Home日帰りの旅目次 >伊東温泉 2014

伊東温泉 2014

正月に伊東温泉の格安温泉ホテル・伊東園ホテルに泊まって七福神巡りをするようになって7年目を迎えた。 このホテルは開場以来、土日に関わらず一泊7800円という価格を守り続けている。

伊東温泉の七福神巡りもマンネリ化したので、何か目新しいことが無いか考えたが、良いアイデアがない。
ただ、東日本大震災の年に身内が下田の郊外に隠棲したので、下田まで行けば会うことが出来る。
で、下田まで直行した。下田では観光していないのでこの旅は報告内容が乏しい旅となった。

伊豆急線

2013年の10月に、台風の余波の大雨で伊豆大島は大水害に見舞われた。
伊豆急は、線路が海辺を走るのは稲取から先なのだが、この日は伊豆大島がよく見え、大きな島影が望遠出来た。

(伊豆急から見た伊豆大島)
伊豆急から見た伊豆大島


下田駅で今乗ってきた踊り子号の写真を撮り、迎えの車を下田駅で待った。

下田駅は観光地の駅前らしく、路線バスとタクシー乗り場は充実しているが、駅正面は到着したバスと自家用車が雑然と混雑している。

(特急踊り子号)
(下田駅正面)
特急踊り子号
下田駅正面

(温泉の記念碑)
(アロエの花)
温泉の記念碑
アロエの花


迎えの車はワンボックスカーで車高が高く快適だった。

途中、田牛(とうじ)のサンドスキー場と絶景の海の景色を見せてもらうために下車したが、風が強く観光客もほとんど居ない。

このページのTop

田牛(とうじ)のサンドスキー場


スキー場は、薄茶の砂が岩場にへばりついた形になっており、急斜面だったが、雪ほど摩擦係数が少なくないので、滑るのにかなり手で子がなければならないとのこと。
夏場は混むのだろうか?。

(田牛(とうじ)のサンドスキー場)
田牛(とうじ)のサンドスキー場

(サンドスキー場から海を望む)
サンドスキー場から海を望む


絶景スポットから海を眺めた後、弓ヶ浜を車内から見て、内陸に入り共同浴場みなと湯前を通って目指す家に着いた。
隠棲した身内と昼食を摂りながら歓談し、また下田駅まで送ってもらった。

このページのTop

下田からはリゾート21の黒船号

下田駅から伊東駅までは、特急踊り子と各駅停車が選べたが、各駅停車がリゾート21型の黒船号だったのでこちらを選んだ。

この列車は、運転席と車掌席の後ろ側がひな壇になっているほか、客車は海側に向いた席が横に並び、車中から海を見ながら乗車できるというユニークな車両で、1986年に鉄道友の会からブルーリボン賞をもらっている。

(黒船号)
(鉄道友の会ブルーリボン賞エンブレム)
黒船号
鉄道友の会ブルーリボン賞エンブレム

(黒船号からの車窓風景)
黒船号からの車窓

(黒船号からの車窓風景)
黒船号からの車窓


この電車は、ひな壇座席に乗るといつもわくわくする。
前方の他、左右も視界がきくし、下田までかなりの頻度で乗っているので景色の展開が予想できるからだが、今回は陸側からは夕陽が差し込み写真には向かなかった。

このページのTop

伊東駅から伊東園ホテル松川館へ

伊東園ホテルへ行くには、駅前を江戸屋(パン店)角を左折して湯の花通りを進み、アーケードのあるキネマ通りを直進する。

途中、和菓子の「にし村」で温泉饅頭などを買って伊東園ホテル松川荘に着いた。

(和菓子のにし村)
(各種温泉饅頭)
和菓子のにし村
各種温泉饅頭


伊東園ホテル松川館

伊東園ホテル松川館は第一号の伊東園ホテル(創業館)の近くで、伊東園ホテル別館と並んでいる。
かなり後から伊東園ホテルグループに仲間入りしたが、元は高級旅館だったと思われる。
バス道を地下でつなぎ、大和館も同じ運営にして、お風呂は地下道を歩いて入りに行く仕組みになっている。

(伊東園ホテル松川館)
(同館中庭)
伊東園ホテル松川館
同館中庭


夕暮れが近かったが、この日は共同浴場の小川布袋の湯に行こうと考えていたので、荷物を部屋に置くと大急ぎでホテルを出た。


弥生町の赤丸ポスト

前回伊東に来たとき、バスから見ていたのだが、西小学校を過ぎた辺りに赤丸ポストがあった。
で、小川湯に向かうためにバス道を歩き、そのポストを見つけたのだが、思った通りの場所だったのでカメラを向けた。
この道には、西小学校前一箇所(桜木町のバス停脇)に赤丸ポストがあり、2百メートルほど離れて、手打そば処の「手打庵」の前にあるのだから、伊東は赤丸ポストの宝庫と云わざるを得ない。

(弥生町の赤丸ポスト1)
弥生町の赤丸ポスト

(弥生町の赤丸ポスト2)
弥生町の赤丸ポスト

このページのTop

小川布袋の湯

バス通りから小川湯に行くには山側に向かって3百メートルほど歩く。

小川湯はアパートみたいな建物の一階にあり、「小川温泉施設利用協同組合」が運営している。この形態は典型的な共同浴場と云える。
建物正面には布袋尊の石像が安置されている。

(小川布袋の湯)
(布袋尊石像)
小川布袋の湯
布袋尊石像


番台は昔ながらの内向きで、脱衣場内には木のロッカーとアナログの体重秤が置いてあり昭和の面影が濃い。

建物の構造からか、天井が低く浴槽内は湯気がこもるが、浴槽に浸かるとぬるめのお湯が心地良く、とても良くあたたまる。

(脱衣場)
(浴槽)
脱衣場
浴槽

お湯から出てほてる身体を冷ましていると、モデルになったおじさんも出てきていろいろと話をした。

伊東市の共同浴場の内、特に好きなお湯は新井の湯、小川湯、鎌田湯あたりだと話すと小川湯の自慢話をしてくれたが、他に、背中の手術跡をひろさんに見せて、食道がんの切除をJ天堂大学でしてもらい、既に7年が経過したが元気で過ごしているのは同大学の先生のお陰だとありがたがっていた。

このページのTop

伊東園ホテルの夕食

伊東園ホテルの食事はバイキング。

松川館の場合は食堂がやや小さいので、二部制となっているとかで5時半からの食事を選んだ。次の部は7時からとのこと。

やや遅れて食堂に着くと食材の前の人の列は少なくなっており、比較的自由に選ぶことが出来た。

(食堂の様子)
食堂の様子

私たち夫婦は、だいたい相方の好みも判るので、トレイに二人分の食材を選んで席に持ち寄ることにして別々のテーブルに向かいその日食べるものを集める。
以下がその結果。

(この日のメニュー)
この日のメニュー

他に、アルコールの飲み放題は生ビールでこれは自動サーバーが面白く、また食事はこの日は巻き寿司の実演をやっていたので鉄火巻きやカッパ巻き等にした。

(ビールサーバー)
ビールサーバー

(手巻きの実演)
(出来上がり)
手巻きの実演
出来上がり

7時までゆっくりと食事を味わい、去り際に手巻き実演をしていた板長さんに話を聞くと、こんな時代になって自分の力を十分に発揮できない業界を嘆いていた。
伊東でも、伊東園ホテルの他に大江戸温泉物語も開業し、伊東のシンボルだった旅館が新館と経営を分離した話をしていた。

このページのTop

第二日目

帰路へ

第二日目は特段の話はない。

このホテルは浴槽が地階にあり、また湯気が多く写真には不向きだし、昨年の訪問時の旅行記に写真を掲げたので省略したいし、朝食も特段珍しい物はなかった。

湯の花通りのお湯掛け七福神の石像も、江戸屋前と土産物屋前の写しやすい石像だけになった。

(寿老人)
(弁財天)
寿老人
弁財天


(特急踊り子)
特急踊り子


特急踊り子号は指定席が無くても十分席が取れ、伊東駅から大船駅までは1時間とちょっとの所要時間なので昼前には自宅に帰り着いた。

このページのTop



(若干の情報)

場所電話
伊東園ホテル松川館
0557-37-3100
お湯かけ七福神
 


日帰りの旅目次ボールNext 伊東温泉七福神巡り2013
ボール Homeに戻る。