寺と伊東の共同浴場再訪
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